香水を購入したいけど、初めからフルボトルを購入するのは抵抗がある人もいますよね。
最初はいろいろな香水を試し、どの香水が自分に合っているのか分かってから、フルボトルを購入したほうが、失敗することも少ないです。
香水のお試しがしたい人だけでなく、いろいろな香水を使ってみたい人におすすめなのが、小分け販売の香水です。
ネットなどで量り売りの香水を販売しているお店もありますが、利用しても大丈夫なのでしょうか。
香水を販売しているお店だけでなく、メルカリなどで購入しても大丈夫なのか、気になる人も多いですよね。
小分け販売の香水を購入するときには、ポイントや注意点をおさえておくのが大切です。
ほかにも、自分で香水を小分けにするにはどうすればいいのか、おさえておくと便利です。
そこで今回は、小分け販売の香水とはどんなものなのか、購入時のコツや注意点、自分で小分けにするときのポイントなどを解説します。
【ネット通販・メルカリ】購入しても大丈夫?そもそも香水の小分け販売とは
そもそも香水の小分け販売とはどんなものなのか、くわしく説明します。
香水の量り売り?小分け販売について解説
そもそも香水の小分け販売とは、量り売りのことです。
フルボトルではなく、数mlを小分けにして販売する香水の量り売りは、お試しで香水を使ってみたい人におすすめです。
基本的には香水を1mlいくらになるのか、計算して量に見合った値段を払うのが量り売りになります。
香水は100mlや75ml、30mlのほかにも、10mや15mlなどの少量のものありますが、すべての香水で販売されているわけではありません。
少しだけ香水を試したかったり、高級ブランドの香水を使ってみたいときに、小分け販売の香水は人気です。
高価な香水だと、初めから内容量の多いものを購入しても、結局使わなかったら勿体ないですよね。
量り売りで少量だけ購入することで、香りが気に入らなくても工夫しながら使いきれたり、処分にも尾あまり困りません。
小分けに香水を販売するのってあり?購入しても問題ないの?
フルボトルではなく小分けの香水が欲しいと思っても、そもそも小分け販売してある香水は安全なのか、気になる人もいますよね。
フルボトルの香水から別の容器に分けて販売していることもあり、品質が心配な人も多いです。
基本的に、香水を小分けにして販売するためには、許可が必要になります。
基本的には、医薬品などの有効性及び安全性の確保などに関する法律である、薬機法が香水の小分け販売にはかかわってきます。
薬機法は医薬品のほかにも化粧品が該当するため、香水を販売するためには、守らなければいけません。
香水の小分け販売では、化粧品製造販売業許可と化粧品製造業許可のどちらも必要にあります。
そのため、自分で香水を小分けにして許可もとらずに販売するのはNGです。
容器に移し替えたり、ラベルを貼る行為だけでも製造行為とみなされるため、メルカリなどで販売したいと考えている人は、注意しましょう。
メルカリなどで個人的に香水を量り売りするのはNG!購入しないようにしよう
ネット上で手軽にものを売り買いできるメルカリのようなフリマアプリでは、許可なく製造した化粧品類や小分けした化粧品類の販売は禁止されています。
黙って販売している商品もありますが、禁止行為となるため、購入しないようにしましょう。
勝手に小分けして販売した香水は、薬機法違反なだけでなく、作業中に雑菌などが混じり、品質が悪くなっている可能性もあるため、注意が必要です。
また、許可なく販売している業者は信頼度も低く、場合によっては全く別の香水の場合もあります。
香りが違うだけならいいのですが、品質が悪いものだと、香りが変わっていたり、肌に異常が現れる可能性もあるため、使わないようにしましょう。
香水の小分け売りには許可が必要!購入しても大丈夫な場合や注意点を解説
小分け売りの香水を購入するときにチェックしたいことや注意点について、くわしく説明します。
そもそもどんな人に香水の小分け売りはおすすめ?
