【保存版】香水を混ぜるとどうなる?ハンドクリームやボディクリーム、ヘアオイルとの相性を調べてみた

コラム

お気に入りの香水を、いつも付けていたいという方は多いはず。
ハンドクリームやボディクリーム、ヘアオイルとの相性も気になりますよね。
今回は、香水を混ぜて使うとどうなるのかについてご紹介します。
香水同士を混ぜる場合についても、調べてみました。

混ぜても大丈夫?香水同士を混ぜるとどうなる?

まずは、香水同士を混ぜた場合についてみていきましょう。
また、香水を薄めたいときに水と混ぜると、どうなるのでしょうか。

香水は完成系!混ぜないで使うのが基本

香水は、調香師が何度も調香を繰り返して完成させています。
普通の人よりも香りに敏感な調香師が作った香水は、絶妙な香料のバランスで成り立っているのです。
それを混ぜてしまうと、香りのバランスが崩れるだけでなく、刺激になる成分が増えることで、肌に乗せたときに悪影響を及ぼしてしまうことも。
基本的に、香水は中身を混ぜずにそのまま使ってくださいね。

香水を水で薄めることはできる?

香水の香りが強いと感じたとき、水で薄める方法を考えたことがある方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、香水を水で薄めることはできません。
例えば、水道水を香水と混ぜた場合、水道水に含まれる塩素が香水の成分と反応し、香りが変化してしまう可能性があります。
見た目でも、香水が濁ってしまったり分離することがあるようです。

ハンドクリームやボディクリームと香水を混ぜるとどうなる?

では、香水をハンドクリームやボディクリームと混ぜた場合、どうなるのでしょうか。

香水の香りが変化してしまうかも

ハンドクリームやボディクリームと香水を混ぜて、お気に入りの香りにする方法はSNSでも話題となっていますよね。
実際、無香料のハンドクリームやボディクリームなら、香水の香りを邪魔することは少ないかもしれません。

しかし、香水をそのまま付けたときに感じられる、トップノートからラストノートまでの繊細な香りの変化は、混ぜてしまうと感じにくくなるかもしれません。
また、香水によっては、ハンドクリームやボディクリームと混ぜることで微妙に香りが変化してしまうことも。
香水は、ハンドクリームやボディクリームと混ぜて使うことを想定して作られていないので、肌に塗ったときに刺激になるということも考えられます。
どうしても香水とハンドクリームやボディクリームを混ぜたい場合は、自己責任で試してみるしかないようです。

ヘアオイルやホホバオイルに香水を混ぜるとどうなる?

では、ヘアオイルやホホバオイルに香水を混ぜると、どうなるのでしょうか。
香水を髪の毛に付けたときのダメージについても、みていきましょう。

ヘアオイルやホホバオイルと混ぜると香りが変化するかも

香水を、ヘアオイルやホホバオイルと混ぜると、香りが変化してしまう可能性が高いです。
オイルに含まれている成分と、香水の成分が反応してしまうことも考えられます。
ハンドクリームやボディクリームと同様、香水とヘアオイルやホホバオイルを混ぜて使う場合、トラブルが起きてしまうかもしれない、ということを覚えておいてくださいね。

香水を髪の毛に付けるとダメージになってしまうことも

香水は、香料とエタノールで構成されています。
エタノールというのは、アルコールの一種なので、髪の毛に付けるとダメージになってしまうこともあります。
仮に、頭皮に付けてしまうと、エタノールが刺激となってしまい。頭皮トラブルを引き起こしてしまうことも。
髪の毛にエタノールを付けると、髪の毛の表面にあるキューティクルがはがれてしまい、髪の毛がパサついたり、ツヤがなくなってしまうかもしれません。
なるべく香水は、頭皮や髪の毛につかないようにしましょう。

ボディソープに香水を混ぜるとどうなる?

