フランス生まれのラグジュアリーファッションブランド「エルメス(HERMES)」は、創業以来世界中のセレブたちから愛され続けています。
人気の理由はクロコダイルやリザードなど高級な素材を使っていることだけではなく、熟練職人が細部にまでこだわった手作りによる製造方法です。
エルメス(HERMES)は多くの著名人から支持されており、バーキンなど特別な商品も多くブランドイメージが確立されていますが、香水などのフレグランスアイテムが豊富なのは知っていますか?
なかでも「庭園のフレグランス」シリーズの人気が高く、2003年の発売以来エルメス(HERMES)ファンに加え香水ファンからの支持を集めているんです。
そこで今回は、人気の「庭園のフレグランス」シリーズより、フレッシュなフルーツや香り高い花々の香りに魅せられた香水「屋根の上の庭」という商品について徹底解説していきます。
エルメス(HERMES)の「庭園のフレグランス」シリーズが気になってた!「屋根の上の庭」の香りを詳しく知りたい!という人は、今回の記事をぜひ参考にしてください。
そもそもエルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」はどんな香り?
まず、エルメス(HERMES)の香水「屋根の上の庭」とはどんな香りなのか解説していきます。
「屋根の上の庭」は、フランス・パリの街の中心であるフォーブールサントノーレ24番地に建つエルメス本社の屋上の庭に刺激を受けて誕生したストーリー性のある香水です。
香水の種類は軽やかなのにインパクトを残すオードトワレとなっており、パリの空気の中で育った果実や植物の息吹を感じる喜びに溢れた香りとなっています。
香りのノートは、大人の男女にぴったりなスッキリとしたグリーン感の強いフルーティーフローラル。
「屋根の上の庭」は全体的にグラスの青っぽさを感じますが、洋梨とアップルの爽やかな組み合わせが効いているので苦みより爽やかさの方が強いです。
さらに、マグノリア・ローズなど香り高い花々も使われているので、エルメス(HERMES)が似合うリッチでラグジュアリーな人物像を演出します。
「庭園のフレグランス」シリーズはインスパイアされた国や旅などそれぞれにコンセプトがあり、人工的な香りがなく上質な香料で作られたユニセックスで使えるコレクションというのも魅力の一つ。
一般的なフルーティーフローラルの香水は男性向きではないと思われがちですが、エルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」は華やかさのなかに木々のスッキリした余韻を残すので性別に関係なく使いやすい香水と言えるでしょう。
【価格】100ml/20,350円・50ml/14,520円・30ml/9,460円
「屋根の上の庭」はどんなシーンにおすすめ?
晴れた日のウォーキングに
スッキリ爽やかに香る「屋根の上の庭」は、晴れた日のウォーキングなど体を動かすときの香水にマッチします。
「屋根の上の庭」は庭園の植物や花々の香りを感じる香水なので、名前の通り広場や公園など活力に溢れた場所をウォーキングするときの香りに良いでしょう。
また「屋根の上の庭」特有のグリーン系のフルーティーさは1日の始まりにぴったりなので、朝の散歩など体と心を目覚めさせるときの香水にもおすすめです。
大切な人とのショッピングに
軽やかなオードトワレタイプの「屋根の上の庭」は、嫌みのないフレッシュな香りが特徴的なので友人や恋人など大切な人とショッピングをするときの香水に合うでしょう。
「屋根の上の庭」は妖艶・セクシーというイメージがなく、夜のデートやディナータイムの香水には不向きです。
どちらかと言えば誰が使っても好印象になる親しみやすい香りなので、大切な人を笑顔にする感覚で「屋根の上の庭」をまとうのもアリですよ。
仕事で気分を変えたいときに
「屋根の上の庭」のリラックスできるフルーツとフローラルの香りは、職場やオフィスなどイライラしがちなビジネスシーンでの香水にマッチします。
香水など香りの強いアイテムは気持ちを落ち着かせることができる大事な要素。
香りで気分転換ができればイライラが解消され仕事もはかどります。
休憩時間などリフレッシュタイムにはグリーン感のある爽やかな香りが効果的なので、職場で気分を変えたいときは「屋根の上の庭」を使うのがおすすめなんです。
メンズも使える?エルメス香水「屋根の上の庭」の口コミやレビューを紹介
ここからは、エルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」の口コミを紹介していきます。
ジャン=クロード・エレナ作品で纏った中では
地中海の庭が一番好きだけど、
これもめちゃくちゃ気に入りました。シングルノートらしく、あまり香りの変化なく、
果物(リンゴ・洋ナシ)の甘さとグリーン系ハーブが
庭シリーズにしては長く香ります。甘いとは言ってもフェミニンなタイプでなく
軽いフルーティな甘さなので
ユニセックスで使えると思います。朝、足首につけると夜まで香るので、すごく長持ちする感じです。
調香から言うと春・初夏にぴったりなんだけど
引用元 : @cosme
あえての寒い冬というのもいいのです。
庭園のような香り。他のブランドには無い、美しい香りです。緑、白といったイメージのような香り。。
持続性は思ったよりありませんが、エルメスのパリ本店の屋根の上にあるガーデンの匂いですって。オシャレすぎませんか!
