【保存版】香水は何年で劣化する?匂いなど劣化がわからないときの確認ポイントを解説

コラム

せっかく購入した香水でも、場合によってはずっと使わなくて余ってしまうことがありますよね。
久しぶりに使ってみようとしたら、異臭がしたり、色が変化していることがあります。
香水の匂いや色が変化した香水は使っていいのか、迷ったことはありませんか?
そもそもこれらの変化は劣化に入るのか、気になる人もいるのではないでしょうか。
香水を使う場合、消費期限はどのくらいになるのか、開封済みと未開封で年月に違いがあるのか、気になりますよね。

また、劣化した香水はそもそもどうなるのか、変化が分からないときの確かめ方も知っておくと、便利です。
ほかにも、色や臭いが変化した香水を再利用する方法も、知りたいのではないでしょうか。
そこで今回は、香水は何年くらいで劣化するのか、匂いなどの劣化が分からないときの確認方法や、使わなくなった香水の再利用方法などをあわせて解説します。

そもそも香水は劣化するのか?消費期限は何年くらいになる?

香水はそもそも劣化するのか、消費期限についてくわしく説明します。

何年で品質が変わる?香水はそもそも劣化するのか解説

香水はアルコールと香料が主な原材料になっているため、腐ることは基本的にはありません。
アルコール成分が飛んでしまったり、時間が経って雑菌が瓶の中に入った場合、品質が変わり、劣化してしまいます。
そのため、製造されてから時間が経ちすぎた香水は、未開封の状態でも使わないようにしましょう。

また、開封した香水は雑菌が入りやすく、未開封のものよりも劣化するのが速いです。
香水を使うときには、劣化しないうちに使い切るのが大切です。
とくに開封した香水は、早めに使い切るようにしましょう。

香水は商品ごとに内容量が違ってきますが、あまり香水を使わない人は内容量の多いものよりも、少なめのものがおすすめです。
劣化しないうちに使い切れる量を考え、香水を選ぶようにしましょう。

香水は何年くらいで劣化する?開封済みと未開封での違いは?

開封済みの香水の場合、だいたい1年くらい経つと品質が劣化してきます。
未開封のものだと3年くらいで劣化するので、香水はだいたい1年~3年以内に使い切るのがおすすめです。

とくに未開封の香水でも劣化するため、製造されてから何年も経った香水を購入するときには注意しましょう。
香水の中には絶版になっても売られているものもありますが、何年も前に製造されたものだと、品質が劣化している可能性もあります。
未開封の香水は開封しないと品質が分からないため、知らずに劣化した香水を購入してしまう可能性もあるので、注意が必要です。

また、新品の香水と偽って開封済みの香水をネットで販売していることもあるので、購入時には気をつけましょう。
とくにテスターとして使われていた香水で、安く販売している香水は劣化に気をつける必要があります。

保存方法でも香水の劣化の速度は変わってくる?どうやって保存するのがおすすめ?

香水は開封・未開封の違いだけでなく、保存方法でも劣化の速度が変わってきます。
直射日光の当たる場所や気温が変化しやすい場所だと香水は劣化しやすく、すぐに変色したり、匂いが変わってしまうことが多いです。
そのため、香水を購入したら保存方法に気をつけましょう。

基本的に香水は、直射日光が当たらず、気温があまり変化しない場所に保管するのがおすすめです。
引き出しや冷蔵庫、ワインセラーの中など、気温の変化が少ない場所で保存しましょう。

また、冷凍庫などの温度が低すぎる場所に入れるのはNGです。
温度が高すぎず、低すぎず、変化しない場所で保存するのがおすすめです。

変化がよくわからない?劣化した香水はどうなるのか、匂いや色を解説

劣化した香水はどうなるのか、匂いや色の変化についてくわしく説明します。

色が変わっても使える?劣化した香水の特徴とは

劣化した香水の分かりやすい変化は、次の通りです。

  • 変色
  • 沈殿物
  • ツンとしたアルコール臭
  • 古くなった油の匂い

まず、古くなって劣化した香水の変化で分かりやすいのが、色と臭いです。
変色して茶色っぽくなっていたり、色味が変化することがありますが、原因として考えられるのが、着色料の分解とアルコールが揮発したことによる品質の変化です。

香水はアルコール成分が徐々に揮発していくと、色が徐々に濃くなり、匂いもそれに合わせて変化していきます。
匂いとともに色も徐々に濃くなりますが、色の変化自体ではとくに使用すること自体は問題ありません。

