ナチュラル素材と環境へのこだわりがつまったフレグランスブランド「ル クヴォン(LE COUVENT)」。
ル クヴォン(LE COUVENT)はボタニカルで動物由来の成分を一切使用していないことでも有名ですが、日本ではそれほど知名度は高くなくまだまだ知らない人も多いはずです。
そこでこの記事では、ル クヴォン(LE COUVENT)というフレグランスブランドを徹底解説し、おすすめのル クヴォン(LE COUVENT)香水をいくつか紹介していきます。
そもそもル クヴォンとはどんな香水ブランド?人気の理由は?
フレグランスブランドのル クヴォン(LE COUVENT)は、ナチュラルな植物原料にフォーカスし環境保全に好ましくない成分を可能な限り配慮して香水を製造しています。
そのため、ル クヴォン(LE COUVENT)の香水は最大93%の自然由来成分で作られており、すべての商品がイギリスのヴィーガン協会の認証を得ているナチュラリティの強いブランドなんです。
また、すべてのル クヴォン(LE COUVENT)香水がフランスのグラースで生産され、外箱には管理された森林より調達されたFSC認証紙が使用されています。
このように、動植物や環境への配慮・やさしさがル クヴォン(LE COUVENT)香水の人気の理由ですが、4つのコレクションから香りを自由に選べるのもブランドの特徴です。
ル クヴォン(LE COUVENT)香水の4つのコレクションは、
となっています。
ル クヴォン(LE COUVENT)は自分自身を表現する方法として香りを選ぶ自由があると考えており、その日の気分や個性を演出するアイテムとして豊富なラインナップから香水をチョイスできるんです。
ル クヴォン香水「ボタニカルコロン」を紹介!アクアマジェスタやアクアサクラエなど
ここからは、ル クヴォン(LE COUVENT)香水の4つのコレクションからおすすめの商品を紹介していきます。
まず、名前の通り植物由来の成分へのこだわりがつまった「ボタニカルコロン」シリーズです。
「ボタニカルコロン」シリーズは神秘的な庭園の香りを表現した香水となっており、花々や草木など自然の雰囲気をダイレクトに感じることができます。
ボタニカルコロン 「アクアマジェスタエ」
日の光が射し始めるオスマンサスの庭園をイメージして作られた「アクアマジェスタエ」は、フレッシュなフルーツと輝く花々のブーケが織りなす清々しい香りのオードトワレです。
香調は温かみのあるウッディベースのフルーティフローラル。
トップはアカシア・シトロン、ミドルはオスマンサス、ベースはシダーウッドです。
オスマンサス(金木犀)は貴重で香り高いことでも有名ですが、アプリコットやピーチのようなフルーティさもあるので比較的フレッシュな余韻を残します。
香りもきつすぎず時間と共に程よく消えていくので、オフィスなどのビジネスシーンに加えてナイトシーンに寝香水として使用するのもおすすめです。
【価格】10ml/2,420円・50ml/7,700円・100ml/12,100円
ボタニカルコロン 「アクアサクラエ」
白い花が咲く庭園の優雅な雰囲気がモチーフの「アクアサクラエ」は、パウダリーな繊細さと甘く濃厚な香りを組み合わせた女性らしい香りのオードトワレです。
香調は豊かに香るウッディがベースのパウダリーフローラル。
トップはマンダリン、ミドルはチュベローズ・ジャスミン、ベースはサンダルウッドです。
メインのチュベローズはシンプルな甘い香りと組み合わせて使われる白い花。
徐々にハチミツを思わせる香りへと変化するので、温かみのある甘さが誘惑的な余韻を残します。
さらに、ジャスミンは高級フレグランスによく使われる素材なので、友人や同僚にリッチな香りをプレゼントしたいというときにもおすすめです。
【価格】10ml/2,420円・50ml/7,700円・100ml/12,100円
【アガピ・テリア・アッタイ】ル クヴォン香水「シンギュラー」とは?
