【最新版】沈香の香水ってどんな香り?おすすめ人気商品とあわせて紹介

コラム

香水の香りにはいろいろありますが、沈香の香りの香水はあるのでしょうか。
そもそも沈香がどんな香りなのか、具体的に知っていますか?
沈香はお香のイメージが強い人が多いかもしれませんが、香水として使いたい人もいますよね。
同じようなお香っぽい香りだと、白檀がありますが、沈香となにが違うのでしょうか。

また、沈香の香りがする香水を選ぶ場合、押さえておきたいポイントを知っておくと便利です。
ほかにも、具体的におすすめな沈香の香りがする香水も知りたいですよね。
そこで今回は、沈香の香水はどんな香りがするのか、白檀の違いやおすすめな香水とあわせて紹介します。

読み方は?香水にも使われる?「沈香」ってそもそもどんなもの?白檀の香りとの違いも解説

沈香とはどんなものなのか、白檀との違いとあわせてくわしく説明します。

香水の香りにも使われる沈香ってどんなものなの?お香によく使われる?

沈香は、ベトナムや東南アジアなどの熱帯地域の沈丁花科アキラリア属の木が元になっている香木です。
木になんらかの外的要因により傷つくと、傷を修復するために樹液が分泌されます。
樹液は固まると樹脂に変化し、その樹脂は長い年月をかけて変質すると、特有の香りを放つようになります。

蓄積された樹脂からなる香りの成分によって、樹脂のできた木は通常の木よりも重く、水に沈むのが特徴です。
沈香の名前は、水に沈む香木が由来になっています。

人工的に沈香を生み出すのは難しく、天然の沈香ができるまでには、50年以上かかるとされています。
とても貴重な香木は、お香の原料として使われる香りです。

沈香と白檀の香りの違いは?

白檀も香木の一種ですが、沈香とは違うものになります。
そもそも原料となっている木が違ってくるため、香りも違ってきます。

白檀は甘みのあるウッディ調の香りが特徴で、お香の香りとも表現されるのが特徴です。
また、沈香とは違い、幹の部分から白檀特有の香りを発しているのも特徴になります。

沈香の香りがする香水を選ぶポイントは?

貴重な香木ということもあり、天然の沈香を使用した香水は基本的にはありません。
沈香の香りを表現した香水が主になるため、まずはどんな香りの沈香になっているのか、確かめましょう。

使われている香料や香りの流れをチェックしたり、口コミを調べることで、具体的な香りを確かめられます。
とくに口コミを読むのはおすすめなので、実際に香水を使用した人の意見を、客観的に取り入れてみましょう。

また、お店のテスターを使うことで、さらに具体的な香りをチェックできます。
その場合は、肌なじみや香りの立ち方をチェックするために、素肌に付けて香りを確認するのがおすすめです。

【ジェイセント・香彩堂】男性・女性におすすめ!沈香の香りがするおすすめ香水を紹介

沈香の香りがするおすすめ香水を、くわしく紹介します。

針葉樹の香りの中に沈香や花々の甘さが重なる香水「OSAJI Jinkou〈沈香〉」

引用:Amazon

こちらは、針葉樹のツンとした香りの奥に、沈香や百合、スズランのしっとりした甘さが重なる香水です。
ラストにはムスクやバニラなどの濃厚な芳しさがアクセントに添えられ、柔らかな香りが漂います。

甘すぎずくせもなく、幅広い人が使いやすい沈香の香りが特徴です。
ほんのり甘さのあるリラックスできる香りで、森林の中にいるような香りがします。

柔らかくてくどさがない落ち着く香水のため、幅広いシーンで使いやすいのもポイントです。
プライベートからビジネスまで使えるだけではなく、夜のリラックスタイムに使ったり、寝香水として使うのもおすすめです。

珍重された優雅で貴重な香り「ジェイセント W02 沈香 Agarwood オードパルファン」

引用:Amazon

こちらは、透明感のあるオレンジピールがシナモンスパイスと交わり、ほのかに甘く深みをもたらした香りの香水です。
ウッディアンバーと出会い、上品でモダンなウードに仕上がったミステリアスな香りになります。

ジェイセントは世界に誇れる日本の美意識や独特な伝統、文化、今を生きる日本人の暮らしに溶け込んだ香りを表現した香水を作っているブランドです。
メイドインジャパンの香水ブランドとして、日本人の記憶に残る情景を呼び起こしてくれる香りが特徴です。

トップノートはオレンジピール、シナモン、ミドルノートがシダー、ベチバー、ラストノートがサンダルウッド、アンバー、ムスク、パチュリになります。
森林にたたずむお寺から漂うような香りは、独特な優雅さと上品さがあります。

沈香の香りを表現した練り香水「香彩堂 練り香水 沈香」

引用:Amazon

こちらは、重厚な甘さと爽やかさを持ち合わせた沈香をイメージした練り香水です。
主にベトナム、東南アジアで採取される樹脂を含む貴重な高木である沈香の癒される香りを楽しめます。

練り香水は通常の香水よりも香りが控えめで、アルコールフリーなのが特徴です。
肌の弱い人でも使いやすく、香水を使いづらいシーンでもつけやすくなっています。
そのため、あまり香水を使い慣れない人にもおすすめなので、沈香の香りが好きな人は使ってみて下さい。

包容力のある優しい甘さが特徴の練り香水は、男女問わず使いやすい香りです。
普段は香水を使わない人も、そっと手首などに塗るだけで、安らぎの時間を楽しめます。

樹木のほのかな甘さを感じる香り「武蔵野ワークス 沈香」

引用:武蔵野ワークス

こちらは、沈香の香りをヘッドスペース法により分析し、再現した香水です。
香水として使いにくい部分に調香を施し、樹木の仄かな甘さを感じさせる香りで、重厚感のあるウッディノートが特徴になります。

トップノートがシトラス、ヒヤシンスなど、ミドルノートがアンバー、ヒヤシンスなど、ボトムノートがアンバー、沈香などです。
静けさの中に漂う力強さと重厚感は、男性だけでなくシャープな印象を演出したい女性にもおすすめです。
また、和服にも似合う香りなので、着物などを着たときにまとってみてください。

意外と値段が安いものも!沈香の香りがする香水はメンズ・レディース問わず使いやすくておすすめ

沈香の香りは香木としても使われることから、日本でも昔から親しまれてきた香りです。
原木の種類によって沈香自体の香りは変化し、甘みや酸味、辛み、塩味、苦味などいろいろな香りが混ざっています。
原木によっても香りが違ってくることから、一言で香りを表すのが難しい香料でもあります。
樹脂の香りになるため、全体的には甘さのあるウッディ系の香りが特徴です。

また、自然の神秘的な偶然によって生み出される香りということもあり、とても奥深い香りになっています。
沈香を表現した香水も、商品ごとに香りが変わってくるので、事前に香りをくわしくチェックしておきましょう。
仄かな香りを楽しみたいなら、練り香水やお香を利用するのもおすすめです。
香水ごとの特徴は、口コミを調べたり、お店のテスターを使ってみると分かりやすく、香水選びに失敗しにくくなります。
今回紹介したことを参考に、沈香の香りがする香水を試してみてください。

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