基本的に香水のボトルはスプレータイプですが、どうやって付けるとうまく香りをまとえるのでしょうか。
付け方や使い方はどの香水でも同じなのか、香水によって違いがあるのか、気になることが多いですよね。
香水の種類や環境だけでなく、男女によっても付け方は変わるのか、気になる人が多いのではないでしょうか。
また、香水のスプレーボトルを小分けにして持ち歩きたいときには、詰め替える必要がありますよね。
どうやったらうまく香水を詰め替えられるのか、用意したいアイテムや手順もおさえておくのがおすすめです。
ほかにも、スプレータイプの香水以外にもロールオンタイプの香水はどうやって使えばいいのか、スプレーボトルが壊れたときの対処法などもおさえておくと安心です。
そこで今回は、スプレーボトルの香水の付け方や壊れたときの対処法、詰め替えるポイント、ロールオンタイプのボトルの使い方などをあわせて徹底解説します。
スプレータイプの香水はどうやって付けるのがおすすめ?付け方や使い方を解説
香水の中でもスプレータイプのものの、おすすめな付け方や使い方を、くわしく説明します。
どうやって付ける?スプレータイプの香水のおすすめな使い方とは
香水のボトルで一番多い形状が、スプレータイプです。
とくにフルボトルの香水は、スプレータイプのものが多いです。
スプレータイプの香水は、液状の香水を噴射して肌などに付けて使います。
ふんわりと均等に肌に付けられるのが特徴で、片手でも手軽につけやすくなっているのが特徴です。
肌に付けて使う際には、体温が高めな太い血管の近くがおすすめです。
香水をつけるときには、肌を保湿した状態にしておきましょう。
肌に潤いのある状態で香水をつけることで、香りの持ちを少し良くできます。
また、香水は汗をかく場所に付けるのは避けましょう。
汗をかく場所に付けると体臭と香水の香りが混ざってしまうため、夏でも汗をかきにくい場所に付けるのがおすすめです。
ほかにも、日光が良く当たる場所は避けましょう。
香水をつけた場所に日光が当たると、肌にシミができる可能性があります。
清潔でしっとりと保湿した肌に、適量をつけて使うのがおすすめです。
同じスプレータイプの香水でも香水の種類によっておすすめな付け方は変わる!
スプレータイプの香水を使う場合、付ける場所や付ける量は香水の種類によって変わってきます。
香水は大きく分けると、香りの濃度ごとに4種類に分かれます。
一番濃度が高い種類がパルファン、二番目に濃度が高いのがオードパルファン、その下がオードトワレ、一番濃度が低いのがオーデコロンです。
香りは下から上に広がっていくもののため、香りの濃度が高いものを上半身に付けると香りがきついと感じやすくなります。
反対に香りの濃度が低いものを下半身に付けると、あまり香りを感じられないことが多いです。
そのため、香水をスプレーするときには、濃度ごとに付ける場所や量を変えましょう。
香りの濃度が高めのパルファンやオードとパルファンは下半身、香りの濃度が低めのオードトワレとオーデコロンは上半身に付けるのがおすすめです。
オードトワレの場合は控えめな香りを楽しみたいなら、下半身に付けてみてください。
また、パルファンは香りが強めということもあり、容器がスプレータイプではないこともあります。
スプレータイプ以外の容器の場合には、一滴たらすように使うのがおすすめです。
オードパルファンの場合は、ウエストや膝裏、足首に1~2プッシュして付けると、ほどよく香りをまとえます。
オードトワレを上半身に付ける場合には、手首や肘の内側、肩、デコルテ、首筋などに付けるのがおすすめです。
ワンプッシュずつ、香りの強さなどに合わせて場所を分けて適量つけて使ってみてください。
環境やシーンにあわせてスプレータイプの香水は使い方を変えた方がいい?
スプレータイプの香水の使い方は、環境やシーンによっても変えるのがおすすめです。
香水の種類を変えて調節する方法もありますが、オールシーズン使える香水の場合は、付ける場所や量を調節することで、さらに香りを魅力的にまとえるようになります。
例えば、オードパルファンの場合は香水を下半身に付けますが、夏にはワンプッシュだけつけ、冬には2プッシュに増やして香りをしっかりまとうのがおすすめです。
一年を通して使える香水でも、香りが広がりにくい冬だと夏と同じ量では、うまく香りが広がらないことがあります。
反対に、冬と同じ量の香水を夏に付けると、香りがきつくなりすぎることもあるので、注意しましょう。
ワンプッシュの量は基本的には変わらないので、プッシュする回数や付ける場所によって、香りを調節するのが簡単でおすすめです。
つける場所によって香りの広がり方が変わってくるため、ビジネスやプライベートなどのシーンに合わせて使い方を変えてみましょう。
男性・女性でスプレータイプの香水の付け方は変わる?香りに違いは出るの?
