香水には多種多様な花々が使われていますが、“フローラルの香り”というと女性らしく華やかな印象をもつ方が多いのではないでしょうか?
しかし今回ご紹介するフリージアの花の香りは甘さはありつつ爽やかさもあり、メンズ香水でもよく利用されています。
また、フリージアの香りには緊張感をほぐしてくれるような心地よさが感じられ“一度使うとなかなか他の香りに変えられなくなる”なんて方もいるそうです。
そこでこの記事では、フリージアのおすすめ香水をプチプラ部門と人気ブランド部門に分けランキング形式でご紹介!
レディースだけでなくメンズに人気の商品もご紹介していきますので、気になる商品があるかぜひチェックしてみてくださいね。
そもそもフリージアの香水ってどんな香り?
フリージアは、3月中旬〜5月に開花するアヤメ科のお花です。
見た目がアヤメや水仙に似ていることから、日本では菖蒲水仙(アヤメスイセン・ショウブスイセン)などと呼ばれることもあります。
お花の色は白や黄色の他、ピンク・紫などさまざま。
色によって香りが違い、白い花はキンモクセイに似た甘い香り・黄色い花はフルーティで甘酸っぱい香りがします。
どの色のフリージアも上品な甘さで、やさしい気持ちになれるような心地よい香りが特徴です。
リラックス感があり、凝り固まった頭や体の緊張感がホッとほぐれるような感覚になる方も多いはず。
寝つきの悪い時に使うのもおすすめですよ。
また、フリージアは香水の香料として人気があり、よくレディースの香水に使われていますが、実はメンズにもおすすめの香りです。
甘過ぎずスッキリしているので使いやすく、包容力や温かみのある男性像を演出してくれるでしょう。
【プチプラ編】フリージアの香水おすすめランキング6選を紹介!
それではまず、プチプラで楽しめるフリージアの香水ランキング6選をご紹介していきましょう!
【第1位】ジルスチュアート/オードフィグ&フリージア ローラーボール
花の香りをメインに、スイートな可愛らしさの中にほんのり大人の色気を表現しているジルスチュアート。
そんなジルスチュアートで人気の「オードフィグ&フリージア ローラーボール」は、トロンとしたミルキーなフィグ(イチジク)の実と爽やかなフリージアが混じり合う、軽やかでありながらどこか凛とした印象の香水です。
オードフィグとフリージアのやわらかな香りは心を解き放ち、心地よいリラックス感を与えてくれるよう。
プラムや桃の爽やかなフルーティさで、夏に付けても重くなりません。
女性らしさや透明感があり、男女ともに好感をもたれる香りとなっています。
ローラーボールなので量の調節がしやすく、スリムなボトルで持ち運びに便利なところもうれしいポイントです。
【価格】10ml/1,980円
【第2位】武蔵野ワークス/ホワイトフリージア
武蔵野ワークスは、日本人の体質・日本の気候に合わせた淡くやさしい香りが揃うフレグランスブランド。
白檀や金木犀などさまざまな香りが揃う中、香りの高い白いフリージアを楽しめる「ホワイトフリージア」も人気を集めています。
ホワイトフリージアの特徴は、甘美なシトラスフローラルで若々しさが感じられる点。
透明感があり、まるでホワイトフリージアの花束を抱えているようなリアルな香りを楽しめますよ。
トップは、グレープフルーツやレモン・マンダリンなどの柑橘類にグリーンノートを合わせた爽やかな香りから始まります。
ミドルからは、フリージアをはじめとした透明感のある花々に涼やかなオゾンノートがプラス。
ラストはローズが上品で華やかな余韻を与えます。
全体を通してシトラスのフレッシュさが感じられ、スッキリした印象です。
4mlのミニボトルが展開されていますので、まずは自分の肌でゆっくりと香りの変化を確かめてみてくださいね。
【価格】4ml/790円・25ml/4,730円
【第3位】ヤードレーロンドン/フリージア&ベルガモット オードトワレ
1770年創業のヤードレーロンドンの香水は、イギリスの美しい花々にインスパイアされた優雅で品のある香りが魅力。
手に届きやすいプチプラ価格ながら、英国王室御用達にも選ばれ2つの紋章を獲得している由緒あるブランドです。
そんなヤードレーロンドンの人気香水「フリージア&ベルガモット オードトワレ」のトップは、ベルガモット・レモン・マンダリン・サイプレスが香り立ち、爽やかで軽やかなシトラスフローラルから始まります。
その後時間が経つにつれて、フリージア・スズラン・ジンジャー・ペッパーを組み合わせ、活気に満ちたアロマティック・フローラルのミドルへ。
ラストはサンダルウッド・ムスク・アンバーの温かい余韻が、官能的な雰囲気を醸し出します。
【価格】125ml/3,187円(※2024年10月現在の楽天市場での価格です)
