【保存版】香水はなぜ高い?プチプラとハイブランドの違いを解説

コラム

・香水の値段は安価なものから高額なものまで幅広くありますが、本当に適正な価格で購入できているのでしょうか?
・高い香水と安い香水の違いってなんでしょうか?

本日はこんな悩みに応える記事になります。

この記事では今までモヤモヤしていた香水の価格構造が明確に分かるため、ある程度納得して香水を買うことができますよ。

【トムフォード・シャネル・ルラボ・ルイヴィトン】なぜ高い香水と安い香水がある?ハイブラとプチプラの違いを解説

そもそも香りは嗜好品なので、人によってその価値は変わります。
高額な香水や、安価な香水がある理由を3つのポイントに分けて解説していきますね。

高い香水と安い香水の違いを分ける3つのポイント

香水の価格に影響を与える主なポイントは以下の通り。

1.香料の質による違い
2.賦効率(ふこうりつ)によるバランスの違い
3.ブランド力の違い

香料の質による違い

香料とは香りの元になるもので、人工的に作られたものか、天然物になるか大きく変わってきます。
例えば、食材をイメージするととてもわかり易いでしょう。
「うなぎ」など天然物と養殖物では味、歯ごたえ、香りなどが全く異なりますよね。
香料も同様で、作られたものと手に入らない希少価値の高いものとでは、価格差は大きく変わります。

賦効率(ふこうりつ)によるバランスの違い

賦香率とは、香水に配合されている香料の割合を示しています。
つまり簡単に言うと「濃度」のこと
香水の濃度には、主に4種類あり濃度のバランスによって香水の価格が変動します。
一般的に濃度が高いほど、香りの持続性が長く、高額になる傾向です。

・パルファン(17〜30%)
・オードパルファン:EDP(7〜16%)
・オードトワレ:EDT(5〜15%)
・オーデコロン:EDC(1〜4%)

ブランド力の違い

最後に「ブランド力」です。
ハイブランドの香水はブランドの持つイメージやステータス、そのオリジナリティーが価格を決めます。
各メーカーも自社ブランドのコンセプトに合った香りを追求し、多額の研究開発に投資をしていますよね。
実際には目には見えない無形物ですが、価格に最も影響を与えています。

同じブランドの同じ製品で価格が異なる理由とは

普段香水を探していると、同じブランドの商品なのに価格に違いがあることに気が付きませんか?
ここでは、そのようなカラクリを解説します。

正規輸入品と並行輸入品の違い

市場で流通している商品には「正規輸入品」と「並行輸入品」の2通りがあります。
並行輸入品といっても、違法な持ち込みではありませんので、誤解しないでくださいね。

並行輸入品

正規代理店ルートとは別のルートで真正品を輸入することです。
海外の有名ブランド品等を、正規代理店以外の第三者が、外国で合法的に製造・販売された商品を外国で購入し、日本の総代理店契約者等の許諾を得ずに、正規代理店ルート以外のルートで輸入する行為を指します。

引用先:一般社団法人 日本流通自主管理協会

正式な直営店を経由しているか、第三者の販売店を経由しているかの販売ルートの違いになります。
一般的に正規輸入品は国内直営店経由で販売するため、販売価格もある程度契約に縛られますが、国内の販売店は自助努力などで比較的直営店よりもリーズナブルな価格設定が可能!

香水がなぜ高いのか気になった人は品質やブランドの相場などを調べてみよう!

今後香水を購入する際には「香料」「濃度」「ブランド品或いは無名品」などを比較しながら、自分の好みにあった相場の香水を選んでください。
けっして高額で無くても、自分にあったお気に入りの香水が必ず見つかります。
各ブランドの相場を調べて、お気に入りを探し出すのも楽しみの1つですよね。

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