サンタル33は、ウッディでスモーキー、それでいてクリーミーなサンダルウッドが主役のユニセックスフレグランスです。
2011年にニューヨーク発のブランド「Le Labo(ルラボ)」から発売され、日本でも“おしゃれ感度の高い香り”として人気を集めています。
本記事では、香りの構成からシーン別の使い方、似ている香水との違いまで、ユーザーが気になるポイントを余すことなく解説します。
サンタル33の基本情報

項目 | 内容 |
---|---|
ブランド | Le Labo(ルラボ) |
発売年 | 2011年 |
調香師 | Frank Voelkl(フランク・フォークル) |
分類 | オードパルファム/ユニセックス |
ボトルサイズ | 50 mL・100 mL ほか |
香りの構成(ノート)

サンタル33は香調の“トップ・ミドル・ラスト”が緩やかに移り変わるブレンドタイプのため、ノートは参考程度に見ると理解しやすいです。
- トップノート: カルダモン、バイオレットリーフ、アイリス
- ミドルノート: サンダルウッド、シダーウッド、レザーアコード
- ラストノート: パピルス、アンバー、ムスク
つけ始めはスーッとしたグリーン・スパイスが立ち上がり、徐々にクリーミーなサンダルウッドが顔を出します。
終盤は乾いた木材とレザーが肌に残り、まるで焚き火の余韻のような温もりを感じます。
どんな人におすすめ?

下記に当てはまる方はぜひ一度試してみてください。
- ウッディ系でも“甘さ控えめ”かつ“深み”を求める
- ジェンダーレスで使えるアイコン的フレグランスが欲しい
- 他人とかぶらない個性的な香りを探している
- 秋冬はもちろん、夜のデートやバーシーンで印象を残したい
持続時間・拡散力の目安

評価項目 | サンタル33 | 一般的なEDP平均 |
---|---|---|
持続時間 | 約6〜8時間 | 約5〜7時間 |
拡散力(前半) | ミディアム〜強め | ミディアム |
拡散力(後半) | スキンセンテッド | 弱め〜スキン |
前半はしっかり香り、後半は肌に密着して穏やかに残るため、TPOを選びやすいのが魅力です。
おすすめの付け方とシーン別活用例

- 日中のビジネス: 手首1プッシュを内側でタップし合い、軽く空気になじませると柔らかな残り香に。
- 夜のデート: うなじor胸元に1プッシュずつ。体温でサンダルウッドがクリーミーに立ち上がります。
- カジュアルなお出かけ: スカーフやアウターの裏地に吹きかけると、歩くたびにふわりと香りが揺らぎます。
似ている香水と差別化ポイント

- ディプティック タムダオ:より乾いたサンダルウッド寄り。サンタル33のほうがスパイシーでレザー感強め。
- マルジェラ ジャズクラブ:ラム&タバコの甘いウッディ。サンタル33は甘さ控えめでスモーキー。
- ジョー マローン ウッド セージ & シー ソルト:爽やかなソルティウッド。サンタル33は温かみと深みが際立つ。
よくある質問(FAQ)

- Q. 男女どちら向けですか?
- A. 完全なユニセックスです。肌のpHによって甘さ・スモーキーさのバランスが変わり、個性が出ます。
- Q. 季節はいつがベスト?
- A. 秋冬が特に映えますが、エアコン下の夏夜や雨の日にもマッチします。
- Q. オフィスでも使えますか?
- A. 手首1プッシュなら問題なし。香りが強いと感じる場合はアトマイザーで量を調整すると安心です。
まとめ

ルラボ サンタル33は「静かな炎」を思わせるウッディ・スモーキーの傑作。
一度まとえば自分の肌と混ざり合い、唯一無二の存在感を放ちます。
香りで“自分らしさ”を表現したい方は、ぜひ試してみてください。