では、ボディソープに香水を混ぜるとどうなるのでしょうか。
ここからは、ボディソープに香水を混ぜた場合についてみていきましょう。

洗い流されて香水の香りが残らないかも

ボディソープに香水を混ぜると、身体を洗っているときはいい香りがするでしょう。
しかし、ボディソープを洗い流してしまうと、香水も一緒に洗い流されるので、香りが残らないかもしれません。
むしろ、ボディソープの香りと香水の香りが混ざってしまい、不快な香りに感じられる可能性もあります。
さらに、ボディソープや香水の成分によっては、肌に刺激となってしまったり、細菌が繁殖してしまうことも。
ボディソープに香水を混ぜるより、お風呂から上がった後に香水を付ける方がおすすめですよ。

加湿器に香水を混ぜると故障の原因になることも

加湿器を使用するとき、ついでにお気に入りの香水の香りでお部屋を満たしたいという方もいるのではないでしょうか。
しかし、加湿器は水道水を入れることを想定して作られているので、エタノールの含まれた香水を入れると、故障の原因となってしまいます。

また、仮に加湿器が壊れないとしても、香水の香りが想像以上に広がってしまうことが多いようです。
加湿器に一度香水を入れてしまうと、洗浄してもなかなか香りはとれません。
違う香りにしたいときや、加湿器の機能のみを使いたいときも、以前入れた香水の香りが広がってしまう可能性もあります。

加湿器の種類によっては、エッセンシャルオイルの使用ができるものもありますよね。
しかし、香水とエッセンシャルは異なるものなので、代用はできません。
香水の香りをお部屋に広げたいときは、ティッシュやコットンなどに香水を吹きかけて、各所に置いておくのがおすすめですよ。

アトマイザーで香水を混ぜると香りが変わってしまうかも

香水を入れて持ち運びたいときにぴったりなのが、アトマイザーです。
では、アトマイザーで香水を混ぜるとどうなるのでしょうか。

香りが変化しやすいのでアトマイザーの使いまわしは避けて

香水同士を混ぜることは、先ほど説明した通りおすすめできませんが、意図せずアトマイザー内で香水が混ざってしまうこともあるかもしれません。
例えば、ひとつめの香水をアトマイザーに入れて、使い終わったので別の香水を同じアトマイザーに入れるという場合です。
アトマイザーは、しっかり洗浄しても香水の香りがわずかに残ってしまいます。
つまり、一度入れた香水の香りを完全に消すことはできないので、ひとつのアトマイザーには1種類の香水のみを補充しながら使うのがいいでしょう。

香水は混ぜるより重ね付けがおすすめ

香水は基本的に単品で使うのがおすすめですが、重ね付けであれば、複数の香りを楽しむこともできます。
ここからは、香水の重ね付けについてご紹介します。

何種類までできる?香水の重ね付けを解説

香水の重ね付けは、レイヤリングやフレグランスペアリングなどと呼ばれることもあります。
重ね付けと言っても、何種類も使うのはNGです。
使用する香水は、多くても3種類までにしておきましょう。
複数の香りを付けることで、新しい香りを生み出すことができるのが、重ね付けのメリットです。

初めて重ね付けをする場合、まずは同じブランドの香水を2種類使うといいでしょう。
もしくは、別ブランドでも同じ調香師が作ったものであれば、重ね付けに向いていると言えます。
また、重ね付けに失敗したくないという方は、なるべくシングルノートの香水を選ぶのがおすすめです。
シングルノートとは、トップノートからラストノートまで、ほとんど香りが変化しないように作られた香水のことです。
香りが大きく変化する香水よりも、バランスが取りやすいので、重ね付けに向いていますよ。

香水の重ね付けの方法をチェック

香水を重ね付けするとき、複数の香水はそれぞれ身体の別の部位に付けるのが基本です。
このとき、ウッディ系など重めの香りは下半身に、シトラス系など軽めの香りは上半身に付けるとバランスよく香りますよ。
また、付ける順番は重めの香水を付けてから、軽めの香水を付けるのがいいでしょう。
重ね付けするときは、どうしても全体の香りが強くなってしまうので、それぞれの香水の香りは少し物足りない程度にしておくのがコツです。

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