瓜の香り、青臭いという意見も分かりますが私は中毒になりそうなほど好きな香りです。
引用元 : @cosme
爽やかな草原のような香り中にりんごのような甘みがあり、ユニセックス(女性寄り)で使えます。
ナイルの庭より、トップは軽く甘いフルーツ系の匂いがして、女性らしいです。ラストにかけエルメスらしい重厚感を感じることができます。私はトップの匂いが気に入っています。
引用元 : @cosme
ワンプッシュで結構香るので少量で1日は持つ気がします。
春?夏向けに感じますが、季節を問わず嗅いでいたい匂いです!
このように、エルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」は高級ブランドらしく美しさと重厚感のある香りということがわかります。
どちらかと言えば女性らしい香りという意見が多いですが、ユニセックスで使える万人受けしやすい香水なのでメンズが使っても問題ないようです。
また、エルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」は爽やかなフルーツと華やかなフローラルの香りが強く、季節的には温かい春夏にマッチするという意見も多くありました。
香水以外のエルメス「屋根の上の庭」のフレグランスアイテムについて
エルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」は、男女関係なく使いやすい香水なのでその他のフレグランスアイテムも充実しているんです。
そこでここからは、エルメス(HERMES)の公式オンラインストアで買える香水以外の「屋根の上の庭」のフレグランスアイテムを3つ紹介していきます。
「屋根の上の庭」ヘア&ボディ シャワージェル
「屋根の上の庭」ヘア&ボディ シャワージェルは、髪と肌に繊細な香りと潤いを与えるエルメス(HERMES)流のシャンプー兼ボディソープです。
こちらはオードトワレのように香りが拡散することがなく、バスタイムやナイトシーンに「屋根の上の庭」の香りを楽しめるリラックスできるフレグランスアイテムとなっています。
洗い心地の良い泡は徐々に軽やかな泡切れへと変化し、乾燥しがちな髪と肌をリッチな触り心地へと導くのでストレスを軽減したいときやお肌の調子が悪いときにおすすめの商品です。
【価格】200ml/10,010円
「屋根の上の庭」モイスチャライジング ボディローション
「屋根の上の庭」モイスチャライジング ボディローションは、春夏の暑い季節のボディケアにぴったりなライトな付け心地のボディローションです。
ローションはさらりと伸びの良いみずみずしいテクスチャーとなっており、ほんのり「屋根の上の庭」のフルーティーな香りが広がるので大切な人とのデート前のケアにも良いでしょう。
【価格】200ml/11,550円
「屋根の上の庭」パフュームド ボディーミルク
「屋根の上の庭」パフュームド ボディーミルクは、さきほどのボディローションより肌への浸透が早いミルクタイプの保湿アイテムです。
こちらはむくみや腫れにも効くと言われているチガヤ(エキス)という成分が配合されているとのこと。
マッサージするように肌に馴染ませればむくみ解消に繋がり、オードトワレよりライトに「屋根の上の庭」がふわっと香ります。
【価格】200ml/9,240円
「ナイルの庭」など「屋根の上の庭」以外のエルメス香水を4つ紹介
冒頭で解説したように、エルメス(HERMES)の「庭園のフレグランス」シリーズはロングセラー香水となっており、今回紹介した「屋根の上の庭」以外にも人気の香水がたくさんあるんです。
そこでここからは、「屋根の上の庭」以外のエルメス(HERMES)の「庭園のフレグランス」シリーズを一気に紹介していきます。
エルメスの「庭園のフレグランス」シリーズ①「地中海の庭」
2003年に誕生した「地中海の庭」は、初めての「庭園のフレグランス」として長年愛されているベストセラーフレグランスです。
こちらはチュニジアの友人宅の庭にあるイチジクの葉にインスパイアされて作られたとのこと。
フルーティーでウッド感のあるオードトワレは、非日常のオアシスを体現できる働く男女にぴったりの香水となっています。
香調は、地中海という名前からは想像できないようなシトラス系のフローラルノート。
まず、ベルガモット・レモン・マンダリンの爽やかな香りから始まり、庭園に咲き誇る花のオレンジブロッサム・セイヨウキョウチクトウが顔を出します。
最後はイチジクの葉・サイプレス・ムスクなどのユニークな組み合わせ。
「地中海の庭」はトニックのような爽快感も強いですが、イチジクの甘さが嫌みのない余韻を残すのでデイリー使いにもぴったりです。