続いて、魅力的な動物の個性を表現したコレクション「シンギュラー オーデパルファム」の香水を紹介していきます。
シンギュラー オーデパルファム 「アガピ」
オレンジとマンダリンを掛け合わせた柑橘系フルーツが主役の「アガピ」は、煌めくシトラスとエキゾチックな甘さを感じる深い愛情の象徴とも言える香水です。
香調はフルーティフローラル。
トップはマンドラ エッセンス、ミドルはパッション フルーツ アコード・イランイラン エッセンス、ベースはクローブ エッセンス・アンブロキサン アコードです。
【価格】10ml/3,080円・50ml/11,000円・100ml/16,500円
シンギュラー オーデパルファム 「テリア」
野生動物を意味する「テリア」は、サバンナの中で最もエレガントな動物と言われるシマウマの個性を香りで表現したピュアな輝きを放つ香水です。
香調は上品さを極めたパウダリーフローラル。
トップはベルガモット、ミドルはアイリス・ナルシサス・カルダモン、ベースはシダーウッドとなっています。
【価格】10ml/3,080円・50ml/11,000円・100ml/16,500円
シンギュラー オーデパルファム 「アッタイ」
神々しい雌オオカミの直感を表現して作られた「アッタイ」は、深みのあるココアと燃えるような甘さのレッドベリーが織りなす本能を感じるグルマン系の香水です。
香調は野生のオオカミを彷彿とさせるグルマンアンバー。
トップはレッドベリー、ミドルはブラックココア、ベースはシナモン・アンバーウッドです。
【価格】10ml/3,080円・50ml/11,000円・100ml/16,500円
スペローネなどル クヴォン香水「リマーカブル」シリーズについて
「リマーカブル パルファム」は、香りで世界を旅するというテーマのもと作られたコレクションです。
それぞれの商品には世界の国々をイメージした香りが楽しめるので、リッチな旅をしている気分とラグジュアリーな余韻を残します。
リマーカブル パルファム 「ティナーレ」
ホンジュラス最大の観光地として有名なバイア諸島をイメージして作られた香水「ティナーレ」。
こちらは砂浜が果てしなく続くビーチの広大さを彷彿とさせる香りとなっており、ジューシーな果実と深みのあるバニラがバイア諸島の解放感を醸し出します。
香調は常夏の楽園を感じさせるウッディアンバー。
トップはレッドマンダリン、ミドルはホワイトジャスミン、ベースはバニラアブソリュートとなっており、活き活きと弾けるような明るさをもたらすシトラス系の香りが続きます。
【価格】10ml/3,080円・50ml/11,000円・100ml/16,500円
リマーカブル パルファム 「スペローネ」
地中海に浮かぶフランス領域のコルシカ島にインスパイアされた「スペローネ」。
コルシカ島は輝く太陽が降り注ぐ小さな美しい楽園と言われています。
「スペローネ」は、そんなコルシカ島の白い砂とターコイズブルーの海がイメージできる甘さとスパイシーさのバランスが良い香水です。
香調は温かく魅力的なスパイシーアンバーウッド。
トップはベルガモット・タイムエッセンス、ミドルはイモーテルフラワー・ブラックペッパー、ベースはシダーウッド・ラブダナムです。
【価格】10ml/3,080円・50ml/11,000円・100ml/16,500円
究極のコレクション!ル クヴォンの「シグネチャー」にはどんな香水がある?
