「数年前の香水はまだ使える?」「香水が変色しているけど使っても大丈夫?」と疑問に思う方はいるのではないでしょうか。
香水はだんだんと経年劣化していくため、劣化を早めないように保管することが重要です。
今回は、香水の経年劣化について解説します。
劣化したサインや劣化しにくい保管方法についても解説しているので、香水をより長く利用できるように工夫しましょう。
【変色・異臭】開封前後での違いは?香水は経年劣化するのか解説
ここからは、香水の経年劣化について解説していきます。
香水が経年劣化したサイン
香水は日光や空気中の細菌などによって時間が経つにつれて、劣化していく傾向にあります。
以下のようなサインが見受けられる場合、劣化している可能性が高いので注意しましょう。
- 香料が変色している
- 沈殿物がボトルの中に紛れ込んでいる
- 鼻につくようなツンとしたニオイがする
香水の色が黄色くなっていたり明らかに変色していたりするなら、劣化が進行している可能性が高いです。
開封時よりやや茶色くなっている、通常より香料の色が濃くなっているのは、香料の分解によって起こっているものなので、使用しても問題ありません。
沈殿物が浮かんでいるときは、香水を軽く振って沈殿物が消えないか確認してみてください。
なお、劣化しているか判断が難しい場合は、一度ティッシュに香水を含んだりパッチテストをしたりして使用状況や香りに変化がないかチェックしてみましょう。
稀な例では、保存状態や商品によっては10〜20年来の香水でも使えることがあるので、一度見た目や香りで判断してみることが大切です。
正しい香水の保管方法
香水は時間が経つにつれて香料が劣化していくので、開封したらなるべく早く使い切りましょう。
香水の寿命は開封後は1年、未開封の場合は3年以内と定められています。
しかし、保管方法によって劣化を早める可能性が高いため、適切な方法で保管することが重要です。
香水は高温多湿な環境や急激な温度変化が生じる場所が苦手なので、できるだけ暗くて涼しい場所に保管しましょう。
特に、お風呂場や洗面所は高温多湿で劣化を早める可能性が高いため、なるべく引き出しの中や香水パッケージに保管してください。
香水は古くなると品質が悪くなる!経年劣化する前に使い切ろう
今回は香水の経年劣化について解説しました。
余らせることに不安がある人は、10ml〜30mlまたはアトマイザーの専門店で気になる香水を試してみても良いでしょう。
香水は開封した日から劣化していくので、なるべく1年以内に使い切るようにしてくださいね。
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