スプレータイプの香水は男性・女性で付け方は変わるのか、くわしく説明します。
量や付ける場所は?スプレータイプの香水は男女で付け方が変わるのか解説
基本的に、女性でも男性でも香水の付け方は同じです。
ただし、女性向け・男性向けで香りの傾向が変わってくるため、使い方を変えなければいけなくなることもあります。
性別よりも、まずは香水の種類を確認し、適切な量を適切な場所に付けましょう。
メンズ向けはさっぱりした香りが多いのですが、中には濃厚な香りや刺激的な香りのものもあります。
その場合は、香水の量を少なくしたり、あまり香りが広がらないように下半身に少量だけつけたりして、香りの広がり方を調節してみてください。
女性向けの香水は甘いものが多いだけでなく、香りが濃厚に感じるものも多いです。
甘さの強いフローラル系やグルマン系だと、場合によっては華やかすぎてビジネスシーンだと使いにくいものもあります。
その場合には、冬にだけ使ったり、下半身にワンプッシュだけして使うなどの工夫が必要です。
香水の使い方は性別よりも使う環境や使う香水の傾向が大切!
性別よりも、香水を使うときには環境や使うシーン、香水の香りの傾向の方が重要です。
どの季節で使うのか、使うシーンはビジネスなのか、プライベートなのか、どんな香りの香水を使うのかなどによって、香水をスプレーする場所や量が変わってきます。
例えば、プライベートなら華やかな香りをがっつりつけても問題ありませんが、ビジネスだと邪魔になることもあります。
季節によって湿度や気温などが変化し、香りの広がり方が変わってくるため、付ける量や場所を変えましょう。
メンズ向け・レディース向けの香水以外にも、最近はユニセックスな香りも人気があります。
それぞれの香水によって香りが変化するため、きちんと香りの甘さや強さを考えながら、スプレーしましょう。
ノズルやキャップの外し方は?香水のスプレーボトルからの移し方は?詰め替え方を解説
香水をスプレーボトルから移し替える方法を、くわしく説明します。
必要なものは?スプレーボトルから香水を移し替えるときに準備したいアイテムは?
スプレーボトルから香水を移し替えたいとき、準備したいアイテムは次の通りです。
- アトマイザー
- 詰め替え用ノズル
- 詰め替え用のじょうご
まず、香水のスプレーボトルから香水を詰め替える場合、詰め替え方によって必要になってくるアイテムが変化します。
スプレーノズルを利用する場合には、詰め替え用ノズルとアトマイザーを使った方法が便利です。
香水ボトルのスプレー部分のキャップを外し、詰め替え用ノズルをノズルに装着し、アトマイザーに詰め替え用ノズルを入れて、香水をプッシュしながら入れ替えられます。
また、スプレー部分のキャップが外せないときには、詰め替え用のじょうごを利用し、アトマイザーに入れ替えられます。
詰め替え用のじょうごをアトマイザーに入れ、円錐状になっている部分に香水をスプレーしながら詰め替えてみてください。
スプレーボトルタイプの香水の場合は、主にこの2つの方法で詰め替えられます。
香水ボトルの形状を確認し、詰め替えやすい方法で作業してみてください。
香水をスプレーボトルから詰め替えるときのポイントとは
アトマイザーに香水を詰め替える場合、香水ボトルの形状を確かめ、適切なアイテムを用意するのが大切です。
最近は100均でもアトマイザーは販売されていますが、きちんと香水ボトルの形状をチェックしてから購入しましょう。
スプレーキャップ部分が取り外せない場合、詰め替え用ノズルは使えません。
力を入れれば取り外せても、キャップの形状が変形する恐れもあります。
詰め替え用ノズルを使いにくい場合には、詰め替え用のじょうごを使用してみてください。
詰め替え用じょうごの場合、先が広がった円錐状の部分にスプレーして詰め替えますが、広がった部分が狭いと、スプレーしたときにこぼれてしまうことがあります。
アイテムを用意するときには、しっかり大きさをしっかり確かめるのも大切です。
ロクシタンや無印などの香水にはスプレーボトル以外にもロールオンタイプのボトルも!
