【保存版】コロンとオードトワレの違いは?香りの特徴など解説

コラム

香水を選ぶ時に、どの商品にも記載がある「コロン」や「オードトワレ」などの文字。
特に香水を買い慣れていない方にとっては、あまり馴染みのない表記かと思います。
香りの種類について知識があれば、もっと香水を注意深く選択できるとても素敵な情報ですよ!

本日は「コロン」と「オードトワレ」の文字表記について解説しますね。
この記事では、香水を購入するときに香りだけで選ぶのではなく、文字表記を見て香水を選ぶ際の知識が身につきます。
是非、今後の香水選びの参考にしてください。

【クリスチャンディオール・ジョーマローン・ワンミリオン】コロンとオードトワレの違いって?同じ香水じゃない?

基本的に香水の種類は4つの種類に分類されますが、ここではコロンとオードトワレの違いにフォーカスして解説します。

コロンとオードトワレの違い

香水は「香料+アルコール成分」の配合で種類が変わり、香料成分が高い程、濃度が高く、持続時間の長くなり、同時に価格も高価になります。
コロンとオードトワレの濃度の違いは下記のとおり。

種類濃度(%)  持続時間  
オードトワレ  5〜10%3〜4時間
コロン3〜5%1〜2時間

コロンに比べると、オードトワレは香りの濃度が高くなりますね。
そのためオードトワレの方が持続時間が長くなりますが、強い香りが苦手な方はコロンの方をおすすめします。

同じ香水でも濃度による違いは何?

同じブランドの商品でもコロン、オードトワレによる最も大きな違いは価格と持続時間の長さになりますが、香りにおいても違いがありますので、解説しますね。

香水をつけると、付けたての最初の香りと、時間がたった時の香りで違いがでます。
なぜなら香水は色々な香料がブレンドして作られているため、それぞれの香料の持つ特性によって、香りが始まる時間が異なるからです。

香りの変化は体臭、肌環境に影響され同じ香水を使っても、人それぞれ変わってきます。
そのため、濃度の異なる同じ香水でも体臭と混ざりあって香りが変化するため、実際に肌に付けて、しばらく時間がたったあとの香りを確かめることが必要。
参考までに、香りが立ち始める3つの変化を以下に纏めますね。

トップノート 付けた時から15分後の香り
ミドルノート30分から1〜2時間後の香り
ラストノート香りが薄れていくまでの香り

クリスチャン ディオールなどの大手ブランドにも同じ商品名で、異なる濃度(種類)の香水が多々ありますが、香りの方向性は同じでも、細かい成分が異なるため、全く同じ香水ではありません。

具体的に「ディオール オム」のコロンとオードトワレの違いをもう少し詳しく紹介しますね。

ディオール オムなどパフュームは同じ名前でもコロンとオードトワレに種類が分かれていることも!

引用先 Dior公式サイト

クリスチャン ディオールを代表する「ディオール オム」のコロンとオードトワレの違いを紹介をします。

【基本情報】

商品名ディオール オム コロンディオール オム オードトワレ
ジャンルコロンオードトワレ
参考価格(容量) 14,300円(75ml)12,650円(50ml)
香りの特徴男性向けの爽やかで清潔感の
ある香り         
男性的なスパイシーな深みのある香り     
・トップノート     
・ミドルノート
・ラストノート
・ベルガモット
・グレープフルーツブロッサム
・ムスク
・ベルガモット、ピンクペッパー、エレミ
・カシミアウッド、アトラスシダー、パチュリ
・ハイチアンベチバー、ホワイトムスク
URLディオール公式サイトディオール公式サイト

同じ「ディオール オム」ブランドですが、コロンとオードトワレでは男性向けとしては同じですが、細かな香り成分は異なり、香りの変化にも影響を与えます。

実際には全く同じ香料で濃度だけが異なるものは少なく、濃度の違いに伴って香料が変わるため、それぞれ特性を活かした香水へと変わってきますね。

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