香水を購入するとき、気になるのが値段ですよね。
平均的な値段を知らないと、予算以内で優秀な香水がどれか、判断しにくくなります。
そもそもプチプラ香水とブランド香水では、どうして値段が違うのでしょうか。
ブランドものやプチプラアイテムだけでなく、メンズ向けとレディース向けの香水にも値段に違いがあるのか、知りたい人も多いですよね。
また、ドンキなどのディスカウントショップでは、通常よりも安くブランドものの香水が売られていることがあります。
どうして安く販売できるのか、その理由が気になる人も多いのではないでしょうか。
ほかにも、値段別のおすすめ香水を具体的に知りたい人もいますよね。
そこで今回は、香水の平均的な値段や値段が違う理由、男女別の香水の違い、値段別のおすすめ香水4選などをあわせて紹介します。
【ランバン・ブルガリ・ヴィトン】香水の相場ってどのくらい?平均的な値段を解説
香水の平均的な値段について、くわしく説明します。
安いものから高いものまで香水の値段には幅がある!その理由とは
そもそも香水は数百円のものから、数万円のものまで、かなり値段に差があります。
香水の原料はエタノールや精油、香料になりますが、香料の品質や精油の抽出方法には幅があり、これが値段の差にもなっています。
上質な香料や水、精油などを使っている香水もあれば、コストをおさえた原料を使っている香水もあり、品質はさまざまです。
コストをおさえているからといって品質が悪いというわけではありませんが、より奥行きがあって上質な香りを作るためには、ある程度のコストがかかります。
また、社会的信頼や品質を保証してくれるブランド香水の場合、値段に差が出てきます。
手間をかけて作るとそれだけコストがかかるため、香水の値段も高くなることが多いです。
プチプラ香水の相場は?ブランド香水の値段の平均値は計算しにくい?
全体的に香水の値段は幅が広すぎることもあり、相場を計算するのが難しいです。
安いものだと数千円、高いものだと数万円になるのですが、だいたいプチプラだと3000円~5000円くらいになります。
プチプラの中には1000円台のものや数百円くらいのものもありますが、量が少なくて安くなっていることもあります。
相場を考えるときには、1ml単価で考えるのが大切です。
また、ブランド香水はプチプラ香水よりもさらに値段に差があります。
輸入品が多いこともあり、円相場とあわせて値段が前後することもあり、さらに相場の計算が難しくなります。
基本的にはブランドにもよりますが、ブランド香水はフルボトルだと5000円以上することが多いです。
高いものだと20000円以上するものもあり、値段はピンキリです。
平均的には、5000円~10000円前後が相場だと思っておきましょう。
【イソップ・トムフォード・クロエ・Dior】メンズ向け・レディース向けで香水の値段に違いはある?
メンズ向けとレディース向けで香水の値段には違いがあるのか、くわしく説明します。
そもそもメンズ向けとレディース向けの香水はなにが違うの?
メンズ向けとレディース向けの香水は、それぞれ男性層をターゲットにした香水と、女性層をターゲットにした香水になります。
男性と女性では人気の香りが違ってくるため、それぞれ香水を作るときにあらかじめターゲットを決めて作ることも多いです。
最近はライトな香りが人気ということもあり、男女どちらも使いやすいユニセックスな香りの香水もたくさん販売されています。
男性向けは甘すぎず華やかすぎず、爽やかな香りや深みなる落ち着いた香り、セクシーで野性的な香水が多いです。
対して女性向けの香水には、甘酸っぱい香りやフローラル系の華やかな香りが多くなります。
それぞれ分かれてはいますが、最近は女性向け・男性向けを気にせずに好みに購入する人が増えています。
メンズ向けとレディース向けの香水は値段にも違いはある?
香水には男性と女性向けがありますが、基本的に値段の違いはありません。
安い香水もあれば高い香水もあり、ブランドによって値段は変わってきます。
どちらかというと、プチプラで少量のコスメっぽさが強い香水は女性向けの方が多いのですが、男性向けの手軽に使えるコロンなどもたくさんあります。
値段も男性向け女性向けそれぞれ、プチプラは安くブランド香水は高めの傾向にあり、予算に合わせて購入するのがおすすめです。
香りの傾向をチェックし、香水の品質や相場を考慮して香水を選んでみてください。
【シャネル・カルバンクライン・ジョーマローン】ドンキホーテのようなお店だと香水の値段が安いことも?
ドンキホーテのようなお店だと香水の値段が安いこともある理由について、くわしく説明します。
値段に差があるのはどうして?ドンキホーテで香水が安い理由とは
ドンキホーテで販売されている香水は、定価よりも安いことが多いです。
これは、ドンキでは大量に商品を仕入れていることに加えて、並行輸入品を多く販売していることが理由です。
並行輸入品とは、本来の輸入ルートとは別に、個人的なルートを利用して海外から仕入れた商品のことになります。
ディーラーや輸送ルートなどの価格が違ってくるため、比較的安価に輸入品を仕入れることができます。
ドンキではたくさんの並行輸入品を販売しており、香水もそのひとつです。
また、セールによって国内の香水も安く販売していることもあるので、ドンキに行ったときには、チェックしてみてください。
並行輸入品って本物?安い香水を購入するときの注意点ってある?
