香水を選ぼうとしたとき、オードパルファムやオードトワレなどと書かれていて、どれを購入したらいいのか、迷ったことはありませんか?
オードパルファムやオードトワレなど、香水はいくつかの種類に分かれています。
それぞれ香りの特徴が変わってくるため、選ぶときには注意しなければいけません。
では、そもそもオードパルファムやオードトワレとは、どんな特徴を持った香水なのでしょうか。
2つの違いをもとに、どちらを選べばいいのか、決め方のコツも知りたいですよね。
また、オードパルファムやオードトワレなど、種類ごとの付け方の違いも知っておくと便利です。
そこで今回は、オードパルファムとオードトワレの特徴や違い、種類の選び方や付け方などをあわせて解説します。
そもそもオードパルファムやオードトワレって何が違うの?特徴を解説
オードパルファムやオードトワレはなにが違うのか、それぞれの特徴をくわしく説明します。
香水にはいろいろな種類がある?オードパルファムの特徴とは
そもそも香水は1種類だけでなく、いくつかの種類に分かれます。
オードパルファムは香水の一種で、香りの濃度が10~15%と高く、持続時間も5~6時間と長いのが特徴です。
濃度が高くて深い香りの香水のため、朝につけた香水をつけ直す必要なく、ずっと楽しめます。
また、オードパルファムはつづりの頭文字を取り、「EDP」と表記されています。
オードパルファムを選ぶときには、パッケージの表記をチェックしてみましょう。
香水の中でも濃度が高めなオードパルファムには、デオドラントスプレーのような効果はありません。
あくまでも香りを楽しむもののため、香りが強めだからといって、デオドラント代わりに使用するのはやめましょう。
汗や皮脂の臭いの上からオードパルファムを重ねると、さらに不快な臭いを拡散させる可能性もあるため、注意が必要です。
オードパルファムとは何が違う?オードトワレの特徴を解説
オードトワレは、オードパルファムよりも濃度が低い5~8%で、持続時間もそれに合わせて短くなります。
大体香りは3~4時間くらい持ち、使い心地はオードパルファムよりもカジュアルです。
香りの持続時間は短いのですが、ふんわり優しく香るのが特徴になります。
また、オードトワレはつづりの頭文字をとってEDTと表記されます。
香水を購入する際には、EDTとEDPを間違えないように注意しましょう。
カジュアルでほんとりとした香りが特徴のオードトワレは、初めて香水を使う人におすすめです。
つけすぎる心配があまりないだけでなく、香水の香りにまだ慣れていない人でも、気軽に楽しめるのが特徴のひとつです。
オードパルファムよりも香りの持続時間は短いのですが、十分普段使いできる香水になります。
オードトワレやオードパルファムのほかにも香水には種類がある?
香水には、オードパルファムやオードトワレのほかにも、次のような種類があります。
- パルファム
- オーデコロン
このほかにも、オーデサントゥールがありますが、基本的にはオードパルファムとオードトワレに上記の2つをあわせた4種類になります。
パルファンはオードパルファムよりもさらに濃度が高い15~30%で、持続時間も長めです。
かなり濃度が高く、1滴でも強い香りが広がりやすいため、使い方に工夫が必要です。
オーデコロンは4種類の中でも一番濃度が低く、持続時間も短くなります。
濃度は3~5%、持続時間は1~2時間のため、ボディミストのようにリフレッシュ目的で使用するのもおすすめです。
また、香りが薄いこともあり、ほかのコロンと重ねて使ったり、ボディクリームやミストとあわせて使うのもおすすめなので、試してみてください。
オードパルファムとオードトワレのどっちがいいのか決めるコツとは
香水を選ぶ場合、オードパルファムとオードトワレのどちらがいいのか、決めるコツについて、くわしく説明します。
どれを選ぶ?オードパルファムとオードトワレのどちらか決めるコツを解説
オードパルファムとオードトワレは、すでに説明したように、濃度と持続時間が違います。
そのため、使い方にも違いが出てきます。