最後に紹介するのは、ル クヴォン(LE COUVENT)究極のコレクションと言われる「シグネチャー」シリーズです。
「シグネチャー」シリーズは、世界で最も偉大な調香師の一人とされるジャン クロード・エレナが手掛けており、ラグジュアリーかつ親しみやすい現代的な香りを楽しむことができます。
ジャン クロード・エレナは「香水を調合することは物語を書くこと」と表現しており、インスピレーションを得るために時間をかけて選んでもらうため自身が香料を厳選して調合しているんです。
シグネチャー 「ミモザ」
気高いミモザと魅力的なシダーウッドが絡み合う「ミモザ」は、まばゆいパウダリーフローラルの香りが広がる気高く輝かしい香りのフレグランスです。
トップはベルガモット エッセンス、ミドルはミモザ アブソリュート、ベースはシダーウッド エッセンスとなっており、包み込むようなフローラルの香りが官能的な余韻を残します。
ミモザの花のアブソリュートはその小枝から抽出して作られているので、香り高いミモザの安らぐ雰囲気をダイレクトに感じられるでしょう。
【価格】10ml/4,180円・100ml/23,760円
シグネチャー 「ベチバー」
奥深く魅惑的なスパイシーマリンウッドノートの「ベチバー」は、潮風を思わせる爽快感が続くメンズライクな香りのフレグランスです。
トップはベルガモット、ミドルはベチバー・ブラックペッパー、ベースはシダーウッドとなっており、フレッシュでありながら温かみのある香りを残します。
熱帯地方に生育する植物であるベチバーはインド原産のものを使用しているので、重厚で高貴な香りがウッディの野生的な力強さに深みを添えてくれるでしょう。
【価格】10ml/4,180円・100ml/23,760円
どこで買える?ル クヴォン香水を販売している店舗について
ここまで、ル クヴォン(LE COUVENT)香水の特徴やおすすめのコレクションを紹介してきましたが、そもそもル クヴォン(LE COUVENT)香水ってどこで買えるの?と、販売店舗が気になった人も多いはず。
そこでここからは、ル クヴォン(LE COUVENT)香水が買える販売店舗を紹介していきます。
ル クヴォン(LE COUVENT)香水を販売している店舗は以下の通りです。
このように、ル クヴォン(LE COUVENT)の香水が買える店舗は多くありますが、公式オンラインストアを見ると直営店は大丸心斎橋店のみとなっています。
とはいえ、東京を中心に百貨店(デパート)や商業施設内にル クヴォン(LE COUVENT)の店舗があったり一部取り扱いがあったりするので、お近くの店舗が知りたい人は公式オンラインストアでチェックしてみてください。
参考 : ショップリスト| ル クヴォン メゾン ド パルファム|公式オンラインストア (lecouventparfums.jp)
気になるル クヴォン香水の口コミやレビューを一気に紹介!
ここからは、気になるル クヴォン(LE COUVENT)香水の口コミやレビューを一気に紹介していきます。
今回紹介した香水のなかから気になる商品があった人は、以下の口コミやレビューを参考にしてみてください。
ボタニカルコロン「アクアマジェスタエ」の口コミ↓
SNSで金木犀香水として紹介されていて、購入してみました。 結果、大正解です! 一般的な金木犀の香りほど甘くなく、ただただいい香りです。金木犀だけど人とかぶらない香りを探している方にはおすすめしたいです。
引用 : LE COUVENT
柑橘系のフレッシュな香りです。
引用 : @cosme
甘いフルーティフローラルと記載されていますが、男性が使ってもいいと思います。
夏場に使おうと思います。
リマーカブル パルファム「ティナーレ」の口コミ↓
バニラの匂いは好きなのですが、今まで嗅いだことのあった香水はバニラが強すぎたり、余計なものが足されすぎたりして好きな物に出会えなかったのですが、ティナーレは本当にバニラもオレンジの香りもちょうどよくてとても好きな香りでした。 これから買い続けると思います。
引用 : LE COUVENT
10mlを購入後、気に入りすぎてすぐに50mlを購入。甘くて焦がした砂糖のような匂いですがくどくなく、どんな場でも合うと思います。自分の中で今1番好きな香りです。絶対買うべき、、
引用 : @cosme
シグネチャー「ミモザ」の口コミ↓
まさに春先のお花屋さんに入った時の香り。
この香水をつけると、生花に囲まれているような気分になります。パルファンなので香りが直ぐに飛んでしまうこともなく、ミモザの瑞々しく柔らかい甘さをずっと堪能できます。冬の終わりの春の気配が感じられる頃から春の終わり頃まで、この香水が大活躍です。
引用 : @cosme
さすがエレナが調香を手掛けただけある!すごい完成度です。スプレーした瞬間にミモザの香りいっぱいの丘のイメージが頭に浮かびました。
引用 : LE COUVENT
ナチュラル素材を使用したル クヴォン香水で香りのおしゃれを楽しもう
ル クヴォン(LE COUVENT)の香水は自然へのこだわりがつまったボタニカルな香りを楽しめる商品です。
すべてがヴィーガン協会の認証済みということもあり、動植物への敬意やヴィーガン意識が強い人には特におすすめのフレグランスブランドと言えるでしょう。
また、今回紹介したようにル クヴォン(LE COUVENT)の香水は4つのコレクションから選ぶことができるので、その日の気分やシーンに合わせて使えるようたくさんのル クヴォン(LE COUVENT)香水を揃えておくのもアリですよ。