お気に入りの香水は、なるべく長持ちさせたいですよね。
今回は、香水を長持ちさせる方法についてご紹介します。
肌に乗せた香水を、長く香らせる方法や、香水の保管方法についてチェックしてみてください。
また、ワセリンを使った方法も、詳しくみていきましょう。
すぐに匂いが消えてしまう!香水を長持ちさせる方法はある?
香水は、あまり長く使用していると香りが飛びやすくなります。
では、香水をなるべく長持ちさせるには、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、香水の保管方法について詳しくご紹介します。
香水の使用期限は2年!
そもそも、香水はどれくらいの期間使えるものなのでしょうか。
調べてみると、香水はだいだい2年くらいを目安に使い切ることが推奨されています。
開封してから長い時間が経過すると、次第に香りが変化したり、香りが飛びやすくなってしまうことも。
2年を過ぎたからといって、すぐに変わるわけではありませんが、なるべく早く使い切るといいでしょう。
香水を1日1プッシュ使う計算の場合、100mlサイズであれば2年で使い切ることができますよ。
いろんな種類の香水を日替わりで付けたいという方は、ミニボトルの香水などを活用するといいでしょう。
肌に乗せた香水はどれくらいで匂いが消える?
香水を肌に乗せてから、どれくらいの時間で匂いは消えるのでしょうか。
オードパルファムであれば、香りの持続時間は4~6時間くらいで比較的長く残ります。
オードトワレの場合、香りの持続時間は3~4時間くらい、オーデコロンだと1~2時間くらいです。
香水の匂いがすぐ消えてしまうと感じる方は、香水の種類と持続時間を確かめてみるといいでしょう。
ただし、体温が高い部分に付けた香水は、上記の持続時間よりもやや短くなる傾向があります。
ラストノートの種類によっても香りの感じ方は変わってくるので、ひとつの目安としてチェックしてみてくださいね。
付け方や保存方法で香水は長持ちさせることができる?
では、香水の付け方や保存方法に気を付ければ、長持ちさせることはできるのでしょうか。
ここからは、肌につけた香水を長持ちさせる方法や、香水の保存方法についてご紹介します。
肌に乗せた香水を長持ちさせる方法はある?
まずは、肌に乗せた香水を長持ちさせる方法についてみていきましょう。
なるべく長く香水を香らせるには、どうすればいいのでしょうか。
香水を付ける部分を保湿する
乾燥している肌に香水を付けても、香りはすぐに消えてしまいます。
しっかりと保湿しておくことで、香水の粒子が肌に密着してくれて香りが長続きするのだとか。
香水を付ける前には、ボディクリームなどで肌を保湿しておきましょう。
ただし、香りつきのボディクリームは、香水と香りが混ざってしまうこともあるので注意が必要です。
なるべく無香料のものを使うか、ボディクリームの香りがなくなってから、香水を付けるようにしましょう。
なるべく体温が低い場所に香水を付ける
体温の高いところに香水を付けると、アルコールが早く揮発してしまうので、香りも飛びやすくなってしまいます。
なるべく香りを長持ちさせたいなら、足首や膝の内側など、体温の低い場所に香水を付けるようにしてください。
香りがあまり感じられないという場合は、手の甲や上半身にも、少しだけ付けるのがおすすめですよ。
香水の保管方法について詳しく解説
香水の使用期限は2年とされていますが、保管方法によっては、もっと短い期間で香りが飛びやすくなってしまうこともあります。
では、香水はどのように保管するのがいいのでしょうか。
肌に乗せる以外で、香水を使い切る方法についてもご紹介します。
温度変化に注意!涼しい場所で保管する
香水には、温度変化によって化学反応が起こり、香りが変化してしまう性質があります。
それを防ぐためにも、温度変化の大きい場所での保管は避けるのがおすすめです。
香水の保管温度は15〜20℃が適していますが、冷蔵庫に入れる必要はありません。
むしろ、使用した香水を急激に冷やすことで、香水が結晶化してしまうことも。
お部屋の中で、比較的涼しい場所に保管するようにしましょう。
日の当たらないところで保管!しっかりと蓋を閉めることが重要
香水は、日光に当てると劣化が進んでしまいます。
これは、日光に含まれる紫外線に、物質を劣化させる作用があるからです。
クローゼットの中など、日光が当たりにくく、温度の変化が少ない場所に保管するといいでしょう。
また、香水を使ったあとは、しっかりと蓋を閉めて保管してください。
香水の主原料はアルコールなので、蓋が開いているとどんどん揮発してしまいます。
さらに、空気に触れていると酸化が進んでしまい、香水が変色したり、香りが変わってしまう場合も。
スプレータイプでも、蓋が付いているものは、しっかりと蓋を閉めるようにしてくださいね。
香水を使い切りたいならルームフレグランスにするのがおすすめ
きちんと保管していても、香水が劣化してしまった場合は、肌に付ける以外の方法で使い切るのがおすすめです。
例えば、お気に入りの香りは、ルームフレグランスとして楽しむといいでしょう。
方法は、ティッシュやコットンなどに香水を吹きかけて、お部屋の各所に置いておくだけです。
香水の香りが、お部屋にふんわりと広がりますよ。
カーテンなどの布製品に直接吹きかける方法でも、ルームフレグランスとしての効果が得られますが、香水を付けた部分がシミになってしまうことも。
心配な方は、目立たない部分から試してみるといいでしょう。
ワセリンを使った香水の匂いを長持ちさせる方法を紹介
ここからは、ワセリンを使った方法についてご紹介します。
ワセリンを使うと、肌に乗せた香水の匂いが長持ちするというのは、本当なのでしょうか。
ワセリンを塗った上から香水を付けるだけ
ワセリンを塗ると、香水が肌に密着しやすくなるため、香水の匂いが長持ちするのだとか。
ただし、香水が揮発しにくくなるぶん、香りが弱くなってしまう場合もあります。
ワセリンを使って香水を長持ちさせる方法は、香水を付ける部分に、ワセリンを薄く塗り広げておくだけです。
ワセリンをたくさん塗ったからといって、香水がより長持ちするわけではありません。
あまり塗りすぎると、ベタつくので薄く塗り広げるようにしてくださいね。
また、香水を付けた部分をこすらないようにするのもポイントですよ。
ワセリンと香水を混ぜれば練り香水になる?
ワセリンと香水を最初から混ぜておけば、香りが長続きする練り香水が作れそうですよね。
調べてみると、ワセリンと香水を使った練り香水の作り方が見つかりました。
最後に、手作りの練り香水の作り方や、注意点についてみていきましょう。
ワセリンを使った練り香水の作り方をチェック!
では、ワセリンを使った練り香水の作り方をみていきましょう。
最初に、ワセリンを清潔な容器に入れておきます。
そして、ワセリン1gに対して香水1mlくらいを目安に、少しずつ香水を加えてください。
最後に、スパチュラなどで全体をかき混ぜたら完成です。
練り香水を手作りしたときの注意点は?
ワセリンを使って手作りした練り香水は、なるべく早く使い切るのがおすすめです。
そもそも、ワセリン自体も開封後1年程度で使い切ることが推奨されています。
練り香水を付けるときも、スパチュラなどを使用しましょう。
また、新しく練り香水を作るときは、容器をしっかり洗浄するか、新しい容器を使ってください。
継ぎ足していくと、最初に作られた練り香水が劣化していき、雑菌が繁殖しやすくなります。
ワセリンと香水は、もともと混ぜて使うことを想定していません。
体調によっては、肌にトラブルが起きてしまうことも考えられます。
心配な方は、パッチテストをしてから使用するようにしてくださいね。
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