【保存版】香水は種類によって持続時間が変わる?時間経過ごとの香りの名前など解説

コラム

香水を使っていると、なんだか香りが薄いものと濃いものがあると感じたことはありませんか?
商品ごとに香りは変わってきますが、あわせて香りの持続時間も変化します。
では、香水の持続時間にはどうして違いが出るのでしょうか。
とくに持続時間が長い香水の種類について、気になる人も多いですよね。

また、香水は時間経過とともに香りが変化していくのも特徴のひとつです。
香りが出てくる時間にはどんな名前が付いているのか、それぞれ時間経過とともに出てくる香りの特徴も知りたいですよね。
ほかにも、香りの変化や持続時間を踏まえた香水の選び方もおさえておくと便利です。
そこで今回は、香水の種類による持続時間の変化について、時間経過によって出てくる香りの違いや香水の選び方とあわせて解説します。

種類ごとに香水は持続時間が変わりやすい?一番香りの持ちがいいのはどれ?

香水の種類による持続時間の変化について、くわしく説明します。

どんな種類が香水にはある?それぞれの特徴を解説

香水には主に、次のような種類があります。

  • オーデコロン
  • オードトワレ
  • オードパルファン
  • パルファン

種類は香りの濃度によって分かれており、一番上のオーデコロンが一番控えめな香りで、一番下のパルファンが一番濃い香りになっています。
オーデコロンの場合、賦香率はだいたい2~5%程度とかなり濃度が低いのが特徴です。

2番目に香りが控えめなオードトワレは、だいたい賦香率が8~12%程度です。
オードパルファンはだいたい10~15%、パルファンが15~40%の賦香率になっています。

それぞれ香りの濃度が違ってくるため、香水を選ぶときには種類までしっかり調べましょう。
種類ごとにおすすめな付け方や使い方が分かってくるだけでなく、香りの広がり方も変わってきます。
好みの香りを選びたいときには、きちんと香水の種類まで確認するのが大切です。

香水の種類によって香りの持続時間も変わる!一番香りの持ちがいいのどれ?

種類ごとに香りの濃度が違ってくるだけでなく、持続時間も変化します。
一番香りの濃度の低いオーデコロンの場合、持続時間は短いものだと1~2時間程度です。
オードトワレだと3~4時間、オードパルファンだと4~6時間、パルファンは5~7時間程度になります。

濃度によって持続時間が変化し、一番持続時間が長いのが一番濃度が高いパルファンです。
しかし、香りの濃度が高いからと言って、使いやすいわけではありません。
とくにシーンによっては付けているだけで場違いになるため、使う種類には注意しましょう。

また、ブランドによってはオーデコロンなのに持ちが多少いいものやオードトワレでもオードパルファンのような香りの濃さのものなどもあります。
ある程度は持続時間が決まってきますが、商品やブランドごとにも持続時間が変化します。

香りの持ちが良くても使いにくいことも!とくに香水に多い種類は?

パルファンは香りがとても濃く、最近だとほとんど作られていません。
最近はナチュラルな香りが流行っており、濃厚なパルファンは使いづらくなっています。
しかし、華やかなシーンにはうってつけの種類なので、パーティーなどにつけていくのはおすすめです。

香水の種類ごとに持続時間は変化しますが、とくに使いやすいのがオードパルファンやオードトワレです。
どちらも薄すぎず濃すぎず、シーンや好みに合わせて選びやすい種類になっています。
とくにオードトワレは香りが控えめですが、オーデコロンよりは持ちがいいため、香水初心者さんでも扱いやすい種類になります。

しっかり香りを楽しみたいならオードパルファン、控えめな香りを楽しみたいならオードトワレがおすすめです。
同じ香りでも種類だけが分かれていることもあるので、チェックしてみてください。

時間経過で香りが変わる?香りが変化したときの名前や特徴を解説

香りが変化したときの名前や特徴について、くわしく説明します。

付けてから時間が経過すると香水の香りは変化する?

