部屋にただよう香りは、私たちの気分や集中力を大きく左右します。
最近はルームフレグランスを香水代わりに使い、ファブリックや髪にもほのかに香りをまとわせる上級者が増えています。
本記事では、香水とルームフレグランスの違いを整理しつつ、100均アイテムでできる簡単アロマストーンや重曹を使った手作り方法、イソップなど人気ブランドの活用法まで徹底解説します。
香水とルームフレグランスの決定的な違い

香料濃度・使用目的・肌への安全性の観点から整理すると以下の通りです。
項目 | 香水 | ルームフレグランス |
---|---|---|
香料濃度 | オードトワレ10〜12%、オードパルファム15%前後 | リードディフューザー3〜6%、ファブリックスプレー1〜3% |
主な溶媒 | エタノール+水 | エタノール、水、グリコール ほか |
用途 | 体や髪に直接 | 空間や布・家具に噴霧 |
持続時間 | 3〜8時間 | 30分〜数時間(種類により変動) |
香水代わりにルームフレグランスを使うコツ

- アルコール度数が低いファブリックミストを選び、髪や衣類から20cm以上離してスプレー。
- 肌に直接付けたい場合はパッチテストで刺激がないか必ず確認。
- 香りが混ざるのを防ぐため、同系統(例:シトラス系)の香水か無香料デオドラントと合わせる。
3. 100均材料で!アロマストーンの作り方

石膏パウダー・シリコン型・竹串があれば、15分でオリジナルストーンが完成します。
- 石膏パウダーと水を「粉 : 水 = 3 : 1」で混ぜる。
- トロッとしたらシリコン型へ流し込み、竹串で気泡を抜く。
- 30〜60分乾燥させ型から外せば完成。
- お気に入りのルームフレグランスまたは余った香水で作る場合は、ストーンに数滴たらして染み込ませる。
重曹で作る消臭&芳香パウダー

キッチンや玄関のニオイ取りには、抗菌・吸湿効果のある重曹が最適。
- 重曹100gにルームフレグランスを5〜10プッシュ混ぜる。
- ガラス容器にコットンを敷き、その上に重曹パウダーをのせると香り立ちアップ。
- 2〜4週間で交換すれば消臭力をキープ。
イソップなど人気ブランド別おすすめアイテム

- Aesop(イソップ):マラケッシュ・インテンスルームスプレーは温かみのあるウッディでリビング向き。
- SHIRO:ホワイトティーのファブリックミストはオフィスでも嫌われない爽快さ。
- 無印良品:インテリアフレグランスオイルは詰め替え可能でコスパ◎。
よくある質問(FAQ)

- Q1. 香水としてそのままルームフレグランスを肌に付けても大丈夫?
- アルコール濃度が低く肌刺激は少ないものの、香料バランスが皮脂と混ざる前提ではないため、まずは衣類や髪の毛先に少量でテストするのがおすすめです。
- Q2. コットンに含ませて持ち運びたい場合のポイントは?
- 密閉できるアルミパウチやチャック袋に入れ、1〜2時間以内に使い切ると香りが飛びにくいです。
- Q3. 異なる香りを混ざるときの注意点は?
- トップノートが似ていてもベースにムスクやバニラが含まれる場合、時間差で重くなることがあります。事前に紙に吹き付け、30分後の香りを確認しましょう。
まとめ

ルームフレグランスは香水のように“まとう”楽しみ方ができる万能アイテムです。
香水との違いを理解し、100均や重曹を賢く使えば、コスパ良く自分だけの香り空間を演出できます。
ぜひ今日から、お気に入りの香りで生活をアップグレードしてみてください。