香水の量り売りがおすすめなのは、次のような人です。
- お試しで香水を使ってみたい
- 色々な香水を試してみたい
- 普段あまり香水を使わない
まず、香水の小分け売りがおすすめなのが、お試しで香水を使ってみたい人です。
安い香水だとあまりお得に感じないこともありますが、高級ブランドの香水を安く少量だけ購入できるのが、小分け販売のメリットです。
とくに高級ブランドの香水だと、先に香りを確かめておくのもおすすめなので、量り売りも検討してみてください。
次におすすめなのが、いろいろな香水を試してからフルボトルを購入したい人です。
いくつか量り売りで購入し、気に入った香りの香水だけをフルボトルで購入したほうが、香水が無駄になりません。
また、あまり普段香水を使わない人だと、そもそもどんな香水が自分に合うのか、分からないことも多いですよね。
どれを購入していいのか、そもそも見当がつかない人は、まず量り売りで少量を購入していろいろ試してみるのもおすすめです。
基本的に小分けの香水はお試しがおすすめ!購入時のチェックポイントとは
香水を小分したものを購入する場合、チェックしたいのが、きちんと許可を取った業者なのかです。
お店のサービスを利用した人の口コミをチェックしたり、システムをきちんと確かめてから利用することで、購入で失敗することも少なくなります。
小分けで香水を販売してる業者の中には、無許可で販売していたり、珍しい香水を販売しているといって、別の香水を売りつける悪質な業者もいます。
きちんとどんな業者が販売しているのか、まずは確かめるのが大切です。
とくにAmazonなどの通販サイトでは、小分けにした偽物の香水が出回っていることが多いため、購入してしまわないように、注意しましょう。
また、香水の中にはもともと10mlくらいの少量で販売されているものもあるので、その場合には、ブランドから購入するのがおすすめです。
高級ブランドの香水で少量のサイズがないときには、小分け販売の香水を購入してみてください。
無印などのアトマイザーで香水を小分けにしたい!おすすめの方法とは
香水を自分で小分けにするときのおすすめの方法について、くわしく説明します。
持ち歩きにはアトマイザーがおすすめ!香水を自分で小分けにする方法を解説
自分で香水を小分けにしたい場合、アトマイザーが必要になります。
アトマイザーとは、香水や化粧品のような液体を入れるガラスやプラスチック製などの容器のことです。
基本的にはスプレー状のものと、ロールオンタイプのものがあります。
スプレータイプのアトマイザーは、霧状の香水をふんわり肌に付けられるのが特徴です。
ロールオンタイプのアトマイザーは、肌に塗ってピンポイントに香水を付けられます。
周りの人やものに香水がかからないようにしたいならロールオンタイプ、ものにかけて使いたかったりふんわりと香水をまといたいならスプレータイプがおすすめです。
外出先で手軽に香水を使えるので、自分が使いやすいアトマイザーを探して、使ってみましょう。
小分けにした香水を持ち歩くときのポイントとは
香水をこちらのようなアトマイザーなどに小分けして持ち歩きたい場合、ポイントになるのが香水を入れる容器です。
最近は100均などいろいろなところでアトマイザーが販売されていますが、容器によっては壊れやすかったり、液漏れしやすいものもあります。
容器の口の部分がゆるいと中身が漏れ、周囲の人の迷惑になることもあるので、注意が必要です。
アトマイザーを購入するときには、品質を調べてから購入すると失敗しにくくなります。
また、香水のボトルごとに詰め替え方が変わってくるので、アトマイザーを購入する前に、ボトルの形状もチェックしておきましょう。
スプレータイプではないときには特に注意し、詰め替えるためのアトマイザーとあわせて詰め替え用のアイテムもそろえましょう。
小分けにした香水は持ち歩きに便利!揃えたい道具や詰め替えるときのコツを解説
香水を小分けにするときに準備したいことや詰め替えるときのコツについて、くわしく説明します。
アトマイザー以外に必要なものは?香水の詰め替えに必要な道具とは
香水を詰め替えるときには、アトマイザーだけでなく、詰め替え用の道具も用意する必要があります。
場合によってはアトマイザーだけで詰め替えられることもありますが、基本的にはこちらのような詰め替え用ノズルなどを用意しましょう。
香水ボトルのスプレー部分を取れるときには、詰め替え用ノズルを使うのがおすすめです。
詰め替え用のノズルの先端をスプレー部分に装着し、ノズルをアトマイザーに入れ、香水瓶をプッシュして香水を入れていきます。
スプレー部分が取れないときには、香水の詰め替え用のじょうごを使うのがおすすめです。
アトマイザーにじょうごを装着し、香水瓶をプッシュしながら少しずつ香水を入れていきましょう。
ほかにも、スポイトを使って直接香水を吸い取り、アトマイザーに入れていく方法などがあります。
香水を詰め替えるときのコツや注意点を解説
詰め替え用のノズルなどは、香水瓶の形状によって使えないこともあります。
きちんと瓶やアトマイザーの形状をチェックし、使えるものを選ぶのが大切です。
また、香水を詰め替えるときに香水をこぼしてしまわないように、注意しましょう。
詰め替える道具やアトマイザーをしっかり手で固定し、こぼれないように詰め替えましょう。
アトマイザーの中には、詰め替え用の道具もセットで売っていることもあるのですが、その場合もきちんと香水瓶に使えるタイプの道具なのか、チェックするのが大切です。
少量試したいときに小分け販売は便利!ただし許可のない香水は買わないようにしよう
フルボトルの香水をはじめから購入するのに抵抗がある場合、小分けの香水を購入するのもおすすめです。
しかし、香水の小分け販売には許可が必要になるので、メルカリなどでは禁止していることが多いです。
許可がない業者から小分け販売の香水を購入したり、自分で小分けにした販売しないように注意しましょう。
自分でフルボトルの香水を小分けするときには、アトマイザーのほかにも、詰め替え用ノズルなどを購入しなければいけません。
香水のボトルによって詰め替え方が変わってくるので、まずは香水瓶の形状をチェックするのが大切です。
今回解説したことを参考に、香水の小分け販売を利用したり、アトマイザーなどに小分けにして持ち運んでみてください。
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