今回は、香水の調香師について調べてみました。
調香師になるためには、どこで学べばいいのか、また、就職や独立についてもご紹介します。
香水の調香師ってどんな仕事?
そもそも、香水の調香師とは、どのような仕事なのでしょうか。
調香師とは、香料を組み合わせて新しい香りを作り出す香りのスペシャリストです。
パフューマーとも呼ばれており、香水だけではなく、柔軟剤や入浴剤、シャンプー、洗剤など幅広い製品にも調香師が携わっています。
【ルイヴィトン・クロエ・シャネル・エルメス・マルジェラ・ZARA】有名ブランドの調香師をご紹介
では、ここからは有名ブランドの調香師についてみていきましょう。
一流の調香師は、名前を聞いたことがあるという方も多いはず。
調香師の名前から、香水を探してみるのもおすすめですよ。
ルイヴィトンには専属調香がいる
現在のルイヴィトンの専属調香師は、ジャック・キャヴァリエです。
代表作には、ルイヴィトンのローズデヴァンやブルガリのプールオムなどがあります。
クロエ オードパルファムの調香師は2人
クロエの代表作と言われているクロエ オードパルファムの調香師は、ミシェル・アルメラックとアマンディーヌ・クレーヌ・マリーです。
クロエは香水によって調香師が異なるので、好きな香水の調香師を調べてみるのもいいでしょう。
シャネルの調香師の代表作をチェック
シャネルで2015年まで専属調香師をしていたのは、ジャック・ポルジュです。
ココやアリュール、チャンスなどの香水を生み出しました。
エルメスの初代専属調香師は?
2004から2017年まで、エルメスの初代専属調香師として活躍したのがジャン・クロード・エレナです。
ナイルの庭をはじめとする庭シリーズを手掛けました。
マルジェラの人気香水の調香師をご紹介
マルジェラのレプリカシリーズで人気の高いレイジーサンデー モーニングを調香したのは、ルイーズ・ターナーです。
他にも、ミスディオール ブルーミングブーケを手掛けています。
どれも好感度の高い香りで、年齢や性別を問わず、多くの方に愛されている香水です。
ZARAは人気調香師とコラボすることも!
ZARAの香水は、様々な調香師によって作られています。
以前販売されていたサイレントフラワーズシリーズは、ジョー・マローンが手がけていたこともあり、発売するとすぐに人気となりました。
調香師になるには?大学や年収も調べてみた
では、調香師になるには、どのような勉強が必要なのでしょうか。
調べてみると、調香師になるために、必要な資格はありませんでした。
ただ、調香に必要な香料の知識は化学や薬学に似ているため、高校や大学では理系の勉強をしていた方がいいかもしれません。
もちろん、文系の大学を出ているからといって調香師になれないわけではないので安心してくださいね。
しっかりと調香について学びたいなら、専門学校に入学するのもおすすめです。
日本の専門学校で学びながら、香水の本場であるフランスへと海外留学し、より深く調香を学ぶというのもいいでしょう。
調香師の年収ってどれくらい?
しっかりと調香について学んだら、すぐにでも調香師として独り立ちしたいという方もいるのではないでしょうか。
しかし、まずは調香師として企業へ就職するのがおすすめです。
化粧品会社や香料会社、食品会社などで実践経験を積むことで、学ぶだけではわからなかった調香の様々な知識を得られるはず。
調香師の平均年収について調べてみると、経験年数や雇用形態にもよりますが、だいたい400〜600万円程度のようです。
人気調香師として香水ブランドを立ち上げた場合は、もっと年収が増えることもあるでしょう。