香水に使われている香りを調べたときに、フランキンセンスという香料を見かけたことはありませんか?
フランキンセンスという名前の香水もありますが、フランキンセンスとはそもそもどんなものなのでしょうか。
原料や香りの特徴など、知りたい人も多いですよね。
また、フランキンセンスはアロマでも人気のある香りですが、自作で香水は作れるのでしょうか。
フランキンセンスの香りが好きな人は、香水の作り方も知りたいですよね。
ほかにも、フランキンセンスの香りがするおすすめな香水も、具体的に知っておくと香水選びの役に立ちます。
そこで今回は、フランキンセンスのおすすめな香水4選とあわせて、フランキンセンスの香りの特徴や香水の作り方などを紹介します。
どんな匂いがする?自家製香水の作り方は?アロマでも使われるフランキンセンスとは
アロマでも使われるフランキンセンスとはどんな香りなのか、自家製香水を作ることはできるのかなど、詳しく説明します。
香水やアロマで使われるフランキンセンスって?
フランキンセンスとは、乳香のことです。
カンラン科ボスウェリア属の樹木から採取される固形の樹脂で、世界最古の香料のひとつでもあります。
フランキンセンスの樹脂は、スモーキーでスパイシーな香りに、ほのかな甘い香りと酸味を含んだ神秘的な香りがするのが特徴です。
フランキンセンスの香りの香水は自作できる?作り方を解説
手作りでフランキンセンスの香りの香水を作りたい場合、フランキンセンスのエッセンシャルオイルを使用しましょう。
フランキンセンスはベースノートとして使い、ほかの香りのオイルも一緒に混ぜて香水を作るのがおすすめです。
10mlの無水エタノールに対して、20滴程度のエッセンシャルオイルを混ぜるだけで、香水を作れます。
この時、オイルはベースノート、ミドルノート、トップノートの順に混ぜていくのがおすすめです。
【メンズ・レディース】口コミも!フランキンセンスの香りがするおすすめ香水3選
フランキンセンスのお香りがするおすすめ香水4選を、くわしく説明します。
フランキンセンスや天然精油で作られた香水「ニールズヤードレメディーズ オードパルファン フランキンセンス」
こちらは、フランキンセンスをベースに植物や花、果実などの天然精油だけで作られたオーガニックオードパルファンです。
温かく心を和ませるオリエンタルでスパイシーなブランドが、美しく仄かに自然に漂います。
トップノートはライム、ネロリ、ベルガモット、ピンクペッパー、ミドルノートはフランキンセンス、ラベンダー、スパニッシュマジョラム、ベースノートがパチュリ、ベチバー、ミルラ、コパイバです。
フルーティで爽やかな香りの中にスパイシーな香りが漂うトップノートに、深呼吸したくなるような朝の深い森をイメージしたミドルノート、しっとりした土の香りのようなラストノートが特徴です。
爽やかさとクラシカルな重みが共存する香水は、ナチュラルでリラックスできる香りになっています。
ニールズヤードレメディーズ オードパルファン フランキンセンスの口コミを紹介
口コミを調べてみると、ライトに使える、万人受けはしないと思いますが落ち着く香りです、ハーブ系の落ち着く香り、甘すぎず使いやすい、つけすぎてもきつくない、深呼吸するほっとする心地よい香り、ふとした時にフワッと自分にだけ香る、ライトな香りでアロマオイルと同じ感覚で使用している、神経が昂って眠れない夜にほんの少しつけている、疲れた時や就寝前に付けるとリラックスできる、などの意見がありました。
ナチュラルな香りということもあり、控えめな香りですがリラックスできる香りという意見が多かったです。
リラックスしたいときに付ける人も多く、アロマ代わりに使うのもよさそうです。
(参考:アットコスメ)
上品なウッディフローラルの香り「メゾン クリスチャン ディオール ボア ダルジャン オードゥ パルファム」
