香水の香りの中でも人気があるのが、フローラル系です。
フローラル系の香水は女性にとくに人気のある香りで、いろいろな種類の香水が販売されています。
では、フローラル系の香水はそもそもどんな香りがするのでしょうか。
フローラル系の香りの香水の種類も、知りたいですよね。
日本人だと甘すぎたり濃厚すぎる香りが使いにくいと感じる人も多いのですが、フローラル系でもあまり甘くないものはあるのでしょうか。
また、自分に合ったフローラル系の香水を選ぶポイントや選ぶときの注意点も知りたいですよね。
フローラル系の香水の具体的なおすすめを知りたい場合、プチプラとハイブラの商品をそれぞれ知りたい人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、プチプラとハイブラのフローラル系のおすすめ人気香水4選とあわせて、フローラル系とはどんな香りなのか、特徴や選び方も徹底紹介します。
華やかで上品な甘さで人気!そもそもフローラル系の香水とは
そもそもフローラル系の香水とはどんな香りなのか、くわしく説明します。
フローラルってなに?香りの特徴を解説
そもそもフローラルとは、花のような香りのことです。
お花をイメージした香りのことをフローラルノートと言い、昔から香水の定番の香りになっています。
初めて作られた香水も、ベルガモットやジャスミンなどのフローラルノートが特徴の香りでした。
花の香りは昔から人間と深いかかわりのある香りのひとつで、香水としても古くから利用されてきました。
フローラル系の香りは花の種類によって違いがあるため、同じフローラル系の香水でもそれぞれ違う香りになります。
また、くみあわせる香料や香りの濃さなどによっても、違った香りの香水になるため、購入前に香りの流れをしっかり確認しておきましょう。
上品な甘さは女性向けの香水の定番!
フローラル系の香りは、全体的上品で華やかな雰囲気があるのが特徴です。
女性向けの定番の香りでもあり、それぞれの人気ブランドには、上質なフローラル系の香水が必ずと言ってもいいほどあります。
女性人気の高い香水を調べてみると、上位にはフローラル系が高確率で入ってきます。
そのくらいフローラル系は女性人気が高く、万人受けする香りです。
しかし、フローラル系は濃厚すぎると日本では使いにくいこともあります。
香りが濃いと酔ったように気分が悪くなる人もいるので、香水を使いなれていない人は、まずはライトな使い心地のものを選びましょう。
また、フローラル系の香りといっても、トップノートからしっかりフローラル系のものもあれば、トップノートは別の香りが中心なこともあります。
香りの合わせ方や流れによっても、違った雰囲気の香りになるため、好みに合わせて選ぶのが大切です。
フローラル系の香水ってどんな種類がある?甘めな香りしかないの?
甘めな香りしかないのかなど、フローラル系の香水の種類について、くわしく説明します。
花によって香りが違う!フローラル系の種類を紹介
フローラル系の主な種類は、次の通りです。
- ローズ
- ジャスミン
- ミュゲ
- ピオニー
- ネロリ
- リリー
- チュベローズ
- ミモザ
- ラベンダー
- ローズマリー
- オレンジブロッサム
- オスマンサス
以上のような香りがフローラル系によく使われますが、ラベンダーやローズマリーはアロマ系、オレンジブロッサムはシトラス系、オスマンサスはフルーティ系にもなります。
フローラル系の香りは花の香りをイメージしているため、花の数だけあります。
抽出するのが難しい香りでも、その花をイメージして香りを組み合わせ作ることもあり、たくさんの種類があるのがフローラルノートの特徴です。
甘さの強い香りから、青っぽさのある香り、爽やかな香りまで、香りの幅も広いので、フローラル系の香水を購入するときには、使われている花もチェックしましょう。
香りの組み合わせを確認することで、大まかな香りをイメージしやすくなります。
フローラル系でも香水によって濃度や香りのバランスが変わってくる!
使われている香料の種類だけでなく、組み合わせる香料の濃度やバランスによって、違った香りに感じます。
香水は香りの濃度によって、種類が分かれているので、同じ名前の香りでも、種類ごとに香りの雰囲気が違ってくるので、注意しましょう。
大きく分けると、一番濃い香水がパルファン、次いでオードパルファン、オードトワレ、オーデコロンと4種類になります。
とくに使いやすくてよく作られるのが、オードパルファンとオードトワレです。
香りが少し濃いめがいいならオードパルファン、もっとカジュアルな香りがいいならオードトワレがおすすめです。
最近はライトな香りが好まれることもあり、パルファンはあまり作られなくなっています。
また、コロンは香りが一番ライトで持続力も短いのですが、重ね付けしてつけたり、控えめな香りを楽しみたいときにおすすめです。
【フルーティノート・ウッディノート】フローラル系の香水と相性のいい香りは?
