メンズ向けの香水の中でも定番の香りになるのが、ウッディ系です。
女性でもウッディ系の香水を使うことはありますが、とくに男性に人気のある香調になります。
ウッディ系といっても色々な香りがあり、購入する前に種類ごとの違いを確かめておくのが大切です。
では、ウッディ系の香りには、どんなものがあるのでしょうか。
また、ウッディな香りはどうして男性におすすめなのでしょうか。
香水を選ぶポイントや購入する際に気を付けるポイントも、あわせて知りたいですよね。
ほかにも、具体的におすすめなウッディ系の香水についてもおさえておくと便利です。
そこで今回は、ウッディ系のメンズにおすすめな香水8選とあわせて、ウッディ系の香りの特徴や香水を選ぶポイント、香水を購入する際に注意したいことなどを紹介します。
- メンズ向け香水に多い?ウッディ系ってどんな香りがする?
- 20代から40代以上までメンズ向けの香水でウッディな香りがおすすめな理由とは
- 【バニラ・オリエンタル】ウッディな香りのメンズ向け香水が欲しい!選ぶポイントを解説
- 安いプチプラ商品でも優秀なメンズ向けウッディ系香水ってある?購入の際に注意したいこととは
- 【エルメス・イソップ】優秀でコスパがいい!ウッディ系のメンズにおすすめな香水8選を紹介
- 大地と人間の絆を表現した香り「エルメス テール ドゥ エルメス」
- ヒノキの森を連想させる香り「イソップ ヒュイル オードパルファム」
- タバコからくゆる煙の渦巻きとパウダリーな残り香「ディプティック オルフェオン」
- 爽やかな木々の香りに包まれた香水「メゾンマルジェラ レプリカ オードトワレ オータム バイブス」
- 上質なウードやアガーウッドの香り「バイレード ウード イモーテル」
- 木の生命力からインスピレーションを受けた香水「ブルガリ マン ウッドエッセンス オードパルファム」
- 身にまとう森林浴の香り「バウム オーデコロン FOREST EMBRACE」
- シトラスとウッディの香り「モルトンブラウン ブラックペッパー オードトワレ」
- ウッディ系の香水はメンズが使いやすくて大人っぽい落ち着いた香りが多い!
メンズ向け香水に多い?ウッディ系ってどんな香りがする?
ウッディ系の香りとはどんなものなのか、くわしく説明します。
香水の中でもウッディ系って?メンズ向けの香りに多い?
ウッディ系の香りとは、大きくまとめると木々の香りのことです。
木々の香りといってもさまざまで、シャープですっきりした香りもあれば、柔らかくほんのり甘さのある香りや土っぽさのある香りなど様々です。
とくに代表的なのがドライでシャープな香りをしたシダーウッドと、神秘的な甘さのあるサンダルウッド、土っぽさのある香りのベチバーになります。
それぞれ香りの雰囲気は違いますが、どれも深みがあってナチュラルな雰囲気が特徴です。
アロマテラピーでもよく使われるように、リラックス効果が期待できるのも、ウッディ系の香りのポイントになります。
男女問わず人気のある香調ですが、落ち着いていて深みのある香りを作りやすいことから、男性向けの香水に使われることが多いです。
ウッディ系の香りには種類がある?香水によく使われる香料は?
香水に使われるウッディ系の香りには、次のような種類があります。
- サンダルウッド
- シダーウッド
- オークモス
- フランキンセンス
- ベチバー
- パチュリ
すでに説明したように、この中でもとくに代表的なのが、サンダルウッドとシダーウッド、ベチバーです。
そのほか、オークモスは湿っぽい森林の土や苔のような香りで、樹脂調のウッディな香りが特徴です。
フランキンセンスはスパイシーで奥深いお香のようなウッディ調の香り、パチュリは墨汁や縁側の下の土のような個性的な香りがします。
香料ごとに香りの特徴が違うこともあり、ウッディな香りの香水を購入する際には気を付けましょう。
まずは代表的な香りから試し、そのほかの香りもチェックするのがおすすめです。
20代から40代以上までメンズ向けの香水でウッディな香りがおすすめな理由とは
ウッディな香りがメンズにおすすめな理由について、くわしく説明します。
年齢を問わず使いやすい?ウッディな香りがメンズにおすすめな理由を解説
ウッディな香りは、森林にいるような香りが特徴です。
全体的にナチュラルで癒されるような香りが多く、ほっと落ち着く雰囲気の香水が多いです。
また、ウッディ系はシトラス系やスパイシー系、フローラル系などと相性がいい香りになります。
香水全体に重厚感や暖かみ、力強さをプラスしてくれます。
そのため、男性向けに多い落ち着いた雰囲気の香りや重厚感のある香りなどが得意です。
また、フローラル系の香りとも相性がいいため、少し華やかだったり、ユニセックスな雰囲気の香りが好きな男性にもおすすめです。
男性でも使いやすいフローラル系を探すときには、ウッディ系の香りとあわせてあるものを探してみてください。
ウッディな香りの香水はとくにどんな男性におすすめ?
