香水の香りをチェックしているときに、フィグという香料や香水名を見かけたことはありませんか?
フィグとはそもそもどんな香りのフルーツなのか、気になる人も多いですよね。
香水に使われた際にどんな効果があるのか、香りの特徴を知っておくと、香水選びも楽になります。
また、フィグの香水にはプチプラもあるのでしょうか。
フィグの香りがする香水を選ぶポイントも、あわせて知っておきたいですよね。
ほかにも、フィグの香りがするおすすめな香水も具体的に知りたいのではないでしょうか。
そこで今回は、フィグとはどんな香りのフルーツなのか、香りの特徴や香水を選ぶポイント、おすすめの香水4選などをあわせて紹介します。
イチジク(フィグ)とはどんな香りのフルーツ?香水に使われることも
フィグとはどんな香りがするフルーツなのか、くわしく説明します。
芳醇な優しい甘さ!イチジク(フィグ)とはどんな香りのフルーツなの?
香水で使われるイチジクの香りは、主に実と葉の部分の香りになります。
本物のイチジクから採った香りというわけではなく、基本的にイチジクの香りを再現した調合香料です。
イチジクの実はミルキーなココナッツのような香りに、ウッディな渋みのある香りが特長です。
甘くクリーミーでウッディな実と、葉のグリーンな香りは、フルーティな香料とは違った魅力があります。
イチジクは季節の中だと夏や秋にぴったりな香りで、とくに秋を感じたい少し涼しくなったときにおすすめです。
しかし、イチジクの葉のグリーンな香りなどが合わさった香水は、春先にもぴったりです。
甘すぎず爽やかな雰囲気もあるイチジクの香りは、優しく明るい気持ちになりたいときにおすすめな香りになります。
フィグの入った香水はどんな人におすすめ?
フルーティな香りは甘くて華やかなものだと女性人気がありますが、フィグは男性にもおすすめな香りです。
青っぽさのある葉の香りと、ミルキーな実の香りが合わさると、大人っぽくて落ち着いた優しい香りになります。
ずっと嗅いでいたくなるような落ち着く香りなこともあり、男性から女性まで幅広い人におすすめです。
また、フルーティ系の香りでも甘すぎない香水を探している人にも、フィグの香りは人気があります。
上品な甘さとほどよい華やかさを持ち合わせたフィグは、大人っぽいフルーティ系の仮の香水が欲しい人におすすめです。
【30ml・100ml】プチプラもある?フィグの香りがする香水を選ぶポイントとは
フィグの香りがする香水を選ぶポイントを、くわしく説明します。
好みの香りを探したい!フィグの香りの香水を選ぶポイントを解説
フィグの香りの香水を選ぶ場合、まずは香調を調べ、フィグの香りをどう表現しているのか、調べましょう。
ウッディな香りが強いのか、フルーティな香りやフローラルな香りに仕上げているのかなど、全体の香りのテイストをチェックし、香水をいくつかに絞ります。
次に、具体的な香りの流れやフィグの香りの使われ方を調べましょう。
香りの流れや濃さなどを細かく調べ、自分に合った香水を選ぶのが大切です。
また、口コミと商品説明だけで香水を選ぶときには、30mlなど最初は内容量の少ないものを購入するのがおすすめです。
少量の香水で香りを確かめて気に入ったら、リピートする際にフルボトルなど内容量の多いものを購入してみてください。
フィグの香りの香水は商品によって違う!直接お店で確かめてみよう
口コミや商品説明だけだと、どうしても香水の香りを具体的に想像するのは難しいです。
よりはっきりと香りを確かめるためには、お店のテスターなどを利用するのがおすすめです。
実際に香りを嗅いでチェックすることで、香水選びに失敗しにくくなります。
【ディプティック・ロジェガレ】フィグの香りがするおすすめ香水4選!メンズ・レディースあわせて紹介
フィグの香りがするおすすめ香水4選を、くわしく紹介します。
イチジクの葉や実などイチジクの木への頌歌「ディプティック フィロシコス」
こちらは、イチジクの葉、イチジクのミルク、イチジクの木、ブラックペッパーの香りの香水です。