フローラル系の香水と相性のおいい香りについて、くわしく説明します。
フローラル系の香りはフルーティ系と相性がいい?
香りは種類ごとに相性が変わってきますが、フローラル系はとくにフルーティ系とあわせることが多いです。
フルーティ系のさっぱりしたジューシーな香りをトップノートに持ってくることが多く、フローラル系の華やかで濃厚な甘さをやわらげてくれます。
とくに可愛い雰囲気のフローラル系にしたいときに、フルーティ系とあわせるのがおすすめです。
また、サボン系の香水も、フローラルノートとフルーティノートをあわせて作ることが多いです。
どちらもシャンプーや石鹸の香りとしてよく使われることもあり、清潔感のある上品な万人受けする香りにできます。
香りの合わせ方によって、フローラル系の可憐な部分を強調したり、華やかな部分を強調したり、組み合わせ方がとても大切になります。
フルーティ系の以外でフローラル系と相性がいい香りは?
フローラル系はフルーティ系の香り以外だと、シトラス系やアロマ系、ウッド系などと相性がいいです。
さっぱりした香りにしたいなら、シトラス系の香りとあわせるのがおすすめです。
とくにサボン系など、清潔感のある香りにしたいときにおすすめな組み合わせ方になります。
アロマ系はラベンダーやローズマリーなどの香りのことで、アロマンティックノートをあわせることで、男性でも使いやすい香りにできます。
フローラルな甘い香りとは違った癒しの香りは、華やかさを残しつつ、ユニセックスな雰囲気の香りにできるのが特徴です。
ウッド系の香りは基本的にラストノートになるのですが、温かみのある植物の香りとして、花の香りと相性がいいです。
ドライで柔らかなぬくもりある香りは、フローラル系の香水に深みを出してくれます。
【甘い香り・青みのある香り】フローラル系の香水の選び方を解説
フローラル系の香水の選び方について、くわしく説明します。
香りは選び方が大切!フローラル系の香水の選び方とは
フローラル系の香りを選ぶときには、まずは大まかにどんな雰囲気の香水が欲しいのか、考えましょう。
可愛い雰囲気なのか、華やかで気品あふれる香りなのか、上品で清潔感のある香りなのか、フローラル系の大まかのイメージを決めていると、香水を選びやすくなります。
また、フローラル系の香水を調べるときには、トップノートからラストノートまでの流れを調べるのが大切です。
つけたてのトップノートはどんな香りなのか、フローラルノートの香りの組み合わせや、残り香でどんな香りが出てくるのか、調べておきましょう。
大まかに香りの流れやイメージが想像出来たら、レビューを調べて具体的な使用感を調べるのがおすすめです。
フローラル系の香水を選ぶときに注意したいポイントってある?
香水は直接嗅いで始めて、具体的な香りが分かります。
テスターをチェックせずに香水を購入する場合、香りの濃度や香りのバランスを調べずに購入しないようにしましょう。
レビューは個人の感想のため、ひとつだけ調べても、自分と感性が違う人だと、感想が参考にならないこともあるので、注意が必要です。
自分と同じような香りの好みを持っていて、年齢も近い人の方が、レビューは参考になります。
レディース向け以外にもメンズ向けのフローラル系の香水ってある?
メンズ向けのフローラル系の香水はあるのか、くわしく説明します。
フローラル系の香水にはメンズ向けもあるの?どんな香りが使いやすい?
メンズでも使いやすいフローラル系の場合、甘さが控えめでさっぱりしている香りが多いです。
シトラス系やアロマ系の香りが入っていたり、少し香りが控えめで可愛すぎないフローラル系を探してみてください。
また、フルーティ系もフローラル系と相性がよく、さっぱりしているのですが、甘さが強いと男性の場合は使いにくいこともあります。
男性の場合、華やかさよりも清潔感重視のフローラル系の方が日常使いしやすいので、参考にしてみてください。
メンズがフローラル系の香水を選ぶときのポイントは?
