今回は、香水のアルコール度数について調べてみました。
また、ゆうパックで香水を送れるのかもご紹介します。
フリマアプリなどで香水を取引する方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
香水のアルコール度数はどれくらい?調べ方もご紹介
香水は、賦香率によって分類されます。
賦効率は、香水の原料の中に香料がどの程度含まれているのかを示したものです。
濃度の高い順にパルファン、オードパルファン、オードトワレ、オーデコロンと呼ばれます。
ブランドによっては、香水のアルコール度数を明記していることも。
ここでは、それぞれの香水のアルコール度数についてみていきましょう。
パルファンのアルコール度数は75〜80%
パルファンの賦香率は15〜30%で、アルコール度数は75〜80%です。
持続時間が5〜7時間と長く、濃厚な香りが楽しめるでしょう。
パーティーやフォーマルな場所にぴったりの香水です。
オードパルファンのアルコール度数は80%
オードパルファンの賦香率は10〜15%で、アルコール度数は80%です。
持続時間は5時間程度で、使いやすい香水と言えるでしょう。
多くのフレグランスブランドから発売されているのが、オードパルファンです。
オードトワレのアルコール度数は80%
オードトワレの賦香率は5〜10%で、アルコール度数は80%です。
持続時間は3〜4時間程度で、軽やかに香ります。
香水初心者の方も使いやすい香水と言えるでしょう。
オーデコロンのアルコール度数は90%以上
オーデコロンの賦香率は2〜5%で、アルコール度数は90%以上です。
香りの持続時間は、1〜2時間と短いのが特徴。
気分を変えたいときや、リフレッシュにもぴったりな香水です。
【シャネル・Dior・SHIRO・ジルスチュアート・マルジェラ】人気ブランドの香水のアルコール度数を調べてみた
ここからは、代表的なフレグランスブランドのアルコール度数をみていきましょう。
シャネルの香水はアルコール度数75〜80%
シャネルの香水は、パルファムのアルコール度数が75~80%、オードパルファムとオードトワレが80%です。
また、バス&ボディジェルなどの商品は、アルコール度数が90%のものもあります。
SHIROはアルコール度数についてホームページに記載あり
SHIROのホームページを見てみると、アルコール度数が60%以上の商品がまとめられていました。
香水の全ての商品の他、ルームフレグランスやフレグランスディフューザー、パフュームディフューザー、ボディコロン、アイスミントボディミスト、ハンドスプレー、ハンドジェルなども該当します。
これらの商品は、ゆうパックにて郵送ができないので注意してください。
Diorやジルスチュアートの香水もほとんどがアルコール度数75〜80%
Diorやジルスチュアートの香水も、オードパルファンやオードトワレがほとんどなので、アルコール度数は75〜80%です。
ボディケアアイテムなどは、よりアルコール度数が高くなる可能性もあります。
マルジェラの香水はアルコール度数80%
一般的に、オードパルファンよりも、オードトワレの方がアルコール度数が高くなります。
マルジェラの香水のレプリカシリーズは、オードトワレなので、アルコール度数は80%です。
飛行機やゆうパックは香水のアルコール度数で利用が制限される?
ここからは、飛行機やゆうパックを利用するときに、香水のアルコール度数によって制限があるのかを調べてみました。
旅行に香水を持っていきたいという方や、香水をフリマアプリで販売している方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
香水を飛行機へ持ち込むのはOK!
結論から言うと、飛行機への香水の持ち込みは、国内線、国際線ともに可能です。
国内線では、容器につき500ml以下かつ1人あたり合計2000mlまでという条件があります。
国際線では条件が厳しくなり、容器につき100ml以下かつ1人あたり合計1000mlまで、さらに、縦横の合計が40cm以内の無色透明なジッパー付きの袋に全て入れなければいけません。
また、関税の関係で、パルファンを日本に持ち込む場合は、2オンス(約58ml)が上限となります。
お土産などで、それ以上を持ち込みたい場合は事前に申請が必要になるので注意しましょう。
ゆうパックでは香水を送ることができない
日本郵便では、引火の可能性のある液体を郵送することができず、アルコール60%以上の香水は送ることができません。
仮に、香水を送ってしまった場合、配送中に香水の瓶が割れて中身が出てしまうなどのトラブルが発生したときには、責任を問われてしまいます。
さらに、香水は、郵便法の差出禁止品に該当しているので、品名欄に嘘を書いて送ると罰せられる可能性も。
香水を送りたいときは、ヤマト運輸などの配送業者を使うようにしましょう。