【結婚式×香水】失敗しない選び方とマナー|花嫁・新郎・ゲスト別おすすめフレグランス

コラム

はじめに、結婚式は人生で最もフォーマルかつ記憶に残るセレモニーです。
香りは目に見えないドレスコードであり、選び方を誤るとマナー違反になりかねません。
本記事では、メンズ・ゲスト・花嫁・親族まで役立つ情報を過不足なく解説します。

結婚式で失敗しない香水マナー

  • つける量は人と距離を取ってもほのかに感じる程度が基本です。
  • 披露宴会場は密閉空間になりがちなので重ね付けや付け直しは控えめにしましょう。
  • 料理を邪魔しないように甘すぎない・スパイシーすぎない香調がおすすめです。
  • 和装の場合は帯や着物を汚さないよう衣服の上からスプレーしないことが大切です。

花嫁にふさわしい香水選び

花嫁は会場の主役だからこそ「清潔感」「幸福感」「透明感」を意識しましょう。

  • トップノートはシトラスやピオニーなどフレッシュ系。
  • ミドル〜ラストはホワイトフローラルやムスクで柔らかく。
  • 髪の毛やベールの内側にワンプッシュで動くたびに香りが広がります。

新郎(メンズ)の香水選び

新郎はスーツの質感に合うウッディ・シトラス・アロマティック系が定番です。

  • 首元や胸ポケットの内側に軽くスプレーして体温で香りを立ち上げる。
  • 甘さ控えめで爽やかな香調がゲストに好印象。
  • ポケットチーフやブートニエールに直接かけるのは生花が傷むため避けましょう。

ゲスト・親族の香水マナー

ゲストや親族は「主役を引き立てる控えめさ」が鉄則です。

  • 式場到着の1〜2時間前にワンプッシュして持続時間を計算。
  • 食事中に香りが強く感じないライトトワレ(EDT)やヘアミストが◎。
  • 高齢の親族がいる場合は無香またはボディケア系で代用も検討。

シーン別おすすめ香水早見表

シーンブランド/香水名香調持続時間
花嫁Chanel Chance Eau Tendre オードゥトワレットフルーティ フローラル約4時間
花嫁Dior J’adore パルファン ドーホワイトフローラル約6時間
新郎Bleu de Chanel パルファムシトラス ウッディ約6時間
新郎Acqua di Parma Coloniaシトラス アロマティック約5時間
ゲスト(女性)Jo Malone Peony & Blush Suede コロンフローラル フルーティ約3時間
ゲスト(男性)Hermès H24 オードゥトワレットハーバル ウッディ約4時間

香水の「証明書」は必要?

一部の海外ブランドには成分証明書(IFRA Certificate)が付属しており、 アレルギーや宗教上の理由で香料規制がある式場では提示を求められるケースがあります。
国内の一般的な式場では不要ですが、持ち込みオイルをキャンドルや会場装飾に使用する場合は念のため式場に確認しましょう。

香りを長持ちさせるワンポイントテク

  • 保湿された肌は香料が蒸発しにくいので事前に無香のボディクリームを塗布します。
  • 手首同士をこすらず、自然乾燥させるとトップノートが飛びません。
  • ミニアトマイザーに移して披露宴の中座前にひと吹きするとラストノートが復活します。

まとめ

結婚式の香水選びは「香りの強さ」「香調のバランス」「シーンへの配慮」が三位一体で成功します。
本記事を参考に、花嫁・新郎・ゲストそれぞれの立場で最適な一瓶を選び、最高の思い出を香りでも彩りましょう。

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