【最新版】香水ってどんな成分が入っている?成分表示の調べ方もあわせて解説

コラム

香水を購入する前に気になるのが、香りと成分ですよね。
とくに肌が弱かったり、肌につけるものに気を使っている人だと、香水の成分が気になるのではないでしょうか。
香水は化粧品の一種ということもあり、成分にこだわる人が多いです。
有害な成分は入っていないのか、肌の刺激になるものは入っていないのか、知りたいことはいろいろありますよね。

また、香水の臭いが気になる場合、どんな成分が原因になっているのでしょうか。
そもそも香水の臭いが変わる原因も、気になりますよね。
臭いの原因になる成分のほかにも、香水の成分はどうやって調べるのか、知っていると便利です。
ほかにも、成分を調べるときの注意点やポイントもおさえておくのがおすすめです。
そこで今回は、香水にはどんな成分が入っているのか、成分表示の調べ方や異臭がするときの原因などをあわせて解説します。

【エタノール・アルコール・アンモニア】有害なものは入ってないの?基本的な香水の成分とは

有害なものは入っていないのか、基本的な香水の成分について、くわしく説明します。

そもそも香水ってどんなもの?市販されているものの基本的な成分を解説

香水は基本的には、香料や精油、アルコールなどを混ぜて作ります。
手作りなら数種類の精油と無水エタノール、ホホバオイルなどで作ることが多いのですが、販売されている香水の中にはほかにもいろいろなものが配合されています。

基本はアルコール(エタノール)と香料で、香料は天然のものと合成香料になり、香料が成分の違いとしては大きいです。
また、同じ品種の香りでも、抽出方法によっても香りが変化します。
同じような香りでも、天然の香料と合成香料では成分が違ってくるので、購入時には注意しましょう。

天然香料だからいいというわけではなく、合成香料にすることで、使いやすい香りになっていることもあります。
ムスクは人によってはアンモニア臭がすると感じますが、合成のホワイトムスクだと、よりふんわりとした粉っぽい肌になじむ香りになります。
香料ごとに違いがあるので、天然香料や合成香料を色々調べてみましょう。

香水には有害な成分は入っていない?使っても大丈夫?

すでに説明したように、香水は基本的にアルコールと香料がからできています。
使用される香料の種類や抽出方法、配合比率などは商品ごとに違いがあります。
そのため、場合によっては体に有害なものが混ざっている可能性はゼロではありません。

香水は揮発した香料が鼻に入り、匂いを感じるもののため、人によってはアレルゲンとなり、体調を崩してしまう可能性もあるので、注意が必要です。
最近は香害という言葉もあり、化学製品が体に合わない人は、香水を購入する前に、成分を調べるのがおすすめです。

香水の臭いが気になる!原因の成分を確かめることってできる?

アルコール臭やアンモニア臭がするなど、香水の臭いが気になる場合、どんな成分が原因になっているのかなど、詳しく説明します。

劣化が原因?香水の異臭が気になる原因とは

香水から異臭がしたり、臭いが気になる場合、理由として考えられるのが、次の通りです。

  • アルコール臭
  • 香料の成分
  • 体臭と混ざった臭い
  • 成分の劣化

まず、新しい香水を開封したときに、ツンとしたアルコール臭が気になることがあります。
香水の成分は香料とアルコールが主になるため、配合によってはアルコールの臭いが気になる人もいます。
とくにつけたてのトップノートはアルコールがまだ飛んでいないこともあり、臭いが気になることが多いです。

また、アルコール以外の臭いが気になる場合は、香料が原因の可能性もあります。
香料の種類はとても多く、中にはくせのある匂いだったり、濃すぎると異臭に感じやすい香料もあるので、注意しましょう。
とくにトップノートのアルコール成分と混ざると、ツンとした刺激のある異臭になりやすいです。

香料自体の香りは異臭に感じなくても、体臭と混ざることで悪臭に変わることもあるので、香水の使い方には注意しましょう。
肌につけたときの香水の香りは人によって違うことも多く、体臭との相性が悪かったり、汗をよくかく部分に付けると、異臭に感じることもあります。

最後に考えられる原因が、成分の劣化です。
香水は基本的に開封してから1年で使い切るのが好ましく、時間経過とともに成分が劣化しやすくなります。
成分が劣化した香水を肌にのせると、ツンとした異臭や古い油のような臭いがすることもあるので、注意しましょう。

香水の成分が劣化したものは使わない方がいいの?