イチジクの木そのものへの頌歌をコンセプトに、葉のグリーンの爽やかさや果実のミルキーな味わい、白い木の濃密さが表現されています。
トップノートはイチジクの葉、イチジク、ミドルノートはココナッツ、グリーンノート、ラストノートがホワイトシダー、ウッディノート、イチジクの木です。
付けた瞬間に、イチジクの果樹園に立っているようなイチジクのうっとりするような香りを堪能できます。
イチジクの木が際立たせる葉のみずみずしいグリーンやミルキーなイチジクの実など、つけたてから残り香までイチジクの香りを楽しみたい人におすすめな香水です。
地中海沿岸の低木林を彷彿とさせる香水「ロジェガレ フィグ」
こちらは、イチジクの温かみのある果肉とゆったりした気分にさせてくれる葉、ほろ苦いグレープフルーツの香りが、地中海沿岸の低木林を彷彿とさせる香水です。
熟したイチジクの香りが、暖かい昼下がりや木陰でのシエスタなど、地中海の思い出を呼び起こしてくれます。
主な香りは、フィグ、ムスク、グレープフルーツです。
トップノートはマンダリン、グレープフルーツ、クミン、ミドルノートはフィグ、フィグリーフ、ベースノートがフィグ、シダー、ムスクになります。
伝統あるロジェガレのフレッシュな香りに、太陽の恵みを受けたフルーツの華やかな香りがブレンドされた香水です。
のんびりとリラックスできる時間へと誘う香水は、夏の終わりを感じさせる甘く穏やかな香りがします。
生き生きと力強いシトラスと優しいイチジクの香り「アクアディパルマ フィーコ オーデトワレ」
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こちらは、ベルガモットやレモン、グレープフルーツなどのフルーティなトップノートに、イチジクやピンクペッパー、ジャスミンの優しく華やかな香りが合わさった香水です。
生き生きとした力強いフルーティな香りを、まろやかで優しいイチジクの香りが際立たせます。
トップノートはイタリアンレモン、イタリアンベルガモット、グレープフルーツ、ミドルノートはフィグネクター、ピンクペッパー、ジャスミンの花びら、ベースノートがフィグウッド、シダーウッド、ベンゾインです。
フィコディアマルフィの爽やかな果実の香りに、繊細な花々の香りが合わさり、ラストはウッディで温かみのある香りに落ち着きます。
香調はウッディーグリーンで、美しいアマルフィ海岸のフィコディアマルフィを想起させる香りになります。
エレガントで魅力的な香りは、シーンを問わず使える香水です。
イチジクとセイヨウキョウチクトウの香り「エルメス 地中海の庭」
こちらは、木や花に満ちたチュニジアのプライベートガーデンでの散歩をイメージした香水です。
フルーティでウッディな香りは、甘美なイチジクとグリーンレンティクス、繊細なセイヨウキョウチクトウのノートが合わさっています。
主な香りはイチジク、グリーンレンティクス、セイヨウキョウチクトウです。
トップノートはイチジク、乳香、ミドルノートはレッドシダー、ベルガモット、オレンジブロッサム、ラストノートはホワイトフローラル、セイヨウキョウチクトウです。
ウッディでグリーンでフルーティな香りは、まとった瞬間に地中海の庭にあふれる豊かな自然を想起させます。
男女ともに使いやすいユニセックスな香りで、幅広い人が使いやすい香水になっています。
フィグは柔らかくて程よい甘さが魅力!秋の香水にもぴったりな香り
フルーツの中でも、フィグは酸味があるような果実ではなく、柔らかくて程よい甘さの香りがします。
秋にぴったりな香りは、芳醇な甘さと青々しさが魅力です。
フルーティな香りは若々しくて、使い方によっては可愛くなりすぎると感じる人もいます。
しかし、フィグは大人っぽくて落ち着いた甘さの香りのため、年齢や性別を問わず使いやすい香水が多いのも特徴です。
同じフィグの香りがする香水でも、商品ごとに香りの濃さや流れは変わってくるため、具体的な匂いを確かめてから購入しましょう。
香水を選ぶ際には、口コミを読んだり、お店のテスターで香りを確かめるのがおすすめです。
今回紹介したことを参考に、フィグの香りがする香水を試してみてください。