【保存版】なぜ香水で頭痛になる?頭痛くなる原因や治し方を徹底解説

コラム

香水によって、頭が痛くなってしまう方もいるのではないでしょうか。
今回は、香水で頭痛が起こる原因や、治し方についてご紹介します。
頭が痛くならない香水があるのかについても、みていきましょう。

香水を付けると頭痛くなるのはなぜ?頭痛の理由や成分を徹底解説

ここでは、香水を付けると頭が痛くなる理由についてみていきましょう。
頭痛を引き起こす成分などはあるのでしょうか。

香水の匂いによって頭痛が起こるのは自律神経が関係している

まずは、匂いによって頭痛が引き起こされるメカニズムについてです。
匂いの刺激は、脳の記憶をつかさどる海馬や、感情に関わる大脳辺縁系に運ばれ、最終的には視床・視床下部に影響を与えます。
この視床・視床下部は、自律神経と深く関わりがあるため、香りの刺激によって、自律神経が乱れてしまうことも。
それにより、頭痛をはじめとする身体の不調が引き起こされてしまいます。

また、不快な匂いだけでなく、好きな香りであっても身体が危険だと判断した場合、頭痛をはじめとする体調不良を引き起こしてしまうことがあるので注意が必要です。

合成香料が原因になっている?香害についてご紹介

香害という言葉を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
香害は、香水や洗剤、化粧品などに含まれている合成香料によって、健康被害が誘発される現象です。
自分の付けた香水だけでなく、周りの人の香水や柔軟剤の香りで体調が悪くなってしまった場合も、香害であると言えます。
また、香水やこの香害がきっかけで、化学物質過敏症を引き起こしてしまう場合も。
化学物質過敏症になってしまうと、その化学物質と触れるたびに、頭痛などの健康被害が起きてしまいます。

香害によって発症することも!化学物質過敏症の特徴は?

現時点ではまだ、化学物質過敏症になってしまう原因はわかっていません。
花粉症のように、突然発症することが多く、一度発症してしまうと、わずかな化学物質でも症状が出てしまいます。
また、この症状には個人差が大きいところも化学物質過敏症の特徴です。

化学物質過敏症をなるべく発症しないようにするには、症状を誘発してしまう化学物質には近づかないことや、化学物質に触れる時間をできるだけ短くすることが有効とされています。
香水による香害で化学物質過敏症を発症してしまったのなら、香水の使用を控えることが重要です。

頭痛だけでなく吐き気も?香水が原因と考えられる症状をチェッ

香水が原因となる化学物質過敏症は、頭痛以外にも吐き気やのどの痛みなどの症状があります。
いつも香水を嗅いだときに、上記のような症状が出ている場合、化学物質過敏症かもしれません。
自分はどのようなときに頭が痛くなるのかを記録しておくと、対策がしやすいので試してみてくださいね。

頭痛の原因になるのは香水だけではない

香水以外にも、頭痛を引き起こすものがあります。
例えば、香りの強い柔軟剤やタバコなども頭痛の原因に。
香水によって頭が痛くなったことがあるという方は、柔軟剤やタバコでも頭痛になってしまうかもしれません。
また、同じ状況でも、その日の体調によって頭痛が引き起こされてしまうこともあります。

香水による頭痛の治し方はある?頭痛いときの対策方法をご紹介

では、香水によって頭が痛くなってしまったとき、治し方はあるのでしょうか。
また、頭痛が起こらないようにするための方法についてもご紹介します。

原因となる化学物質を避けることがポイント

香水による頭痛の確実な治療方法や、予防方法は確立されていないので、できる範囲で化学物質を避けていくことしかできません。
香水によって頭痛が起こってしまったのなら、香水の使用は控えて、他人の香水の匂いが気になる場所では換気をするといいでしょう。
他にも、芳香剤や洗剤などは、なるべく無香料のものを選ぶのがおすすめです。
ボディクリームや化粧品など、香りが強いものを使っている方は、体調が悪いときだけでも使用を控えてみてくださいね。

香水が原因の頭痛で頭痛薬を飲んでもOK

香水などの強い香りによって誘発される頭痛は、片頭痛である可能性が高いかもしれません。
では、香水によって、頭痛が起きてしまったときに頭痛薬を飲んでもいいのでしょうか。

頭痛薬を飲むことで、片頭痛を和らげることができるので、香水で頭が痛くなったときも服用して構いません。
頭が痛くなってしまったときは、我慢しすぎずに、頭痛薬の服用も検討してみてくださいね。