濃度が濃いめのオードパルファムは、1滴や1プッシュで、しっかり香りが長時間持続するのが特徴です。
そのため、外出先でつけ直すことなく、香りを楽しめます。
反対にオードトワレはオーデコロンよりも香りは濃いのですが、オードパルファムよりも香りは薄く、カジュアルな使用感です。
季節を問わず使いやすい香水で、香水初心者でもつけすぎる心配も低く、日常使いにおすすめな香水になります。
持続時間は3~4時間程度のため、香りを一日中保ちたいときには、つけ直さなければいけません。
これらの特徴を踏まえ、深い香りを長時間楽しみたいならオードパルファム、まだ香水になれていなくて気軽に香水を使いたいならオードトワレがおすすめです。
それぞれの特徴にあわせて、自分に合っているものを選びましょう。
オードパルファムとオードトワレを使い分けるのもおすすめ?その理由とは
香水は種類ごとに香りの深さや持続時間が変わってきますが、オードパルファムとオードトワレを使い分けるのもおすすめです。
それぞれに特徴が違ってくるため、シーンや気分、季節などに合わせて使ってみてください。
香りの深いオードパルファムは、しっかり香りを持続させたいときや特別な日に、仕事や学校などさりげなく香りをまといたいときにはオードトワレがおすすめです。
オードパルファムもオードトワレも、それぞれのよさを活かすことで、さらに香りを楽しめます。
また、香水ごとに同じ種類でも香りの強さや印象が変わってきます。
実際に香りを嗅いでみて、自分に合ったものを選ぶのも大切です。
【ディップティック・シャネル】オードパルファムやオードトワレ、オーデコロンなど香水の付け方を解説
オードパルファムやオードトワレ、オーデコロンなど、種類別の香水の付け方について、くわしく説明します。
オードパルファムやオードトワレなどのおすすめな付け方を解説
香水は種類ごとにおすすめの付け方が変わるのですが、オードパルファムのように深みのある香りの場合には、ウエスト部分やひざ裏にワンプッシュするのがおすすめです。
または、空中にスプレーをしてその下をくぐることで、さりげなく香りをまとうことができます。
オードパルファムのように少し濃いめの香水の場合、付けたては香りが強くなりやすいので、外出の30分前につけると、出かけるときに丁度いい強さの香りになります。
オードトワレやオーデコロンのように香りが少し弱めの香水の場合、きちんと香りの広がりを楽しみたいなら、手首やうなじにつけてみましょう。
香水は上半身につけた方が強く香りが広がるので、もっとさりげなく香水を楽しみたい人は、オードパルファムと同じように、ウエストやひざ裏などにつけてみてください。
香水のブランドや商品ごとに付け方は変わる?
基本的に香水をつけるときには、種類ごとに使い方を変えるのがおすすめです。
しかし、ブランドや商品ごとに香りの強さや印象は変わってくるので、それにあわせて使い方を変えてみましょう。
オーデトワレでも、強めの香りなら下半身に、控えめな香りなら上半身につけると、程よい香りを楽しめます。
同じように、オードパルファムも香りの強さや感じ方に合わせて、付け方を工夫してみましょう。
オードパルファムやオードトワレなど香水は種類ごとに特徴が変わる!購入時には注意しよう
香水は種類ごとに香りの強さや持続時間が変わってくるため、選ぶときには注意が必要です。
選び方だけでなく、使い方も大切で、持続時間が短い香水でも、長持ちさせようとたくさんつけるのはやめましょう。
オードパルファムやオードトワレなど、種類ごとの特徴や濃さに合わせて、適切な量をつけるのが大切です。
また、付ける場所によって香りの広がり方が変わってきます。
しっかり香りを楽しみたいなら、上半身の血管が近い場所、ふんわり周囲に香りを広げたいときには、下半身の血管が近い部分がおすすめです。
汗をかきやすい部分だと、汗と香水の匂いが混ざってしまうので、避けましょう。
今回解説したことを参考に、オードパルファムやオードトワレなど、香水の種類に合わせてうまく使い分けてみてください。
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