香水をフルボトルで購入すると、量が多すぎて持ち歩きには不便ですよね。
そんな時に便利なのが、アトマイザーのような小さめの容器です。
アトマイザーなどに香水を移し替えるときには、こぼさないように注意しながら作業しなければいけません。
別容器にうまく移し替えるには、どうすればいいのでしょうか。
香水を移し替えるときのコツとあわせて、容器が開かないときの対処法も気になりますよね。
また、移し替えるときのコツとあわせておさえておきたいのが、注意点です。
香水の入れ替えで容器が壊れたり、持ち運びの時に漏れてしまうと大変なので、しっかりやってはいけないNGな方法もおさえておきましょう。
ほかにも、移し替えるときの用意したいアイテムやおすすめの容器、アトマイザーなどを購入できるお店などの情報もおさえておくと便利です。
そこで今回は、香水を上手く移し替えるときのおすすめの方法や開かないときの対処法、移し替えるときのコツや注意点、容器の選び方などをあわせて解説します。
アトマイザーなどに香水を入れ替えるには?おすすめの移し替え方とは
香水をアトマイザーに入れ替えるときのおすすめの移し替え方について、くわしく説明します。
そもそも香水って別の容器に入れ替えた方がいいの?
香水はフルボトルだと、100mlや75mlくらいあるガラス瓶に入っていることが多く、重たくてかさばるため、持ちある気には不便です。
大きいボトルのまま持ち歩くと、知らないうちにふたが開いていたり、ボトルにアクシデントがあったときの被害も大きいため、あまりおすすめできません。
数mlしか入らないアトマイザーなどに入れ替えることで、手軽に香水を持ち歩けます。
香りが消えやすいオーデコロンなど、一日中香りが持たないものだと、外出先で付け替えて使うことも多いです。
アトマイザーを持ち歩くことで、きちんと香りを一日楽しめます。
また、アトマイザーに入れ替えて使うことで、自分がどのくらい香水を使ったのか、フルボトルよりも分かりやすいのもメリットです。
ひとつの香水を使うのではなく、複数の香水を使っている場合も、小分けにした方がもち運びにも便利で、香水を使った量も把握しやすくなります。
新しく購入するタイミングが分かりやすいだけでなく、複数の香水を使うときにも便利なので、アトマイザーを使ってみてください。
香水を別の容器に入れ替えるのがおすすめなのはどんな時?
フルボトルの容器からアトマイザーなどの少量の容器に入れ替えるのがおすすめなのは、次のような時です。
- 旅行などで長時間外出をするとき
- 香りがあまり続かない香水を使っている
- 外出先でも香りを楽しみたい
まず、小分けして持ち運ぶのがおすすめなのが、旅行などで日をまたいで長時間外出する時です。
どれだけ香りの持続時間が長い香水でも、基本的に香りは2日持ちません。
旅行中毎日香水を付けたいなら、アトマイザーが便利です。
また、香水は香りの濃度によって持続時間が変わってきますが、中でもオーデコロンは2時間くらいしか香りが続きません。
長時間外出をする人で、香りの持続時間が短い香水を使っている人は、アトマイザーに入れ替えて持ち歩くのもおすすめです。
最後におすすめなのが、香水をリラックス目的などで使っていて、外出先でも香りを楽しみたい人です。
一息入れたいときにアロマ系の香水をハンカチに付けたり、空中に振りかけて楽しみたいときには、アトマイザーを使ってみてください。
こぼさずに香水を入れ替えるおすすめの方法を解説
香水を入れ替えるときにおすすめなのが、詰め替えノズルやじょうご、スポイトを使う方法です。
詰め替えノズルを使うときの手順は次の通りです。
- 香水のスプレー部分を外す
- 使用するアトマイザーのポンプとピンの部分を外す
- 香水ボトルの吹き出し口に詰め替えノズルを取り付ける
- アトマイザーに詰め替えノズルの管の先を差し込む
- ノズルをプッシュしてアトマイザーに香水を入れていく
以上が基本的な手順ですが、商品ごとに使い方が違うこともあるので、事前に詰め替えノズルの説明書を読みましょう。
ノズルを取り付けるときに手で固定してやらないと、香水がこぼれることもあるので、注意が必要です。
もし、スプレー部分が取り外せない香水など、詰め替えノズルが使えない形状のボトルの場合には、じょうごを使うのがおすすめです。
じょうごはアトマイザーのポンプとピンを外し、詰め替え用のじょうごの先端を入れ、円錐状に広がっている部分に、香水を入れて詰め替えます。
また、スポイトは香水瓶のスプレーをふたごと外せる場合に便利です。