頭痛くならない香水があるかを調べてみた

ここからは、頭が痛くならない香水や、その付け方についてみていきましょう。
どのような香りなら頭が痛くなりにくいのでしょうか。
また、頭が痛くなりやすい方におすすめの香水についてもご紹介します。

合成香料が少なめがポイント!天然香料の香水を選ぶ

頭痛の原因と考えられる合成香料が、なるべく少ない香水を選ぶのがおすすめ。
例えば、ムスクやアンバーなどは、動物性の香料なので採取が禁止されている場合が多く、合成香料で代用されていることがほとんどです。
また、ムスクやアンバーなどはラストノートで使用されることが多いので、香水を付けてから長時間香るのが特徴。
合成香料がそれだけ長く香るので、頭が痛くなりやすいかもしれません。

頭痛を起こしにくい香水を選ぶなら、天然香料にこだわって作られたものがおすすめです。
オーガニック香水と記載されているものは、天然香料を使用している香水なので、ぜひ選ぶときの参考にしてみてくださいね。

天然香料の香水①BAUM シンフォニー オブ ツリー

BAUMの香水は、自然由来の成分や純粋なアロマで作られています。
また、製品の製造においても、環境に配慮しているのが特徴です。
こちらのシンフォニー オブ ツリーは、森林浴をしているかのような気分になれる香り。
落ち着きのある清々しい香りは、リラックスタイムにもおすすめですよ。
BAUMには、香水の他にもスキンケアアイテムやボディクリームの展開もあります。

天然香料の香水②ニールズヤードレメディーズ オードパルファン フランキンセンス

ニールズヤードレメディーズは、もともとイギリスの薬局から誕生したコスメブランドです。
香水には、天然100%のエッセンシャルオイルを使用しています。
こちらのオードパルファン フランキンセンスは、男性でも使いやすいさわやかで落ち着いた香りです。
トップノートは、ライムやネロリにピンクペッパーが効いたさわやかな香りから始まります。
ミドルノートは、フランキンセンスやラベンダーで、朝の深い森をイメージした香りです。
ベースノートは、パチュリやベチバーなどが使われており、落ち着いた印象に仕上がっていますよ。

優しく香るオーデコロンがおすすめ

頭が痛くなりやすい方は、優しく香るオーデコロンがおすすめです。
オーデコロンは、香水の中でも最も濃度が低いので、アルコールに対して香料が少ないのがポイント。
ふんわりと優しく香るので、香りが強くなりすぎず、使いやすいですよ。
反対に、パルファムなど香りが濃厚で強い香水は、なるべく避けてくださいね。

また、香りはフローラル系のものがおすすめです。
フルーツやグリーンを合わせて、すっきりと軽やかに仕上げた香りの方が、頭痛を引き起こしにくいでしょう。
香水を付けるときは、肌から少し離して1プッシュしてください。
太ももよりも下に付けるようにすると、ふんわりと上品に香りますよ。

おすすめのオーデコロン①ジョーマローン イングリッシュ ペアー & フリージア コロン

こちらは、ジョーマローンの中でも人気の高い香りです。
トップノートは、みずみずしく熟した梨の香りが広がり、徐々にホワイトフリージアの香りへと変化します。
そして、甘いだけではなく、パチョリやウッディ系の落ち着いた香りのラストノートが魅力。
上品な甘い香りは、大人の女性にぴったりですよ。

おすすめのオーデコロン②ピカケ・アウリィ オハナ・マハロ オーデコロン

こちらは、ジャスミンの中にふんわりとバニラが香ります。
メインとなっているジャスミンも、甘すぎず優しい香りです。
まるで柔軟剤のように、ふわっと香らせることができますよ。
付けたときはやや香りが強く感じられるかもしれないので、肌から少し離して付けるのがおすすめです。

実際に頭痛が起きないかを試すことも大切

香水を実際に付けて、頭痛が起きないかを試してみることも重要です。
まずは、香水のサンプルを購入するか、お店でタッチアップしてもらいましょう。
香水によって頭痛が引き起こされている場合、だいたい2時間くらいで症状が出やすくなります。
肌に香水を乗せてから、2時間くらい頭痛が起きないかをチェックしてください。
2時間以内に頭痛などの症状が出るようであれば、症状がひどくならないうちに香水を洗い流しましょう。

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