開封してから時間が経ち、成分が劣化した香水は、悪臭に変わるだけでなく、つけると肌に異常が現れる可能性もあります。
色が少し変わっているくらいなら大丈夫なことも多いのですが、異臭がする場合には、使わないようにしましょう。

また、未開封の香水でも時間が経ちすぎると、香りが劣化していることもあります。
香りが変わるだけでなく、異臭がするようなら、肌に付けない方が安全です。

基本的には、香水を購入したら1~3年以内に使い切るのがおすすめです。
保存状態が悪いと早く劣化してしまうので、保管場所などには気をつけましょう。

消費期限に注意!香水の匂いが変わらないようにするには?

香水の匂いが変わらないようにするためには、まず消費期限を守るのが大切です。
使っていて異臭がするようになったら、使用をやめましょう。

期限内に使うだけでなく、香水の成分をなるべく劣化させないために、直射日光が当たる温度の高い場所に保管するのもやめましょう。
基本的には15℃~20℃くらいの場所がおすすめですが、気温が高いからといって、冷蔵庫のように極端に寒い場所にはいれないでください。

また、棚などの光を遮断する暗い場所は温度が変化しにくいこともあり、保管するのもおすすめです。
光を遮断する棚や引き出しに保管し、使うときだけ出すようにすると、香水を劣化させずに使い切りやすいので、試してみてください。

【SHIRO・クロエ】香水の成分表示ってどこで検索すれば出てくるのか解説

香水の成分表示はどこで検索すれば出てくるのか、くわしく説明します。

成分が詳しく知りたい!香水の原料などをくわしく調べるには?

引用:Amazon

こちらのような香水の成分をくわしく知りたい場合、一番簡単なのがパッケージをチェックすることです。
ネット検索だとくわしく出てきにくいので、実際にお店などでパッケージをチェックするのがおすすめです。

香水の具体的な名前で検索すると、成分が書いてあることもあるので、実際にパッケージを確認するのが難しいひとは、まずは検索してみてください。
成分表は先に書いてあるものほど成分が多く、下に行くほど内容量が少なくなっていきます。
具体的にどのくらい含まれるのかは確認できないのですが、成分表を見るときの参考にしてみてください。

香水の成分を確かめるときにチェックしたいこととは

基本的に香水に一番含まれている成分が、エタノールです。
エタノールのほかに、香料や化粧品の成分などが入っています。
肌が弱くて成分が気になる人は、ひとつひとつチェックしてみましょう。

ただし、香料は香料としか記載されていないことが多く、はっきりと成分を調べるのが難しいです。
また、表示しなくてもいい成分も色々あるため、成分表を見てもくわしく何が入っているか、分からないこともあります。

なにが入っているのか、確認したいときには、成分表よりも香水を販売しているブランドのサイトで商品の説明を読むのもおすすめです。
肌が弱い人の場合は、同じような敏感肌の人の口コミをチェックしてみるのもおすすめなので、試してみてください。

原料一覧を見ても香水の具体的な成分が分からないことも?その理由とは

調べても香水の具体的な成分が分からない理由ついて、くわしく説明します。

そもそも調べても香水の成分が見つからないことも?

ネット検索をしても、ブランドによっては香水の具体的な成分を記載していないこともあります。
そもそも成分表を見ても、きちんと勉強をしていない人だと、成分を一つ一つ判断するのは難しいです。

香水の成分が気になるときには、成分表にざっと目を通すのもいいのですが、口コミなどで実際に使った人の使用感を調べるのがおすすめです。
基本的に香水は肌に塗りこんで使うわけではないので、肌に少しついただけで以上が出ることもあまりありません。
もし、少しだけつけて異常がある場合には、口コミにも書かれることが多いので、事前にチェックしてみてください。

ブランドごとに香水の成分は違う!素人だと判断しづらいことも

すでに説明したように、香水の成分表を見ても、素人だとどんな成分がはいっているのか、判断するのが難しいです。
パッケージを確認しても分かりづらいうえに、はっきりと記載されていないものも多いので、注意しましょう。
安心して香水を使いたいときには、まずは信頼できるブランドの香水を購入するのが大切です。

香水の成分は商品によって違いがある!信頼できるブランドから購入するのがおすすめ

商品ごとに香水の成分は変わってくるのですが、パッと見ただけでは良し悪しは分かりません。
とくに香水のように数十ml単位で売られているものだと、入っている量が少なすぎて、成分表には記載しなくてもいい成分も出てきます。
どのくらいの量が入っているのか、配合方法などもブランドごとに違いがあるため、香水は信頼できるブランドから購入するのがおすすめです。

また、基本的に日本で作られたものや輸入品では、一応成分の規定内のものが売られているのですが、海外から直接購入すると、海外の基準をクリアしたものになります。
場合によっては、肌への刺激が強かったり、日本では許可されていない成分が入っている可能性があるので、購入時には注意しましょう。
海外の製品は成分を日本語で書いてないこともあり、確認も難しくなるので、使用前にパッチテストをするのがおすすめです。
今回解説したことを参考に、香水の成分について考えてみてください。

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