【第4位】エリザベス アーデン/グリーンティ シトロン フリージア オードトワレ
エリザベス アーデンは、美と健康をテーマにしたアメリカ発のコスメティックブランド。
日本では実店舗がありませんが、ロフトやドン・キホーテで取り扱っていることがあります。
「グリーンティ シトロン フリージア オードトワレ」を一吹きするとまず広がるのが、グリーンティの爽やかな香りです。
そこへベルガモット・マンダリンオレンジ・レモングラスなどシトラスの生き生きとした香りがプラス。
時間経過とともに、レセダの花やジャスミンサンバックの香りと、フレッシュで甘いフリージアのフローラルノートがゆっくりと立ち上ります。
わずかに香るブラックペッパーのピリッとしたスパイシーさもアクセントに効いていますよ。
ラストはホワイトバーチ・ムスク・メイトアブソリュートがフローラルのハーモニーを引き立て、フレッシュさとスパイスの心地よいバランスが楽しめます。
スッキリした爽やかなシトラスとフリージアの穏やかな甘さがユニセックスな印象で、パートナーとお揃いでつけられる香りです。
【価格】100ml/2,470円(※2024年10月現在の楽天市場での価格です)
【第5位】マッセモリー/オードトワレ スウィートフリージア
“毎日、手軽に使えるプチプラコスメ”がコンセプトのマッセモリー。
そんなマッセモリーの「オードトワレ スウィートフリージア」は、甘酸っぱくフレッシュな香りが特徴の香水です。
トップは酸味や苦みのある大人っぽいブラックベリーに、フレッシュなレモン・ペアーが爽快感をプラス。
ミドルではフリージアの心地よい甘さや、ピオニー・ローズの華やかさが加わります。
ラストはサンダルウッド・アンバー・ムスクの落ち着いた香りで、ゆったりとした余韻を堪能できるはず。
プチプラでありながら繊細な香りの変化を楽しめ、香りの持続力もあるのでコスパ抜群のおすすめ香水です。
【価格】50ml/748円
【第6位】ボディファンタジー/ボディスプレー フリージア
バラエティー豊かな香りのラインナップで、世界中から愛されているフレグランスブランド「ボディファンタジー」。
プチプラで、気軽に持ち運べるサイズなのでさまざまなシーンで香りを身に纏えます。
「フリージア」は、ジャスミンやガーデニア(クチナシ)が入った、やさしく少し甘めのフリージアの香りが魅力的。
ほんのり色気もあり、女性らしい大人っぽい雰囲気を楽しめますよ。
ボディスプレーなので持続力は長くないですが、気軽につけて気分転換するのにピッタリの一品です。
夏に軽やかに香りを楽しみたい方にもおすすめですよ。
【価格】50ml/1,599円(※2024年10月現在の楽天市場での価格です)
【人気ブランド編】フリージアの香りの人気香水ランキング6選!
続いて、人気ブランドから販売されているフリージアの香水ランキング6選をご紹介していきます。
【第1位】SHIRO/フリージアミスト オードパルファム
ナチュラルで洗練された香りが揃う、日本発の自然派コスメティックブランド「SHIRO」。
そんなSHIROの香水の中でも、高級ラインとして展開されているのが“SHIRO PERFUME”です。
SHIRO PERFUMEでは、水の代わりに木頭柚子とエゾヨモギの蒸留水を使用することで、より奥深い香りを実現。
その他の素材も、ワンランク上の厳選されたもののみを使い、贅沢でウットリするような香水が揃っています。
「フリージアミスト オードパルファム」は、フラワーマーケットをイメージした清潔感のある香りが特徴。
SHIRO PERFUMEのフレグランスラインの中でも、一番人気を誇る一品です。
一吹きするとまず、フレッシュで爽やかなベルガモットと、可愛らしいアップル&アプリコットのジューシーな香りが香り立ちます。
そしてそこに、すっきりとしたグリーンノートや可憐な花の香りがゆっくりと混じり合っていきます。
その後は時間の経過と共に、フリージアの甘く清潔感のある香りがはっきりし始め、ラストにかけてムスクと混じり合い深呼吸したくなるようなまろやかさに変化。
季節やシチュエーション問わず使いやすい、万能香水として大活躍してくれますよ。
【価格】50ml/11,203円・100ml/16,005円
【第2位】ジョーマローン/イングリッシュペアー&フリージア
ジョーマローンの「イングリッシュペアー&フリージア」は、香水人気ランキングでも常に上位をキープし続けている大人気の商品。
イギリスの果樹園で収穫されたペアー(洋梨)の甘くみずみずしい香りを、白いフリージアのやさしく清楚な香りでふわっと包んでいます。
ラストでは墨の香りに似たパチョリや、アンバー・ウッドの温かみのある香りが現れ、落ち着いた大人っぽい雰囲気も楽しめますよ。