また、香水が結晶化するなどして沈殿物ができた場合も、基本的には使用しても問題ありませんが、容器を振っても消えない沈殿物があるときには、品質の劣化が考えられます。
アルコールが揮発しすぎて香りが極端に変わっていたり、振っても消えない沈殿物がある場合には、肌につけるのはあまりおすすめできません。

色や沈殿物以外の変化としては、臭いに劣化が現れることが多いです。
香水は古くなっていくと、品質が変化してツンとしたアルコール臭や古い油のようなにおいがすることがあります。
その場合、使用期限が切れていることが多いので、あまり使わないようにしましょう。

劣化した香水を肌につけるとトラブルが起こることも?注意したいこととは

香りが少し変化していたり、色が変わっている程度ならそのまま使っても大丈夫ですが、古い油のような臭いがしたり、沈殿物がある場合には、肌につけるのは避けましょう。
古くなって劣化した香水を肌につけると、場合によっては皮膚に異常が起こる可能性があります。
とくに肌が弱い人は、劣化した香水が肌に付かないように注意しましょう。

劣化して色や香りが変化した香水は、そのまま捨てるか、ルームフレグランスなどとして使用するのがおすすめです。
少し変色しているくらいなら基本的には大丈夫ですが、肌が弱い人はパッチテストをするなどして、品質に異常はないか、調べてから使ってみてください。

劣化した香水を復活させるのは難しい!使えなくなった香水の利用方法を紹介

使えなくなった香水の利用方法について、くわしく説明します。

香水が使えなくなったら捨てる以外に利用方法はないの?

変色や匂いの変化で劣化して使えなくなった香水は、古くなりすぎていないのであれば、ルームフレグランスなどとして使うのもおすすめです。
もし、古くなっていないけど使わなくなった香水の場合には、お風呂に入れてアロマ代わりにしたり、寝香水として使ってみてください。

ルームフレグランスや芳香剤として使う場合には、香りの劣化が激しくなく、沈殿物や過度な変色がみられる香水を使うのがおすすめです。
まずはコットンやティッシュにスプレーしてみて、香りの変化をチェックしてみましょう。

ルームフレグランスを使わなくなった香水で作りたい!手順を解説

使わなくなったり、少し劣化した香水をルームフレグランスにする場合、一番簡単なのがサシェという匂い袋にする方法です。
香水とレースや麻素材などの目が粗くて薄い袋、コットンを用意し、コットンに香水を染み込ませて袋に入れるだけで完成です。
匂いの濃度に合わせてコットンに染み込ませる量を調節し、香りが弱くなったら、再びコットンに香水を染み込ませ、袋に入れましょう。

また、無水エタノールと香水、ベビーオイルでリードディフューザーを作るのもおすすめです。
手順としては、次の通りです。

  1. 瓶に無水エタノールと香水を5:1の割合で入れる
  2. 瓶の大きさに合わせてリードスティックを数本カットする
  3. リードスティックで瓶の中をかき混ぜる
  4. ベビーオイルを少し入れて完成

香水を瓶から出すときには、スプレーノズル部分をニッパーやペンチを使い、取り外す必要があります。
軍手を付けるなどして、手を怪我しないように注意しながら作業しましょう。

また、香りが劣化しすぎていたり、古くなりすぎた香水の場合は、勿体ないのですが、処分するのがおすすめです。
捨てるときには、トイレやシンクに直接香水を流さないようにしましょう。
ビニール袋にティッシュなどを入れ、そこに香水を染み込ませるように入れてから、袋を密閉して捨ててください。

アルコールが入っている香水は未開封で3年くらい保存できる!それ以降は劣化に注意

香水はアルコールが入っていることもあり、未開封だと3年くらい保存ができます。
ただし、高温多湿な場所に置いていると劣化しやすいので、保存方法に注意しましょう。
基本的には直射日光が当たらず、温度の変化も少ない場所に保存するのがおすすめです。
開封していなくても、3年以上経った香水はあまり使わないようにしましょう。
場合によっては品質が変わっていて、肌に異常が現れる可能性もあります。
とくに肌が敏感な人や弱い人は、古くなりすぎた香水はなるべく処分するのがおすすめです。

また、使わなくなった香水はルームフレグランスとして使うのもおすすめですが、そのまま使用するのではなく、香りの強さを調節して使用しましょう。
古くなりすぎた香水はルームフレグランスとして使うのも難しいので、適切な方法で処理するのがおすすめです。
今回解説したことを参考に、香水の劣化に注意して香りを楽しんでください。

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