【保存版】未開封・開封済みの香水の有効期限を解説！正しい保存方法も！

本日はこんな悩みを解決できる記事を紹介しますね。
実際に化粧品店で聞いたことや、化粧品業界の公式なコメントをもとに解説をしています。

この記事では、香水の正しい保存方法、購入時の注意点、余ってしまった香水の利用方法などが分かりますよ。
そして、これからは正しい香水の理解と無駄のない活用方法を実践してくださいね。

香水の有効期限はどのくらい？未開封と開封済みでどのくらい差が出る？

最初に香水の有効期限についてを解説しますね。
結論から言いますと、香水の有効期限は殆のメーカーで表記していません。

有効期限の記載がない3つの理由

以下でそれぞれ解説しますね。

業界団体の提言による影響

日本の化粧品業界は「日本化粧品工業会」という業界団体があり、この業界団体が化粧品の有効期限については、以下のような提言をしています。

医薬品医療機器等法（旧題名：薬事法）では、製造後3年以内で変質する化粧品を除き、使用期限を表示する必要はないとされています。
いったん開封してしまった化粧品は、早めに使いきるようにしましょう。
来シーズンに再度使用したい場合は、高温多湿や温度変化の大きい場所は避け、日の当たらない場所で保管することをおすすめします。

引用先　日本化粧品工業会公式ページ Q&A

様々な香水成分の影響

香水は様々な成分で構成されており、それぞれの成分によって劣化する速度が異なります。
柑橘系やシトラス系、ローズ系など早く劣化するものやそうでないものがあるため、一律に有効期限を定めることが難しいという状況のようですね。

保存方法の影響

光、温度、湿度などの要因が香水の劣化速度に影響を与えます。
保存環境も人によって様々なため、明確に使用期限を設けることが困難な状況のようですね。

以上によって、有効期限を明記しているメーカーは殆ありません。
とは言え、永遠と使える！ということではありませんので、ご注意ください。

有効期限や保存方法を守って香水を安全に使用しよう！

実際に未開封であれば3年、開封済みであるものは1年以内というのが一般的です。
したがって、開封後は出来るだけ早めに使い切るようにしましょうね。

とは言え、中には夏向けの香水や、クリスマス用に購入した香水など大切な思い出もあると思います。そのような場合は高温多湿や温度変化の激しい場所は避けて、日の当たらない場所で保管することをオススメしますよ。

「開封後、2〜3年程経ってしまった！」「肌につけるのが不安！」
という方は、洋服の上から或いはお部屋のカーテンや衣類に軽く掛けて匂いを楽しむこともできます。

実際にいつ購入したか分からないような香水は、中身を空けて変色、異臭などを確かめてくださいね。
詳しくは購入先のメーカーに問い合わせした方が宜しいかと思います。
香水を買うときは、使い切れるサイズを選ぶのがおすすめですね。

今まで気にしていなかった点なので、是非、これらは意識してみてください。