スプレータイプ以外の形状の香水について、くわしく紹介します。
ロールオンタイプの香水って?スプレーボトルとなにが違うの?
スプレータイプのボトルだけでなく、香水にはこちらのようなロールオンタイプのものもあります。
ロールオンタイプの香水は、10mlや30ml程度の少量のものが多く、外出先でも手軽に使えるのが特徴です。
スプレータイプとは違い、ロールオンタイプは肌にロールオンの先についているボールを当て、転がすことで香水を付けられます。
香水の量を調節しやすく、ピンポイントで香水を付けられるのが、ロールオンタイプのメリットです。
また、ロールオンタイプではなくロールタッチタイプと書かれていることもあります。
どちらも同じように、口の部分についたボールを肌に付け、転がして香水をつけるタイプになります。
どんな人にロールオンタイプの香水はおすすめ?
こちらのようなロールオンタイプの香水は、基本的に少量サイズのものになります。
スプレータイプとは違い、リップのようにサッと塗って使えるロールオンタイプは、外出先での利用におすすめです。
そのため、家ではスプレータイプのフルボトルの香水を使い、外出先でロールオンタイプの香水を使う人もいます。
また、ロールオンタイプの香水はスプレータイプとは違い、線で香水を付けられるのがポイントです。
塗る範囲で香水の量を調節しやすく、付けすぎたり、周囲に香水が散らばることがないのもロールオンタイプのメリットです。
初めて香水を使う人で、付けすぎたり、服に香水が付くのを防ぎたい人は、ロールオンタイプを使ってみてください。
どうやって使う?ロールオンタイプの香水のおすすめな使い方を解説
スプレータイプの香水とは違い、こちらのようなロールオンタイプの香水は肌に塗って使います。
清潔で乾燥していない肌にロールオンタイプのボトルを転がし、香水をつけて使いましょう。
また、香水を塗った後は、こすって乾かすのではなく、自然乾燥させるのも大切です。
香水をつけた部分の肌をこすると、香りが代わってしまうことがあるので、注意しましょう。
塗った後は、肌が服に付かないようにし、自然乾燥させるのが大切です。
スプレータイプの香水ボトルが壊れた!100均のボトルに詰め替えても漏れる心配はない?
香水のスプレーボトルが壊れたときに、100均などのボトルに詰め替えてもいいのか、くわしく説明します。
100均のものでも大丈夫?香水のスプレーボトルが壊れたときの対処法は?
香水のボトルが壊れた場合、どこが壊れたかによって、対処法が変わってきます。
瓶が割れてしまい、中に残った香水を出したいときには、スポイトやじょうごを使って移し替えるのがおすすめです。
また、スプレー部分が壊れた場合にも、詰め替え用ノズルが使えなくなるため、別の方法を考えましょう。
スプレー部分が壊れたときには、香水のキャップやノズルを外して詰め替える必要があります。
その場合、無理やりキャップを引っこ抜いて、手を怪我しないように注意しましょう。
詰め替えるスプレーボトルは、100均のものでも大丈夫ですが、出来る限り頑丈なものを選ぶのが大切です。
とくに口部分やスプレー部分が丈夫なものを選び、ふたを閉めたり、プッシュしているときに壊れないように注意しましょう。
香水のスプレーボトルの選び方を解説
スプレーボトルを選ぶときには、容器の丈夫さをチェックするのが大切です。
見た目だけだと分かりにくいため、実際に手に取って触ってみたり、容器の口コミを読むなどして、確認しましょう。
また、残っている香水の量に合わせて容器を購入するのも大切です。
作業する際には、なるべく空気に触れないように手早く詰め替えるようにしましょう。
香水はメンズ向け・レディース向けどちらもスプレータイプが使いやすくて便利
メンズ向け・レディース向けの香水は、どちらもスプレータイプのボトルが多いです。
とくにフルボトルの香水はスプレータイプが多いため、使い方もあわせて事前に押さえておくのがおすすめです。
スプレータイプの香水は塗布できる部分が広いのが特徴で、空中に噴射してその下をくぐることで、ふんわりと全身に香りをまとえます。
つける場所や付ける位置を調節することで、香水を上手く使えるようになります。
また、香水のボトルはスプレータイプ以外にもロールオンタイプもあるので、あわせて使い方をおさえておきましょう。
ロールオンタイプのものは線で香水を付けられるため、服に付いたり、周囲に香りをまき散らしにくくなるのがメリットです。
今回紹介したことを参考に、スプレータイプの香水の使い方をマスターしましょう。