ドンキのような社会的な信頼のある大きな会社だと、偽物の並行輸入品を販売していることは基本的にはありません。
しかし、個人で販売しているメルカリやAmazonなどの並行輸入品の場合、偽物の可能性もあります。
そのため、極端に安かったり、怪しい業者からは安いブランド香水を購入しないようにしましょう。
まったく違う香水を購入してしまうだけでなく、偽物の香水の成分によっては、肌につけたときに皮膚のトラブルが起こる可能性もあります。
偽物を購入してしまったときには、速やかに使用をやめるのがおすすめです。
香水は時期によって値段が上がったり下がったりする!とくに輸入品には注意
輸入品の香水などは時期によって値段に差がある理由と、購入する際の注意点についてくわしく説明します。
時期によって香水の値段が違う?その理由とは
輸入品が多いブランド香水は、時期によって円の価値が変わることもあり、値段が変わってくることが多いです。
最近は円安傾向にあるため、それに合わせて輸入品の香水の値段も上がってきています。
国内ブランドの香水も、輸入している原料や製造方法によっては、値段が上がってくることもあります。
香水の値段があらかじめ上がると分かっていても、買いだめするのはやめましょう。
消耗品であるだけでなく、香水は時間経過とともに劣化するため、買いだめはおすすめできません。
輸入品で値段が高くなる場合でも、適切な量を適切なタイミングで購入するのが大切です。
輸入品だけでなく国内で作られた香水も値段が上がることも!
国内で作られた香水でも、すでに説明したように原料や原油価格による輸送費の関係によって、値段が上がることもあります。
基本的に物価全体が上がってくると、香水もそれに比例して値段が上がることが多いので、国内ブランドの香水であっても、値段が変わらないということはありません。
もし、購入している香水の値段が変わっていたら、価格変動の理由も考えてみると、面白いですよ。
プチプラでも優秀!5000円以下の値段でおすすめな香水ランキング4選を紹介
5000円以下の値段でおすすめな香水ランキング4選を、くわしく紹介します。
NO.1 万人受けするフローラル系の香り!「AUX PARADIS オードパルファム フルール」
こちらの香水は、プチプラですがくせやくどさがないフローラル系の香りが特徴です。
男性でも使いやすいフローラル系で、爽やかでリラックスできる香りになります。
オードパルファムですが香りが濃すぎず、普段使いしやすい香水です。
ふんわりさりげなく匂いが広がるため、あまり香水を使ったことがない日本人でも使いやすくなっています。
具体的にはネロリとジャスミンの香りで、奥行きのあるフローラル系の香水になります。
上品でさわやかさもある香りなので、年齢や性別を問わず万人受けする香りです。
フローラル系は香りの傾向や濃さによっては重たく感じることもありますが、こちらの香水は重たすぎず軽すぎず、手軽に使えるのもポイントです。
使いやすいフローラル系の香水をプチプラでほしい人は、こちらの香水を試してみてください。
NO.2 爽やかな石鹸の香り!「レールデュサボン オードトワレ センシュアルタッチ」
こちらの香水は男女ともに使いやすい、清潔感のある石鹸の香りが特徴です。
爽やかなサボン系の香りは、ユニセックスな雰囲気の香水が好きな人におすすめです。
会社や学校などシーンを問わず使いやすいだけでなく、初めて香水を使う人でも使いやすくなっています。
クリーンランドリーの香りということで、洗い立てのタオルに包まれたような清潔感があります。
香水は甘すぎたり濃厚すぎると、周囲に香水が苦手な人がいる場合、不快感を与えてしまうこともありますが、こちらは比較的迷惑になりにくい香りです。
ナチュラルで清潔感のある香水なので、周りに匂いが広がるのが気になる人も、使ってみてください。
NO.3 手ごろな価格で優秀な香水!「ジルスチュアート オード ホワイトフローラル」
こちらは人気ブランドジルスチュアートの香水で、ホワイトフローラルな香りになります。
花々や果実のジューシーな香りをイメージして作られていることもあり、華やかでみずみずしさを感じる香水です。
とくに若い女性に人気の香水で、ボトルのデザインもかわいく、プレゼントにもおすすめです。
甘すぎず清潔感もあり、男女ともに好まれる香りになっています。
香水の香りになれていない人でも使いやすく、くせやくどさもないので、香水初心者さんにもおすすめです。
フローラル系の中でも、フルーティーな香りも好きな人は使ってみてください。
NO.4 男女ともに使いやすいサボン系の香水!「SHIRO サボン オードパルファン」
こちらはSHIRO香水で、男女ともに人気のあるサボンの香りになります。
レモンやオレンジなどのシトラス系の清潔感がある石鹸の香りは、嫌みやくどさがない万人受けする香りです。
香りの持続時間は5~6時間で、値段は安めですが優秀な香水になります。
優しいサボン系の香りは季節や場所を問わず使いやすく、普段使いにおすすめです。
万人受けする香りですが没個性になりすぎず、清潔感のあるいい香りを程よくまとうことができます。
会社や学校など、人のいるところでも気にせず使えるのもポイントなので、サボン系の香りが好きな人は検討してみてください。
5000円以上の値段でおすすめな香水ランキング4選!おすすめブランド香水は?