香水ボトルとアトマイザーのふたを外し、スポイトを香水ボトルの中に入れ、香水を吸い上げます。
吸い上げた香水をアトマイザーに注ぎ入れるだけで、手軽に移し替えられます。
移し替えたいけど容器が開かない!香水の入れ替えのコツとは
香水を別容器に移し替えるときのコツについて、くわしく説明します。
香水を容器に移し替えるときのコツを解説
容器に香水を移し替える場合、ポイントになるのが香水瓶の形状です。
香水瓶は商品ごとに形状が違っていて、ふたを丸ごと外せるものから、スプレー部分までしか開かないものまであります。
スプレー部分しか取り外せないものの場合、スポイトを使って詰め替えるのは難しいです。
詰め替え用ノズルやじょうごを使って入れることになるのですが、ノズルが使えるような容器の場合には、じょうごよりもノズルを使った方が、こぼさずに入れ替えやすくておすすめです。
じょうごだけだと、瓶から移すときにこぼれてしまうこともあるので、慎重に詰め替えましょう。
また、香水瓶とアトマイザーをしっかり手で固定して詰め替えるのも大切です。
移し替えたいのに容器が開かないときの対処法は?
すでに説明した通り、香水瓶の形状はさまざまで、容器が開かないこともあります。
ふたがしっかり固定されていて、最初から瓶を開けることを想定して作られていないこともあるので、香水を購入するときには注意しましょう。
その場合、スプレー部分を外せるようなら、詰め替えノズルを使ったり、じょうごでスプレーをプッシュしながら移し替えてみてください。
無理やりふたを外そうとすると、容器が壊れてしまうこともあるので、注意が必要です。
香水のボトルは形状がそれぞれ違ってくるので、購入時にできるだけどんなボトルなのか確認したり、詰め替え方まで考えて選ぶのがおすすめです。
ロールオンタイプの香水を移し替えるのは難しいことも!
香水の容器の中にはこちらのようなロールオンタイプのものがあり、スプレータイプのアトマイザーに詰め替えたい人もいますよね。
ロールオンタイプの容器のふたが開かない場合、スプレータイプと違ってプッシュして香水を出せないため、移し替えるのが難しくなります。
その際には、少し無理やりふたを開けて移し替える必要も出てくるので、注意しましょう。
無理やりふたを開けると、ふたの部分が歪み、香水が漏れるようになる可能性もあります。
ロールオンタイプの香水を購入する場合、もし詰め替えたいときにはきちんと、容器が開けられるのか、確かめておくのが大切です。
香水を移し替えたいときには開け方をまずは調べよう!
詰め替え方だけでなく、香水瓶のふたの開け方にもいろいろあるため、まずは開け方を調べてから香水を購入するのがおすすめです。
とくにふたが開かないものだと、詰め替え方が限られてくるので、注意しましょう。
詰め替え方を間違えると、香水がこぼれる原因になったり、場合によっては容器が壊れてしまいます。
適切な方法で移し替えることで、最後まで香水をきちんと楽しめます。
移し替えるときには、きちんと容器に合った道具を用意しましょう。
開け方が分からないと、道具を用意するのも難しいので、入れ替えるときに必要な道具を考えつつ、ふたの形状を調べるのが大切です。
香水を移し替えると匂いが変わる?注意ポイントを解説
アトマイザーなどに香水を移し替えるときの注意ポイントについて、くわしく説明します。
無理やり開けると容器が壊れることも!移し替えるときの注意ポイントとは
香水を移し替えるときの注意ポイントは、次の通りです。
- ふたを無理やり開けない
- 形状を調べずに容器や道具を用意する
- 香水を容器に入れすぎない
- 香水の漏れ
まず、香水瓶からアトマイザーに詰め替えるときには、ふたを無理やり開けないように注意しましょう。
使い捨ての少量の瓶ならいいのですが、フルボトルで何度も移し替えて使いたいときには、丁寧にふたを扱うのが大切です。
また、ふたの形状を調べずにアトマイザーや移し替えるための道具を用意すると、うまく使えないこともあります。
用意したものが無駄になるので、ふたの形状を調べずにアイテムをそろえないように注意しましょう。
移し替えるときには、香水をアトマイザーに入れすぎないように注意が必要です。
入れすぎるとふたを閉める時に漏れてしまったり、扱いにくくなるので、少し余裕をもって移し替えるのがおすすめです。
ふたを閉めるときには、しっかり液漏れしないようにしましょう。
きちんとふたが閉まっていなかったり、容器自体の不具合でふたが緩んでいると、液漏れしてしまうので、注意が必要です。
香水は移し替えると匂いが変わるの?
