【保存版】香水はワセリンで長持ちする?練り香水の作り方もあわせて解説

コラム

香水を肌付けて使うと、香りの傾向によってはすぐに揮発して香りが消えてしまうこともありますよね。
できるだけ長く香りを楽しみたい場合、便利なのがワセリンを使った方法です。
ワセリンを使うことで、どうして香りが長持ちするのでしょうか。
その理由とあわせて、ワセリンと香水の使い方も気になりますよね。

また、ワセリンと香水を使えば、練り香水を作れます。
簡単な作り方を知っておけば、ワセリンが残ったときなどにも便利です。
練り香水を作りたい場合、ワセリンと香水を混ぜて使う注意ポイントも同時に抑えておきましょう。
間違った使い方をすると、場合によっては肌に塗ったときに異常が現れることもあるので、注意が必要です。
そこで今回は、香水の香りをワセリンで長持ちさせる方法や、2つを混ぜて練り香水を作る方法、混ぜるときの注意点をあわせて解説します。

ワセリンを使うと香水の香りが長持ちする?その理由を使い方とあわせて解説

香水の香りを長持ちさせるにはワセリンを使うのがおすすめな理由と、使い方についてくわしく説明します。

肌にワセリンを塗ると香水が長持ちする?その理由とは

香水は基本的に肌に塗ったり、噴きかけた香水が揮発することで、香りを広がっていきます。
揮発するのが早いほど、香水の香りは消えやすく、反対に揮発が遅いほど、香りは持続します。
とくにシトラス系やハーブ系などの揮発しやすいさっぱりした香りの香水は、持ちが悪く、甘い香りや深みのある香りは揮発がゆるやかで、持ちがいいです。

肌が乾燥しやすい冬だと、香水がしっかり肌に密着せず、さっぱりした香りだと夏よりもさらに早く消えてしまうことがあります。
乾燥した肌にワセリンを塗ると、香水がしっかり肌に密着し、揮発する速度を遅くしてくれるとされているので、試してみてください。

香水を長持ちさせるためにワセリンを使う方法を解説

ワセリンで香水を長持ちさせたい場合、香水を付ける部分にまずはワセリンを塗りましょう。
塗った場所に香水を振りかけるだけで、香りが長持ちします。

このとき、ワセリンで肌が少しべたつくので、付けすぎないように注意しましょう。
適量広げて香水を付けるだけでも、しっかり香りが持続します。

ただし、揮発するのを遅くする効果があるため、香りは若干弱まることがあります。
香りが控えめになるのも考慮し、付ける位置を調整するのもおすすめです。
また、付けた場所をこすらないように、気をつけるのも大切です。

ワセリンを肌に塗って使うときのコツや注意ポイントとは

香りを長持ちさせたい場合、ワセリンを塗った肌の部分に香水を付けるだけでいいのですが、塗る場所とワセリンの量がポイントになります。
がっつりワセリンを肌に塗り広げると肌がべたついて服に付いたり、予想以上に香りが広がらないこともあります。
適量を薄く伸ばして使うことで、さりげなく香りの持続時間を伸ばせるので、試してみてください。

また、持続時間が劇的に変わるわけではないため、使うときには注意しましょう。
香りの傾向や季節などの環境によって、香りの持続時間は変わってきます。
そのため、付け直しの時にワセリンを少し塗ってから香水を付けるなど、香りの補助程度に利用するのがおすすめです。

香水とワセリンは練り香水を作るのにも使える?簡単な作り方を紹介

ワセリンと香水で練り香水を作る方法について、くわしく説明します。

練り香水をワセリンと香水で作れる?

香水をワセリンに混ぜることで、練り香水を作れます。
練り香水とは、液体ではなく固形タイプの香水のことです。
バーム状やクリーム状のもの、スティック状のものがあり、肌に塗って使用します。

練り香水はミツロウやワセリン、香料、精油などを混ぜて作ったもので、液状の香水よりも香りが柔らかいのが特徴です。
また、さっと塗って使用できることもあり、手軽で液漏れの心配もないのがメリットになります。