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こちらは、フローラルとウッディのシルエットを普遍的なエレガントで表現した香水です。
パウダリーで豊かな輝き溢れるアイリスノートがアクセントになり、ウッドアコードが神秘的なフランキンセンスノートと絡み合います。
トップノートはイトスギ、アイリス、ジュニパーベリー、フランキンセンス、ミドルノートはパチョリ、ミルラ、ラストノートがハニー、レザー、アンバー、ムスク、バニラ、松やにです。
ユニセックスな香りで、上品さの中に官能的なムードや神秘的な雰囲気があり、真のエレガンスを表現した香水になります。
メゾン クリスチャン ディオール ボア ダルジャン オードゥ パルファムの口コミを紹介
口コミを調べてみると、チョコと少しの柑橘系が香る、嗅いだことのない香りですが気品をとても感じました、奥深くセンシュアルでミステリアスな香り、最初はすごいお香感だと思ったが落ち着く香りが徐々に癖になり手放せなくなった、どこの香りともかぶらない甘い香り、付けたときの香りと乾いてからの香りの違いもいい、非常に甘い優しい香りで女性にも男性にもマッチする、飽きがこないと手もラグジュアリーな気分にさせてくれる癒しの香り、などの意見がありました。
ほどよい優しい甘さや癒される香りが、人気の理由のようです。
ラグジュアリーで他と被らない香りという意見があったように、きちんと個性も兼ね備えたエレガンスな香りなので、気になる人は使ってみてください。
(参考:Dior)
神秘的でアロマな乳香の香り「ディメーター フランキンセンス」
こちらは、最古の香料のひとつとも言われる神秘的なアロマな香りであり、ウッディーでスパイシーでもある乳香の香りのコロンです。
ほんのりとした甘さのある、どこまでもエレガントな香りになります。
単体で使ってもいいのですが、シトラスやフローラルとのレイヤリングもおすすめです。
また、スパイシーな雰囲気のコロンなので、お香などのオリエンタルな香りが好きな人におすすめな香りになります。
ディメーター フランキンセンスの口コミを紹介
口コミを調べてみると、本能的にとても落ち着く匂い、香そのものはシンプルなのですが、どことなく神聖さを感じて背筋が伸びる、難易度が高い香り、想像していた香りと違ってアルコール臭が飛んだ後にナッツやバニラのような甘ったるい香りになった、フランキンセンスそのままの香り、混ざり毛のないシンプルな香り、古い教会の香り、安っぽさもそれほどない、すっとする甘い香り、悪いイメージだと湿布、良いイメージだとミントやハッカ・キシリトールが近い、などの口コミがありました。
フランキンセンスがどんな香りなのか分からずに購入した人と、フランキンセンスを期待して購入した人に分かれていました。
フランキンセンスを購入した人でも、想像と違った人と想像通りの人がいるようです。
(参考:ディメーター)
ニールズヤードレメディーズなどフランキンセンスの香水は癒される香りが魅力!
フランキンセンスは砂漠の真珠とも言われる乳香のことですが、樹脂を固めた豊かな香りは香水に深みや奥行きを出してくれます。
ほんのり甘みのある穏やかな香りは、微かに柑橘系の爽やかな香りも感じられ、複雑で二面性のある香料でもあります。
スモーキーでスパイシーな雰囲気もあり、お香やお寺などの香りが好きな人にとくにおすすめな香料です。
ミドルノートやラストノートに使われることが多い香料で、フランキンセンスを入れることで個性をプラスできます。
香水に使われる際、商品ごとに香りは変わってくるため、購入する前にどんな使われ方をしているのか、しっかり確かめるのが大切です。
その際には、口コミを上手く利用してみましょう。
実際に香水を使った人の感想を調べ、具体的な使用感を確認してから購入するのが大切です。
さらにしっかり香りを確かめたいなら、お店のテスターを利用して実際に香りを嗅いでみましょう。
今回紹介したことを参考に、フランキンセンスの香水を使ってみてください。