ブランドものなどでおすすめな5000円以上の香水4選を、くわしく紹介します。
NO.1 人気ブランドの人気香水!「ジョーマローン イングリッシュ ペアー&フリージア コロン」
こちらは、人気ブランドのジョーマローンの香水です。
イングリッシュ ペアー&フリージアはジョーマローンの香水の中でも人気があり、男女ともに使いやすい香りが特徴です。
熟したての梨をイメージした香りは、官能的な雰囲気もありつつ、みずみずしくてすっきりした甘さの香水になっています。
とくに秋につけるのがおすすめですが、季節を問わず使いやすい香りです。
ジョーマローンの中でも人気のある香水ということもあり、幅広い人におすすめの商品です。
洋梨のフルーティーな香りですが、ハーブのような爽やかさもあり、ユニセックスな雰囲気の使いやすい香水になります。
甘すぎず使いやすいフルーティー系の香水が欲しい人は、こちらの香りを試してみてください。
NO.2 晴れた朝のような明るく爽やかな香り!「メゾン マルジェラ レプリカ オードトワレ レイジーサンデーモーニング」
こちらはマルジェラの人気香水のひとつで、柔らかな肌がまとうリネンの香りをイメージしています。
レプリカシリーズは香りの記憶をもとに作られている香水で、ボトルのラベルには思い出のシーンが記されています。
晴れた朝のような明るく爽やかなフローラルムスクの香りは、男女ともに使いやすいリラックスできる香りです。
花の都フローレンスの晴れた朝がテーマということもあり、風に乗って運ばれてきた花の香りのような爽やかで甘い香りが特徴です。
季節やシーンを問わず使いやすいということもあり、普段使いにおすすめン香水になっています。
NO.3 華やかなフローラル系の人気香水!「ミスディオール ブルーミング ブーケ オードゥトワレ」
こちらはミスディオールの人気の香りで、モテ香水と呼ばれるほど万人受けする女性らしい香水になります。
フレッシュでみずみずしいフローラル系の香りはくせがなく、幅広い女性が使いやすいのが特徴です。
マンダリンやベルガモットのみずみずしいフルーティーな香りから、ピオニーやジャスミン、ローズの優しくて爽やかなフローラル系の香りになっていきます。
ラストノートはホワイトムスクの落ち着いた香りで、奥行きのある香りになっているのが特徴です。
アジア人向けに作られた軽やかな香りということもあり、フローラル系にありがちな濃厚すぎる甘さもありません。
爽やかさもありつつほのかな優しい甘さが特徴で、日本人が使いやすい香水になっています。
香水瓶もかわいく、女性っぽくて可愛い雰囲気の香水を探している人は、こちらの香水を試してみてください。
NO.4 セクシーでクールなフローラルラベンダーの香り!「イヴ・サンローラン リブレ オーデパルファム」
こちらはイヴ・サンローランの香水で、セクシーでクールな印象のフローラルラベンダーの香りが特徴です。
ラベンダーとオレンジブロッサムの重なり、爽やかさや甘さなるキレのいいフローラル系の香りになっています。
トップノートはラベンダー、タンジェリン、ネロリで、徐々にオレンジブロッサムやジャスミンサンバックの香りが出てきます。
最後はバニラやホワイトムスクの深みのある甘い香りが出てきて、香水に奥行きを出してくれるのがポイントです。
どちらかというと男性におすすめですが、女性でも使いやすい少しフェミニンな香りになっています。
甘すぎる香りがあまり好きではない人や、大人っぽいフローラル系の香りが好きな人は、こちらの香水を試してみてください。
ブランドや商品ごとに香水の値段の幅は広い!予算内で優秀な香りを探そう
香水はプチプラアイテムから高級なブランド香水まで、値段には大きな幅があります。
高級なブランド香水は、社会的信用があり、高品質なものが多いことから、全体的に値段が高くなります。
プチプラは安くするために、どうしても高級な香水よりも品質を下げていることが多いです。
高い香水すべてがいい香水とは言えないのと同じように、プチプラ全てがあわないわけではありません。
プチプラ香水を購入するときには、自分に合った香りを探すのが大切です。
輸入品の場合、時期によって輸入時の価格が違ってくることもあり、値段に違いが出てきます。
国産の香水でも、原料を海外から輸入している場合には、急に値段が高くなることもあるので、気をつけましょう。
今回紹介したことを参考に、予算内で自分にぴったりな香水を探してみてください。
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