通常はワセリンと香料、精油などを混ぜて作るのですが、香水を混ぜて手作りすることもできます。
意外と簡単に作れるので、好きな香りの練り香水を作ってみましょう。

ワセリンと香水で練り香水を作る簡単な方法を紹介

香水をワセリンに混ぜて練り香水にする、簡単な作り方は次の通りです。

  1. スパチュラでワセリンを清潔なジャーに入れる
  2. 8分目くらいまで入れたら香水を少量入れる
  3. 香水を1プッシュずつ入れてちょうどいい量になるまで調整する
  4. ワセリン全体に混ざるようにかき混ぜる
  5. ジャーの中でワセリンを慣らして完成

以上が簡単な作り方ですが、スパチュラがなければ清潔なつまようじなどで混ぜても大丈夫です。
用意するジャーもきちんと清潔なものを用意し、雑菌が入らないように注意しましょう。

また、ワセリンは白ワセリンのように不純物が入っていないものがおすすめです。
余計なものが入っていると、香水を混ぜたときに反応して、香りが劣化しやすかったり、肌に塗ったときにアクシデントが起こる可能性があるため、注意しましょう。

香水とワセリンを使って練り香水を作るときのポイントは?

練り香水を作るときには、きちんと道具を準備しておくのが大切です。
香水が揮発したり、ジャーを長時間開けたままにしておくと、香りが変わったり雑菌が入りやすくなります。
ワセリンと香水を素早く混ぜ、手際よく練り香水を作りましょう。

また、香水を入れすぎるとテクスチャーが柔らかくなりすぎて、使いづらくなります。
ワセリン1gに対して香水1mlくらいを目安に、少しずつ香水を足していくと、丁度いい割合にしやすいです。

ワセリンを香水に混ぜて使いたいときの注意点やポイントとは

香水とワセリンを混ぜて使うときの注意ポイントについて、くわしく説明します。

どのくらいで使い切るべき?ワセリンと香水を混ぜて使うときの注意ポイントを解説

ワセリンと香水を混ぜて使う場合、注意したいのが品質の劣化と取扱い方です。
香水は空気に触れると香りが劣化していくため、練り香水を作った後はすぐに使い切りましょう。
また、ワセリンも開封すると1年くらいで使い切るのがおすすめです。

取り扱うときには、清潔なスパチュラなどを利用し、雑菌が混ざらないように注意してください。
練り香水を入れるジャーは清潔なものを使い、先にアルコールなどで消毒しておくのもおすすめです。
使い切った後に新しく練り香水を作るときにも、いったん洗って清潔にしてからジャーにワセリンと香水を入れましょう。

継ぎ足して作ると、下の方に残った練り香水が古くなり、雑菌が繁殖しやすくなったり、香りが劣化する可能性があります。
とくに新しい香りにしたいときには、しっかりジャーに付いた香水やワセリンを洗い流してから練り香水を作りましょう。

香水はワセリンと混ぜて使うことを想定していない!注意して混ぜよう

練り香水はワセリンと香水で作れますが、基本的に2つを混ぜて使うことは想定したアイテムではありません。
そのため、混ぜると成分が何らかの反応をし、トラブルの原因になる可能性もあります。
ワセリンと香水を混ぜるときにはなるべく清潔に取扱い、トラブルが起こらないように十分注意しましょう。

また、工場で作っているわけではないため、どうしても雑菌がどこかで入ってしまうこともあります。
使っているうちに雑菌が繁殖することもあるので、なるべく早く使い切ってください。

手作りで手軽に作れるのですが、ワセリンと香水だけだと、テクスチャが柔らかすぎると感じる人もいます
きちんと品質の高い練り香水が欲しいときには、信頼できるブランドから購入するのがおすすめです。

2つを混ぜて使いたいときにはワセリンも香水も清潔に扱うのが大切!

ワセリンと香水を混ぜて使う場合、清潔に扱うのが大切です。
肌に直接つけて使うものだと、雑菌が繁殖したものや劣化したものだと、肌に異常が出てくることもあるので、注意しましょう。
清潔に扱わないと、ワセリンも香水も持ちが悪くなることもあるので扱いには気をつけてください。

また、練り香水を作りたいなら、ワセリン以外にもミツロウやハンドクリームなどを使うのもおすすめです。
自分が使いやすいものを用意し、練り香水を作ってみましょう。
ワセリンは基本的に製造から3年くらいが使用期限になるのですが、雑菌の購入も考え、なるべく1年以内に使い切りましょう。
練り香水を作ったり、香水のもちをよくするために使う場合、きちんと使い切れる分量だけワセリンを購入するのが大切です。
今回解説したことを参考に、ワセリンと香水をあわせて利用してみてください。

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