【価格】100ml/20,350円
エルメスの「庭園のフレグランス」シリーズ②「ナイルの庭」
「庭園のフレグランス」シリーズの定番と言われるほど人気の「ナイルの庭」は、ナイル川流域の川面に浮かぶ島を彷彿とさせる自然の息吹そのもののような香水です。
こちらはエジプトのアスワンという都市のグリーンマンゴーの木からインスパイアを受けたとのこと。
エキゾチックでクセのある香りを取り除き、生命の寛大さと美しさをフレッシュなノートで鮮やかに表現しています。
主な香料はグリーンマンゴー・ロータス・シカモアなど。
「ナイルの庭」は濃厚な甘さは感じられず、少しの苦みと清々しさが強く残るので甘すぎない香りを好む大人のメンズにマッチするでしょう。
【価格】100ml/20,350円・50ml/14,520円・30ml/9,460円
エルメスの「庭園のフレグランス」シリーズ③「李氏の庭」
現実と空想が重なり合う中国の庭園をイメージして作られた香水「李氏の庭」。
主に中国の竹林からインスピレーションを受けたこの香水は、軽いフローラルと渋みのある土の息吹を感じるアジアンテイストな香りが特徴です。
サンバックジャスミンでミントのようなみずみずしさを表現し、苦みの効いたキンカン・弾けるような爽快感のベルガモットが透明感を与えます。
「李氏の庭」のようにジャスミンの強い香水はリラックス効果・リラクゼーション効果も抜群なので、お風呂上がりなどナイトシーンに落ち着きのある香りをお求めの方におすすめです。
【価格】100ml/20,350円・50ml/14,520円・30ml/9,460円
エルメスの「庭園のフレグランス」シリーズ④「シテールの庭」
専属調香師のクリスティーヌ・ナジェルがギリシャへ初めて旅をしたとき、記憶に残る庭園との出会いを香りで表現したのが「シテールの庭」。
こちらは花の色や木々の緑を持たない夏の日差し・太陽の輝きを写す庭をイメージしており、若々しい木々に恵まれたギリシャの旅を思わせるやさしい風のような香りが特徴的です。
香調は、風にそよぐグリーンを感じる爽やかなウッディシトラス。
主な香料は草原(イネ科)・オリーブの木・フレッシュピスタチオです。
乾いたグリーンのスッキリ感と力強いオリーブ・ピスタチオが合わさり、リキュールのような甘さが大人の遊び心を覗かせます。
【価格】100ml/20,350円・50ml/14,520円・30ml/9,460円
「屋根の上の庭」のスカーフがあるって本当?公式ストアで買える?
エルメス(HERMES)のファッションアイテムと言えば、バーキンやケリーなどバッグを思い浮かべる人が多いですが、芸術的な絵画のようなデザインのスカーフ(カレ)も人気が高いです。
シルク100%でできているスカーフ(カレ)は手触りが抜群によく、首に巻くだけではなく髪やバッグに編んだりとさまざまなアレンジができるのも人気の理由。
デザインは絡み合う馬具をモチーフにした「ブリッド・ドゥ・ガラ」などが有名ですが「屋根の上の庭」モチーフのスカーフはないの?と思った人は多いのではないでしょうか。
実は、今回紹介した香水の「屋根の上の庭」のスカーフ(カレ)は過去に商品化されており「カレ45 ガヴロッシュ 屋根の上の庭」という商品名で販売されていました。
残念ながら、この「カレ45 ガヴロッシュ 屋根の上の庭」は現在エルメス(HERMES)の公式オンラインストアで購入することはできません。
しかし「カレ45 ガヴロッシュ 屋根の上の庭」を探すと、楽天やBUYMA(バイマ)などの通販サイトで購入できることがわかりました。
さらに、楽天が運営するフリマサイトのラクマでも「カレ45 ガヴロッシュ 屋根の上の庭」が販売されていたので、香りと併用してスカーフ(カレ)で「屋根の上の庭コーデ」を楽しむことができます。
ただし、フリマサイトなど中古品のスカーフ(カレ)を購入する場合は注意が必要です。
特にエルメス(HERMES)のように高価なブランド品は購入後トラブルが起きやすいので、商品にあわせて販売者情報も入念にチェックしておくことをおすすめします。
芸能人に人気のエルメス香水なら「屋根の上の庭」がおすすめ
エルメス(HERMES)の「屋根の上の庭」はハッピーな気持ちになれる幸福感の強い香りの香水です。
高級ブランドのエルメス(HERMES)は芸能人の愛用者も多く、今回紹介した「屋根の上の庭」など「庭園のフレグランス」シリーズもたくさんの芸能人・著名人から愛されています。
デイリー用に使うのはもったいない…と感じる人もいるはずなので、大切な人とのデートやディナーなど特別な日だけのスペシャル香水として「屋根の上の庭」を使うのもおすすめですよ。