アロマの香りを日常に取り入れたいと考えている方は多いのではないでしょうか。
とくにアロマ香水の作り方を覚えておくと、自分好みのブレンドが手軽に楽しめます。
さらに、アロマ ディフューザー など、さまざまなアレンジで香りを楽しむアイデアもたくさんあります。
本記事ではドテラなどの精油を使ったアロマ香水の基本から、練り香水やディフューザーへの応用方法、さらにはアロマティカスを使った爽やかなアレンジまで幅広くご紹介します。
アロマ香水を手作りする魅力
自分でアロマ香水を作る最大の魅力は、香りのブレンドを自由にカスタマイズできる点です。
以下のようなメリットもあります。
- 香りが人とかぶりにくい
- 人工香料が苦手な方でも安心
- 好みの濃度や強さに調整できる
自分だけのオリジナルの香りを作り出せることが、手作りアロマ香水の何よりの魅力です。
基本的なアロマ香水の作り方
まずは、基本的なアロマ香水の作り方を押さえておきましょう。
ここでは、スプレータイプの香水を例にご紹介します。
材料
材料 | 目安量 |
---|---|
エタノール(無水アルコール) | 10ml |
精油(お好みのブレンド) | 合計5〜10滴 |
精製水 | 約10ml |
遮光スプレーボトル | 1本 |
手順
- エタノールをボトルに注ぐ。
精油がよく溶けるように、まずはエタノールだけを入れてください。 - 精油を加えてよく振る。
お好みの精油を合計で5〜10滴ほど加え、しっかり振ってブレンドしましょう。 - 精製水を加える。
精製水を同量程度(約10ml)加え、よく混ぜ合わせます。 - 完成後は1〜2週間ほど寝かせる。
香りがなじむまで少し時間をおくと、より深みのある香りに仕上がります。
この基本の方法は、アロマスプレーにも応用できます。
ルームスプレーとして使いたい場合は、精油の滴数を増やすなど濃度を調整するとよいでしょう。
アロマ練り香水の作り方
持ち運びに便利なアロマ練り香水は、保湿効果も期待できます。
ここでは、蜜ろうとキャリアオイルを使った作り方をご紹介します。
材料
- 蜜ろう:5g
- キャリアオイル(ホホバオイルやアーモンドオイルなど):10ml
- 精油:合計5滴程度
- 耐熱容器、撹拌用のスティック
- 小さな容器(アルミ缶やクリーム容器)
手順
- 蜜ろうとオイルを湯煎で溶かす。
- 溶けたら火を止め、精油を加えて混ぜる。
- 容器に流し込み、固まれば完成。
自分好みの精油を選んで、香りや保湿力をアレンジしてみてください。
アロマキャンドルの作り方 — 香水としても楽しむコツ
アロマ キャンドルは、キャンドルの香りを強めにブレンドしておくと、火を灯したときにしっかり香りが広がります。
蜜ろうやソイワックス、パラフィンワックスなど、お好みの素材を選んで作ってみましょう。
アロマディフューザーで香水効果を高める
お部屋全体に香りを広げたいときは、アロマ ディフューザーにするのもおすすめです。
市販のディフューザー用スティックを使い、精油とキャリアオイルを混ぜたリードディフューザーは手軽につくれます。
まとめ
アロマ香水は、作り方の基本を押さえておけば、スプレータイプや練り香水、キャンドルやディフューザーまで幅広くアレンジできます。
高品質なオイルを使うと、さらに香りのバリエーションが豊かになるでしょう。
また、アロマティカスなどのハーブを活用すれば、爽やかで個性的な香りも楽しめます。
ぜひ自分好みの精油をブレンドして、世界にひとつだけのアロマ香水を作ってみてください。