基本的に、香水は開封すると酸化などが原因で、香りが劣化することが多いです。
すぐに香りが変わるわけではなく、徐々に香りが変化することが多いので、移し替えた香水はきちんと使い切るようにしましょう。
また、フルボトルのものでも、一度開封すると香りが変わることがあります。
フルボトルの香水も、きちんと使用期限内に使い切るのが大切です。
アトマイザーを使うときには、別の香水を入れると香水の香りが変わることもあります。
なるべく別の香水を使うときには、アトマイザーも新しいものにするのがおすすめです。
【ノズル・スポイト・じょうご】香水を移し替えるときに準備したいものとは
香水を移しかけるときに準備したいものについて、くわしく説明します。
こぼさず上手く移し替えたい!香水の入れ替えで準備したいアイテムを解説
香水の入れ替えで準備したいアイテムは、入れ替え方によって変わってきます。
詰め替えノズルを使うなら、詰め替え用のノズルが必要です。
スポイトやじょうごを使うなら、それぞれのアイテムを用意しましょう。
また、用意するアイテムはきちんと香水を詰め替える用のものを購入するのが大切です。
香水用のものではないと、ノズルの部分がきちんと容器に入らなかったり、大きすぎて使いづらいこともあります。
香水用に作られているものや、香水を詰め替えるときに使いやすいものを用意しましょう。
香水を移し替える前に準備したいアイテムはどこで購入できる?
中身を移し替えるときに必要なアイテムは、ネット通販や香水ショップなどで購入できます。
一番手軽なのはネット通販ですが、中には粗悪品もあるので、きちんと使えるものなのか、口コミをチェックするなどして調べておきましょう。
また、最近は100均で販売されていることもあるので、探してみてください。
全体的に移し替えるための道具は安価なものなので、送料を考えるなら、実店舗で購入したほうが、最終的には安く済むことが多いです。
近くにアイテムを販売しているお店がなかったり、出かける時間がないときには、ネット通販を利用するのがおすすめです。
アイテムを準備するときに注意したいこととは
移し替えるための道具を準備する場合、注意したいのが粗悪品や形状のあっていないものを購入することです。
比較的安価な道具ですが、中には粗悪品もあります。
上手く使えなかったり、すぐにアイテムが壊れてしまうと買い直さなければいけないので、購入時には注意が必要です。
また、アトマイザーの中には一緒に詰め替え用のアイテムがセットになっているものもあるので、探してみてください。
アトマイザーと詰め替え用のアイテムがセットになっているときには、自分が持っている香水に使えるものなのか、調べてから購入しましょう。
【プッシュタイプ・ロールオンタイプ】香水を移し替えるならアトマイザーはどんな容器がおすすめ?
香水を移し替えるならアトマイザーはどんな容器がおすすめなのか、くわしく説明します。
どんなアトマイザーがおすすめ?香水を移し替えるのに便利な容器とは
香水を移し替える場合、基本的にアトマイザーはこちらのようなスプレータイプとロールオンタイプのものに分かれます。
それぞれ使い方が変わってくるので、自分に合っているものを選びましょう。
スプレータイプは通常の香水と同じように、プッシュして香水を使用するもののことです。
ロールオンタイプは、容器に取り付けられたボール部分を肌につけて転がすことで、直接香水を肌に付けられます。
それぞれ使い方や特徴が違うのですが、次の項目では、2種類の特徴をくわしく説明します。
ロールオンタイプとスプレータイプのアトマイザーの違いは?