香水は種類ごとに持続時間が変化するだけではなく、付けてからの時間経過によって香りが変化するのも特徴です。
つけてからすぐに出てくる香りがトップノート、30分~2時間くらい経ってから出てくるのがミドルノート、最後に出てくる香りがラストノートです。
ミドルノートはハートノート、ラストノートはベースノートと呼ばれることもあります。

付けてすぐに出てくるトップノートはすぐに消えてしまうため、香水を選ぶときにはミドルノートやラストノートまでしっかり調べてから購入しましょう。
とくに香りの中心となるミドルノートやベースになるラストノートは大切なため、しっかり好みに合うものを選ぶのが大切です。

トップノートからラストノートまでどんな特徴があるのか解説

香水の香りは揮発性の高いものからでてくるのですが、トップノートは香りが軽い揮発性の高いものが基本的には使われています。
とくにシトラス系やフルーティ系、ラベンダーやタイムなどのアロマ系、アルデヒドなどの香りが多いです。

ミドルノートは香水の中でもとくに調香師が表現したい香りがよくつかわれ、香りの中心となる香料が使われていることが多くなります。
ブレンドされている成分がバランスよく香るため、まずはミドルノートからチェックするのもおすすめです。

ラストノートは残り香となる香りで、重めの肌なじみのいい香りがよくつかわれます。
ウッディ系やムスク系、バニラなどの香りが多く、香水全体を包み込むような深みを出してくれる香りです。

香水を選ぶときには香りの流れをチェックするのが大切?

つけたての香りから残り香まで、香水は香りの変化を楽しむものです。
トップノートが好みではなくても、ミドルノートやラストノートが好みなこともあるので、香水を選ぶときには香りの流れまで確認しましょう。

反対にトップノートだけが好みの香りで、ミドルやラストの香りが苦手なこともあります。
あわせて香りがきつすぎて、徐々に気分が悪くなってくることもあるため、香りを調べるときには具体的な流れを調べるのが大切です。
トップノートからラストノートまでの香りの変化を調べることで、より好みの香水を選べるようになります。

臭いと感じることも!香水の時間が経つと匂いが変わるのを踏まえて選ぶときのポイントは?

香水の時間が経つと香りが変わるのを踏まえ、商品を選ぶときのポイントを、くわしく説明します。

時間が経つと香りが変わる!香水を選ぶときのポイントを解説

香水を選ぶポイントは、次の通りです。

  • 種類
  • 全体の香り
  • 香りの流れ
  • 実際の香りの強さや変化

まず、香水を選ぶときには種類を決めておくのがおすすめです。
オーデコロンやオードトワレなど、香りの濃さをイメージし、種類を選んでみましょう。
まずはオードトワレとオードパルファンなど、2種類に絞って香水を探すのもおすすめなので、試してみてください。

次にチェックしたいのが、全体の香りです。
フローラル系やフルーティフローラル系、オリエンタル系など、香り全体の香調を調べ、好みの香りを絞ってみるのがおすすめです。

次に、具体的な香りの流れを調べていきます。
トップノートからラストノートを調べ、好みに合わせて香水をさらに絞りましょう。

最後に、より具体的な香りの強さや香りの変化を調べます。
実際に香水を使った人の口コミを読んでみたり、お店のテスターを利用し、肌に付けたときの香りの立ち方などを調べるのがおすすめです。

時間が経つと香りが劣化することも!香水にも消費期限がある?

香水にも消費期限があり、できるだけ1、2年以内に使い切るのがおすすめです。
時間が経つほど香りが劣化しやすく、とくに開封済みのものや保管方法が悪い香水は、香りが変わりやすくなっています。

そのため、香水を選ぶときには使い切れるものを選ぶのが大切です。
初めて購入する香水なら、まずは少量のものを選び、好みの香りだったときには、リピート購入でフルボトルを購入してみてください。

種類ごとに持続時間が変わる!香水の選び方や使い方には気を付けよう

香水は種類ごとに持続時間が変化するため、事前にきちんと種類を確認しておきましょう。
とくに香りの持続時間が短いオーデコロンやオードトワレの場合、一日中香りを持たせるためにはつけ直す必要があります。
ただし、香りの種類やブランドなどによっても持続時間は若干変化します。
事前に口コミなどを利用し、商品ごとの持続時間をチェックしておくのも大切です。

また、香水の選び方や使い方に気を付けましょう。
まずは自分の好みや用途に合った香水を選び、香水の種類に合わせた使い方をするのがおすすめです。
香りの種類によっても持続時間が変化するため、具体的な持続時間が知りたいときにはお店のテスターを利用するのも便利です。
今回解説したことを参考に、香水の種類をチェックして持続時間について考えてみてください。

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