フローラル系の香水をメンズが選ぶ場合、まずはメンズ向けやユニセックスな香りを探してみましょう。
同じ男性の意見を参考にするのもおすすめなので、選ぶときにはレビューを読んでみるのもおすすめです。
また、華やかすぎる香りだと男性の場合は使いにくいので、あわせる香りのバランスが大切になります。
手軽に挑戦!プチプラでおすすめなフローラル系の香水4選を紹介
プチプラでおすすめなフローラル系の香水4選を、くわしく紹介します。
定番人気のフローラル系「SHIRO ホワイトリリー」
こちらのSHIROは通常のプチプラよりも少し値段は高めですが、ハイブラよりも手軽に手に入れやすい人気香水です。
ホワイトリリーはSHIROの香水の中でも人気のある香りで、リリーやマグノリアの清潔感のある上品な香りが特徴です。
くどさやくせがなく使いやすい香りは、メンズでも使いやすいフローラル系の香水になります。
トップはベルガモット、ブラックカラント、グリーンで、ミドルはリリー、ジャスミン、ローズ、マグノリア、ラストがアンバー、サンダルウッド、ムスクです。
みずみずしくて透明感のある香りのため、オールシーズン使いやすい優秀な香水です。
場所を選ばずに使えることもあり、日常使いにおすすめの香りになります。
香水初心者さんでも使いやすいので、フローラル系の香りにチャレンジしてみたい人は試してみてください。
花が咲き誇る庭園のような香り!「MOTON ヘア&ボディミスト FLOWER GARDEN」
こちらはヘア&ボディミストということで、通常の香水とは違って美容成分もふんだんに配合されています。
香水にも負けない上質でぜいたくな香りは、まるで花が咲き誇る庭園にいるような気分にさせてくれるのが特徴です。
トップノートのマンダリン、ベルガモット、ピーチ、グリーンで、ミドルノートはローズ、ピオニー、ミュゲ、オレンジフラワー、ラストがムスク、パチュリ、アンバーです。
フローラル系と相性の良いフルーティノートと、深みのあるムスクやパチュリの香りがバランスよく組み合わさった香りになります。
こちらは韓国ブランドのアイテムで、プチプラながらとても優秀な高級感のある香りが特徴です。
プチプラ系はライトな使い心地のものや、シンプルな香りが多いのですが、こちらのヘア&ボディミストは奥行きのある香りがしっかり香ります。
リラックスできるフローラルアロマの香り!「フィアンセ ボディミスト 月夜の香り」
こちらは人気プチプラブランドのボディミストで、リラックスできるフローラルアロマの香りが特徴です。
月明かりに包まれて眠るときの心地よさにインスパイアされた香りは、日常使いだけでなくお休み前のリラックスタイムに使うのもおすすめです。
トップノートはホワイトローズとフリージア、ミドルはホワイトラベンダーやジャスミン、パチュリ、ラストノートはムスクとサンダルウッド、ヘリオトロープになります。
華やかで柔らかなフローラルノートが、トップノートからラストノートまで穏やかに続きます。
ラストの暖かみのあるサンダルウッドやミドルのパチュリのウッドノートは、フローラルな香りと相性がよく、奥行きと深みを出してくれるのが特徴です。
暖かくてお穏やかなフローラル系の香水をプチプラでほしい人は、こちらの香りを試してみてください。
もち運びにも便利!「オハナ・マハロ オードトワレ <ハリーア ノヘア>」
こちらはパッケージのとおり、可愛いフローラル系の香りが特徴です。
幼いころから乙女心をくすぐる、ファンタジックでより小人夢に満ちた、かわいいおとぎ話のイメージの香りになります。
フェミニンなフルーティフローラルな香りは、手軽にフローラル系の香水を楽しみたい人におすすめです。
10mlと内容量は少ないのですが、持ち運びに便利で、外出先でもさっと香水をつけられます。
フローラル系の香りですが、爽やかな香りなので、初めてフローラル系の香水を使う人にもおすすめです。
可愛らしくて乙女チックな香りということもあり、どちらかというと若年層向けの香りになります。
おとぎ話のようなフェミニンな雰囲気のフローラル系の香水が欲しい人は、こちらの香りを試してみてください。
シャネルなどハイブランドのフローラル系のおすすめ香水4選!
