気に入って買ったはずの香水が、いざ日常で使ってみると「いい香りだけどキツい」なんてことはありませんか。
そんなときの対処法の1つとして、香水そのものを別の液体で薄めるというものがあります。
薄めることで、香水以外の使い方もできるようになるんです。
もちろん香水を薄めるという方法も正しく行わないと本来の香りが台無しになったりとリスクはありますが、一度やってしまえば使いやすい自分専用の香りのアイテムが完成します。
今回の記事では香水を薄める方法を3つご紹介しますよ。
代表的なホホバオイル、消毒用エタノールなどを使用したものをそれぞれ詳しく解説しますので、お気に入りだけど匂いのキツさのせいであまり使えていない香水をお持ちの方は要チェックですよ。
【ホホバオイル・水・アルコール】どれがベスト?香水を薄める方法3選
香水を薄めることで、通常の香水とは違った使い方で香りを楽しむことができるようになります。
お気に入りの香りを香水をつけること以外でも楽しめたら、素晴らしいですよね。
香水の薄め方と使い方の代表的なものを3つ、それぞれ詳しくご紹介します。
楽しみ方が一気に広がるので、よく読んでいただき自分に合うと思ったものはぜひ実践してみてください。
保湿オイルとして(ホホバオイル)
まずご紹介するのは天然のホホバオイルで香水を薄めるという方法です。
本来の香水には揮発性がありお肌にとっては乾燥のもととなりがちですが、ホホバオイルは逆にお肌や髪などあらゆる部位の保湿に使われるもの。
この2つを合わせることで、両者のいいとこどりのような「いい香りがする保湿オイル」ができあがります。
薄め方はホホバオイル5mlに対して香水1プッシュが基準で、お好みの香りの強さに応じて適宜オイルや香水の量を調整して下さい。
この方法で薄めた香水は、ロールオンタイプのアドマイザーに移すことで体に塗りやすくなります。
ルームフレグランスとして(精製水+消毒用エタノール+グリセリン)
次は、精製水と消毒用エタノールとグリセリンと混ぜる方法をご紹介します。
少し用意するものが多いですが、こちらの方法で香水を薄めることでお部屋でお気に入りの香水の香りをナチュラルに楽しむことができるルームフレグランスの完成です。
まず、スプレーボトルに精製水と消毒用エタノールを4:1の割合で入れてください。
そこにお好きな香水をお好みの濃度で加えます。
実際に部屋で振ってみて好みの香りの強さになるまで調整してください。
最後に出来上がった液体の10%の量のグリセリンを加えることで香りの持続性をアップ。
お部屋にスプレーして使う方法がお手軽ですが、可愛いボトルに移して上からリードスティックを挿すことでリードディフューザーとしても使えます。
ボディミストとして(精製水+消毒用エタノール)
最後は、ボディミストに生まれ変わらせる方法です。
この方法が用意するもののお値段や手間、使いやすさを考えても最もお手軽と言えるでしょう。
スプレーボトルに精製水と消毒用エタノールを9:1の割合で入れます。
そこに香水をお好みの濃度で加えるだけです。
スプレーボトルの蓋を閉めて、よく振って液体を混ぜたらお好きな香りで楽しめる自分だけのボディミストが完成。
通常の香水のまま使うよりも淡い香り方になり、香水初心者の方にはグッと使いやすい存在に早変わりするでしょう。
香水を薄めることで使いやすい香りに!自分で調整しよう!
いかがでしたか。
様々な方法で香水を薄め、より多くの使い方で香りを楽しむ方法をご紹介しました。
どの方法がベストか、という話になると人それぞれ合う使い方が違うのでなんとも言えない部分はあります。
しかし、本来お肌の乾燥などのトラブルを招くこともある香水を保湿オイルとして使うことができるホホバオイルで薄める方法は筆者がオススメしたい素晴らしいアイデアです。
お気に入りの香水の香りを生活の中のより多くのシーンで楽しむことができる今回の記事の内容は、きっとあなたの日常をより華やかに彩るでしょう。
退屈な日々だと思っていたとしても、香りひとつで全く違うものに変えられたらいいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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