また、コロンなので香り立ちが軽く、使いやすいのもうれしいポイント。
付けてすぐはややツンとした香りを感じる方もいるようですが、時間と共にどんどんやさしく心地よい香りへ変化していきます。
【価格】30ml/11,880円・50ml/16,940円・100ml/23,650円
【第3位】サンタマリアノヴェッラ/フリージア
世界最古の薬局としても知られるイタリア・フィレンツェ発の「サンタマリアノヴェッラ」は、香りの芸術と称される香水が揃う唯一無二のブランドです。
そんなサンタマリアノヴェッラから展開されている「フリージア」は、慎ましやかで清純なフリージアが咲き誇る庭をイメージして作られているそう。
どこか懐かしく、温かい気持ちにさせてくれる不思議な魅力を持った香水です。
その香りは、トップから甘く清楚なフリージアが広がり、そこへスミレとセンティフォリアローズの可憐で上品な香りが絶妙なバランスで重っていきます。
ラストではアイリスとやわらかなムスクが穏やかに包み込み、まるで陽だまりのように心地よい温もりを感じさせてくれるでしょう。
ほんのり甘くパウダリーさがあるので、石けんのような清潔感も感じられるはず。
ユニセックスな香りでクセがなく、メンズにもぴったりの香水となっています。
【価格】50ml/15,400円・100ml/22,000円
【第4位】ディプティック/オードトワレ オフレジア
ディプティックは、フランス・パリ発の大人気フレグランスブランド。
香りに興味のない方でも、この洗練されたデザインの香水やキャンドルを見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
ディプティックの「オードトワレ オフレジア」は、フランス北部に位置する歴史ある街“ノルマンディー”の海岸の庭からインスパイアされた香水です。
その香りは、植物が群生する中にひっそり佇む可憐なフリージアを再現したそう。
ブラックペッパーのややピリッとしたスパイシーな香りに、やさしいホワイトフリージアとカーネーションが混じり合います。
また、ラストに香る上質なウッドやムスクの大人っぽい余韻も印象的。
穏やかに香りが立ち、フローラルを絶妙なバランスで包み込んでくれます。
全体的にお花の香りが前面に感じられ、お花屋さんの前を通ったときのように、生花そのもののいい香りを楽しめますよ。
【価格】100ml/23,100円
【第5位】ランバン/エクラ ドゥ フルール
ランバンと言えば紫の丸いボトルの「アルページュ」が有名ですが、そのアルページュの新シリーズとして誕生したのがこの「エクラ ドゥ フルール」。
光と花に囲まれ、リラックスした楽しい時間を過ごす女性たちをイメージしたそうです。
一吹きするとまず、みずみずしいペアーからスタート。
その後フリージアの甘く清楚な香りが加わり、ローズやジャスミンのフローラルと共に華やかに香り立ちます。
ラストはホワイトムスクの清潔感溢れる香りで包まれ、幸福感たっぷりの明るい香りで満たされるでしょう。
【価格】50ml/3,680円(※2024年10月現在のヤフーショッピングでの価格です。)
【第6位】メゾンマルジェラ/レプリカ フラワーマーケット
パリ発のファッションブランドである「メゾンマルジェラ」は香水も人気アイテムの一つ。
人気の“レプリカシリーズ”の中でフリージアの香りが楽しめるのが「レプリカ フラワーマーケット」で、活気に満ちたパリのフラワーマーケットをイメージして作られています。
その香りは、茎を切ったばかりの繊細でフレッシュな花々が思い起こされ、まるで大きな花束を抱えているような気分になれるはず。
ジャスミンやチュベローズといったフレッシュでみずみずしいフローラルグリーンの中に、甘く繊細なフリージアがそっと香ります。
ラストにはオークモスやシダーウッドの落ち着き感が顔を出し、深い安らぎを与えてくれるでしょう。
クセが少なく香り立ちがやわらかいので、さまざまなシチュエーションに馴染みやすいですよ。
【価格】100ml/23,540円
【shiro・ジョーマローン・サンタマリアノヴェッラなど】おすすめのフリージアの香水をチェックしてみよう!
フリージアの香りが楽しめるおすすめ香水を、プチプラ編・人気ブランド編に分けて6選ずつご紹介しましたが、気になる商品は見つかりましたでしょうか?
上品でやさしい甘さ・ほどよい爽やかさのあるフリージアは、クセがないのでどんなシチュエーションでも使いやすく、万能香水として活躍してくれるはず。
自分の肌から自然といい匂いがしているかのようにしっくりと馴染むフリージアの香りを、ぜひ試してみてくださいね!