シャネルなどハイブランドのフローラル系のおすすめ香水4選を、くわしく紹介します。
定番人気のフローラル系「ミスディオール ブルーミングブーケ オードゥトワレ」
こちらは、ハイブランドのフローラル系香水の中でも人気のある香りになります。
フローラル系は海外ブランドのものだと、香りが濃すぎて使いづらい人もいます。
しかし、こちらはアジアへのオマージュを込めて作られていることもあり、アジア人女性が使いやすいライトな香りが特徴です。
マンダリンとベルガモットのみずみずしいフルーティな香りから、ローズやジャスミンのフェミニンな香りになり、ラストはホワイトムスクの優しい甘さが香りに深みを出しています。
みずみずしくて爽やかなフローラルフルーティブーケの香りは、程よい甘さで日常使いにぴったりです。
甘さがあるのに爽やかで、くどさ和癖もない万人受けする香りになっています。
初めてフローラル系の香水を使う人で、どれを選んでいいのか分からない人は、こちらの香りを試してみてください。
華やかで優美なフローラル系の香り!「シャネル チャンス オー タンドゥル オードゥ パルファム」
こちらはシャネルの人気香水で、ローズやジャスミンなどの気品あふれる華やかな香りが特徴です。
女性らしい優美で華やかなフローラルフルーティの香りは、幅広い女性におすすめです。
その瞬間を逃してしまったら二度と手に入れることができないチャンス、新しいチャンスは自分の中にある、というインスピレーションから作られた香りになります。
自立した女性らしい、甘すぎることのない爽やかなフローラル系の香りは、オールシーズン使えます。
とくに夏にも使えるフローラルな香りを探している人におすすめで、ローズとフルーティな香りで、一日中わくわくした気持ちになれる香水です。
爽やかで重すぎない香りのため、フローラル系にありがちな、たくさんつけて香りが濃くなりすぎる失敗も起こりにくくなっています。
フレッシュでフェミニンな、可愛すぎるだけではないフローラル系の香水を探している人は、こちらの香りを試してみてください。
ブランドNo.1人気!「ジョーマローン イングリッシュペアー&フリージア コロン」
こちらのジョーマローンの香水は、ブランド内で一番人気の香りです。
白いフリージアの香りにみずみずしい洋梨のフルーティな香りに、アンバーやパチョリ、ウッドの香りが深みを出してくれています。
イギリスの果樹園で収穫したような熟したての洋梨が詰まったような豊潤な香りは、秋にぴったりの香りです。
全体的にほどよい甘さのフルーティフローラルな香りのため、秋だけでなくオールシーズン使えます。
甘ったるくないすっきりとした万人受けする香りのため、上品なフローラル系の香水が欲しい人は試してみてください。
きつくないふわっとしたナチュラルな香りは、香水を普段使わない人でも使いやすくなっています。
ハイブランドでプチプラよりも値段は高めですが、人気ブランドの人気の香りを試してみたい人には、こちらの香水がおすすめです。
セクシーでクールなフローラルラベンダー「イヴサンローラン リブレ オーデパルファム」
こちらは、マスキュリンなラベンダーとフェミニンなオレンジブロッサムの香りが特徴の香水です。
セクシーでクールなフローラルラベンダーの香りは、女性だけでなく男性にもおすすめな香りになります。
トップノートはラベンダー、タンジェリン、ネロリ、ミドルはオレンジブロッサム、ジャスミンサンバック、ラストはバニラ、トンカービン、ホワイトムスクです。
ラストノートにバニラが入っていますが、甘すぎないふんわり柔らかい香りになっています。
ラベンダーの香りはアロマ系の癒される香りですが、人によっては濃厚に感じることもあります。
こちらは、オレンジブロッサムやネロリなどの爽やかな香りがあわさることで、すっきり優しい香りにしてくれているのが特徴です。
セクシーでジェンダーレスな香りは、フローラル系の香水を探している男性にもおすすめの香水です。
安いフローラル系の香水でも優秀な香りがたくさんある!値段を問わず探してみよう
香水は商品によって香りも品質も変わってきますが、プチプラのフローラル系香水でも優秀なものはたくさんあります。
プチプラは香りの流れがシンプルなものやライトな使い心地のものが多く、逆にハイブラよりも使いやすいと感じる人もいます。
フローラル系の香水が欲しいときには、値段を問わず捜してみるのもおすすめです。
また、フローラル系の香水といっても、花の種類や香料の組み合わせ方、濃度などによってまったく違った香りになります。
どの香りが強く出るのか、時間ごとの香りの流れなども考えて、フローラル系の香水を選びましょう。
フローラル系は女性向けのものが多いのですが、最近はライトな使い心地のものが増えていることもあり、男性でも使いやすい香りもあります。
男性の場合は、ユニセックスな雰囲気の香りが好きな人に、フローラル系の香水はおすすめです。
今回紹介したことを参考に、フローラル系の香水を使ってみてください。
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