まず、定番のスプレータイプのアトマイザーは、霧状の香水を付けて使えるのが特徴です。
広範囲に香水を付けられるため、ふんわりと香りをまとうことができます。
ロールオンタイプの香水は、直接肌につけるタイプのアトマイザーで、点や線で香水を使うことになります。
さっと塗るだけでいいため、周りに香水がつく心配もなく、手軽に香水を楽しめるのが特徴です。
直接肌につけるため、ロールオンタイプのアトマイザーは、肌が汚れた状態では使わないようにしましょう。
スプレータイプのアトマイザーは、噴きかけるときに自分の体以外に付きやすく、場合によっては、ほかの人や物にかかることがあるので、周りに注意して使いましょう。
それぞれ、メリットデメリットを考え、使用するのが大切です。
香水の使い方や付け方でおすすめなアトマイザーの形状は変わる?
アトマイザーは霧状で付けられるスプレータイプと、線や点で付けられるロールオンタイプに分かれます。
ハンカチなどに振りかけて使いたかったり、空中にスプレーしてからその下をくぐって香水を付けたいなら、スプレータイプがおすすめです。
出先でさっと首筋などに付けたいなら、ロールオンタイプのアトマイザーを使いましょう。
使い方や付け方によっておすすめのアトマイザーは変わってくるので、自分に合ったものを選ぶのが大切です。
選ぶときには、まずはどうやって自分が使いたいのかも考えると、アトマイザーの購入で失敗しません。
セリアなどの100均でも大丈夫?香水を移し替える容器を購入できるお店とは
香水を移し替える容器を購入するのにおすすめなお店について、くわしく説明します。
【ネット通販・実店舗】香水を移し替える容器を購入できるお店はどこ?
香水を移し替える容器は、ネット通販や実店舗で購入できます。
手軽に購入できるのはネット通販ですが、実際にどんな質感の容器なのか、チェックしてから購入したいなら実店舗がおすすめです。
また、詰め替えるための道具と同じように、アトマイザーも比較的安価で購入できます。
送料などを考えると、実店舗で購入したほうがお得なことも多いので、コスパや手間を考えながら、どちらで購入するのか、決めましょう。
ネット通販で購入する場合には、不良品を購入しないように、きちんと販売元や容器の性能をチェックしてから購入するのが大切です。
実際に容器を見て購入できないリスクを考え、購入には慎重になりましょう。
安いアトマイザーは香水が漏れないように注意が必要?選ぶポイントとは
ふたの部分がしっかり閉まらなかったり、壊れやすいアトマイザーだと、持ち運んでいるときに香水が漏れてしまいます。
香水が漏れるとカバンやポケットの中に液体がつき、きつい香りがあたりに充満します。
少量ならいいのですが、アトマイザーからすべて流れると、周囲の迷惑にもなるので、取り扱いには注意が必要です。
香水を移し替えるアトマイザーを選ぶときには、ふたの部分がしっかり閉まるのか、壊れにくい素材を使っているかなど、容器の性能をしっかり確かめましょう。
特にロールオンタイプの場合、ボール部分が出ていると、少し押されただけでも、香水が周囲についてしまいます。
ふたがきちんと閉まるものを購入することで、香水の漏れを防げます。
事前にアトマイザーの口コミを読んだりレビューを探すのもおすすめ!
アトマイザーを購入すする場合、口コミを読んで調べるのもおすすめです。
実際に商品を使った人の使用感を調べることで、購入時の参考にできます。
レビューを読む場合、本当に使った人が書きこんだ口コミなのか、自分と同じ使い方をするのかなど、チェックするのが大切です。
そのためにも、口コミは1件だけでなく、高評価と低評価のどちらも読んだり、いろいろな人の感想を読むようにしましょう。
香水を移し替えるときには事前に容器と道具をきちんと用意しておこう!
こぼさないようにうまく香水を移し替えるときには、きちんと事前に容器や移し替える道具を用意しておくのが大切です。
香水の容器は商品ごとに形状が違ってくるので、ふたの開け方や移し替え方を事前に調べておきましょう。
中にはふたが開かないように作られているものもあるので、無理やり開けてボトルを壊さないように注意してください。
ロールオンタイプだとふたの部分が開かないように作られていることもあるので、詰め替えたいときには注意が必要です。
また、安いアトマイザーやふたの部分がゆるい容器、全体的にもろい容器だと、持ち運んでいるときに壊れたり、液漏れすることもあります。
容器を購入するときには、しっかりふたの部分が閉まるか、液体を入れてもこぼれないか、確認してから購入しましょう。
今回解説したことを参考に、香水を上手く移し替えてみてください。
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