「普段コロンを付けているけど、香りがキツく感じる」「コロンの基本の使い方が知りたい」と疑問に思う方はいるのではないでしょうか。
今回は、コロンの正しい付け方について解説します。
香りがキツくなる原因や、おすすめの活用法も解説しているので、ぜひ本記事を読んでお気に入りの香りをまといましょう。
臭いがきつくなる?コロンのおすすめな付け方のポイントを解説
コロンの香りがキツく感じる場合、以下の原因が考えられます。
- 一度に3プッシュ以上付けている
- 香りが残っているのに香水を付け足している
- 香りが充満しやすい箇所につけている
- 季節に応じた付け方をしていない
- 香りの好みが合わない
- 体調が優れていない・ストレスを抱えている
コロンは、比較的香りが軽いですが、一度に付ける量は3プッシュほどに留めるのが良いでしょう。
3プッシュ同じ箇所につけるのはもちろん、首・手首・足首など、さまざまな箇所につけることで、香りを均等にまとえますよ。
なお、胸元や首は、服装によって香りが充満しやすい傾向にあるため、必要に応じて手首や耳の裏など、露出している箇所に付けるのがおすすめです。
特に、秋や冬などの乾燥しやすい季節は、香りが重くなりやすいので、2プッシュに留めましょう。
コロンは、1〜2時間香りが持続するため、外出先などで付け足す際は、完全に香りが消えているか確認してから付けてくださいね。
その他、考えられる原因としては、香水の香りが好みでないことが挙げられます。
香水は、フローラル・ウッディ・ゲルマンなど、さまざまな系統に分類されるので、事前に香りの系統をチェックするのもおすすめ。
主に香水のノートは、トップ・ミドル・ラストと、時間の経過によって香りが変化し、ノートによって香りの系統が異なります。
例えば、トップノートはフルーティー、ミドルノートはフローラル、ラストノートはウッディなど、一つの香水で3段階の香りが構成されているため、購入前にノートの詳細を見ておきましょう。
以下に、人気の高い香水の香りをまとめているので、ぜひ参考にしてください。
香りのカテゴリー | 特徴 | 代表的な香り |
フローラル | 華やかで女性らしい香り | ローズ、ジャスミン、スズラン、バイオレット、イランイランなど |
フルーティー | 柑橘類のみずみずしいフレッシュな香り | ラズベリー、オレンジ、レモン、ブラックカラントなど |
シトラス | 柑橘系の爽やかで清潔感のある香り | レモン、オレンジ、ベルガモット、グレープフルーツなど |
ウッディ | 樹木の温かみのある香り | サンダルウッド、シダーウッド、ベチバー、パチョリなど |
オリエンタル | スパイシーでエキゾチックな官能的な香り | バニラ、アンバー、ムスク、シナモンなど |
グリーン | 爽やかな植物の香り | グリーンティー、バジル、イランイラン、ガルバナムなど |
マリン | 海や潮風を連想させる清涼感のある香り | ネロリ、オゾン、マンダリン、フリージア、ミュゲなど |
アクアティック | 水や雨などの涼しげで爽やかな香り | ウォーターリリー、メロン、グレープフルーツなど |
アロマティック | ハーブ系の落ち着きのある香り | ラベンダー、ローズマリー、ムスク、アンバーなど |
シプレ | 深みのあるエレガントな香り | ベルガモット、オークモス、パチョリなど |
フゼア | 深みのある香りに甘さが加わった官能的な香り | オークモス、アンバー、ラベンダー、ゼラニウムなど |
パウダリー | ベビーパウダーのようなやさしい甘い香り | ムスク、トンカビーン、バイオレットなど |
ムスキー | 動物的な温かみの香り | ムスク、ホワイトムスク、サンダルウッドなど |
レザー | 革製品のようなスモーキーで力強い香り | レザー、パチョリ、サンダルウッド、バニラなど |
グルマン | バニラやキャラメルのようなミルキーな甘い香り | バニラ、トンカビーン、 |
ハーバル | 植物やハーブの爽やかな香り | ミント、バジル、 |
日常的に香水を使いたい人はフローラルやシトラス、夏などの季節に香りをまといたい場合は、グリーンやマリンなどがおすすめですよ。
コロンはつけすぎると臭いがきつくなることも!付け方に注意しよう
今回は、コロンの香水が強く香る原因について解説しました。
香水には、一度に付ける量が指定されているため、オーデコロンは3プッシュを目安に付けてください。
付けすぎたり、香りが消えていないのに付け足したりすると、香りが強くなるので、注意しましょう。
本記事で解説したことを実践して、ぜひコロンをプライベートや特別な日に、活用してみてくださいね。