香水の中でもウッディ系の香りは、とくに癒される香りや奥行きや深みを感じる香りが好きな男性におすすめです。
また、自然な香りで香水っぽさのあまりない香りを探している人も、ウッディ系がおすすめなのでチェックしてみてください。
お香のような香りがあったり、森林のような香りがあったり、ウッディ系でも香りはさまざまですが、全体的にナチュラルでリラックスできる香りになります。
【バニラ・オリエンタル】ウッディな香りのメンズ向け香水が欲しい!選ぶポイントを解説
ウッディな香りのメンズ向け香水を選ぶポイントを、くわしく説明します。
好みの香りは?ウッディな香りのメンズ向け香水を選ぶポイントとは
ウッディな香りのメンズ向け香水を選ぶときには、使われている香料や香りの強さを調べる野が大切です。
香料ごとに同じウッディ系でも香りが違うだけでなく、あわせる香りによってもウッディな香りの雰囲気が違ってきます。
まずは香調を調べて気になる香りを探したら、どんなウッディ系の香料が使われているのか、どんな香料がウッディ系とあわせてあるのか、調べましょう。
全体の香りの流れをチェックしたら、香りの強さもチェックするのが大切です。
ウッディ系はナチュラルな香りですが、濃厚すぎる香りだと使いにくさを感じる人もいます。
口コミを調べたり、テスターを使ったり、香りの強さを確認してから購入するのも大切です。
ウッディな香りの香水を選ぶときに注意したいことを解説
商品ごとにウッディな香りの香水の雰囲気が変わってくるため、香料の種類だけを見て購入するのはやめましょう。
きちんと商品ごとの香りの特徴を調べ、具体的な匂いを確かめてから購入するのが大切です。
そのためには、なるべくお店で香りをチェックしてから購入するようにしましょう。
お店に行けないときには、口コミなどをできるだけ細かく調べてから購入してみてください。
安いプチプラ商品でも優秀なメンズ向けウッディ系香水ってある?購入の際に注意したいこととは
プチプラで優秀なウッディ系の香水など、香水を購入する際に注意したいことをくわしく説明します。
ウッディ系の香水はプチプラで購入しても大丈夫?
プチプラ香水にもウッディ系はありますが、価格が安い香水だと香りがライトなものが多くなります。
そのため、同じウッディ系でもあまり深みがなかったり、物足りない香りのものもあります。
反対に、ライトなウッディ系が欲しいときには、プチプラのウッディ系のオーデコロンやオードトワレなどもおすすめです。
優秀なウッディ系香水が欲しい!購入時に注意したいこととは
ウッディ系の香水は使われている香料によって香りが大きく違ってくるため、購入時には香りをきちんと確かめましょう。
また、安いと思った香水を購入してみると、内容量がかなり少なく、本当はあまり安くない香水もあります。
香水を購入する際には、内容量や香りをしっかり調べてから購入するのが大切です。
【エルメス・イソップ】優秀でコスパがいい!ウッディ系のメンズにおすすめな香水8選を紹介
ウッディ系のメンズにおすすめな香水8選を、くわしく説明します。
大地と人間の絆を表現した香り「エルメス テール ドゥ エルメス」
こちらは、大地と人間の絆や両社が交わすひそやかな対話、自然や素材との調和を描いた香水です。
人とその起源、源流、創造性を繋ぐ香りになります。
トップノートはオレンジ、シトラス、ウォーターノート、ハートノートはゼラニウム、ベースノートがウッディノート、シダー、パチョリです。
柑橘とペッパー、火打石など、地球に存在する生命が持つものを、ミネラル感あふれる香りで表現しています。
ウッディノートがベースに入っていることで、森林浴を思わせる澄んだ空気や木々の香りを感じられます。
スパイシーさのあるシダーと、土っぽいパチョリの香りが、香水全体に深みや奥行きを出しているのが特徴です。
ヒノキの森を連想させる香り「イソップ ヒュイル オードパルファム」
こちらは、ほのかにエキセントリックで好奇心を掻き立てる香りの香水です。
ヒノキの森を連想させるスモーキーノートが、ほのかにスパイシーな新緑や大地の香りの調和へと変化します。
トップノートはタイム、エレミ、ピンクペッパー、ミドルノートはサイプレス、スウェード、ゼラニウム、ベースノートがベチバー、フランキンセンス、シダーです。
森林浴をしているような癒しの香りは、深みもありながらも爽やかな雰囲気があります。
ウッディな香りの中でも、ヒノキの香りが好きな男性におすすめな香水です。
また、檜の森と苔の香りのようなスモーキーな香りが特徴で、雨上りの庭園を散歩しているような気分になれます。
しっかり深みのある香りのため、大人の男性におすすめな香水になります。
タバコからくゆる煙の渦巻きとパウダリーな残り香「ディプティック オルフェオン」
こちらは、温かみのあるトンカビーンズとシダーの深みのある香り、ジャスミンの豊かな趣、ジュニパーベリーの生き生きとした香りが特徴の香水です。
タバコからくゆる煙の渦巻きと、おしろいのパウダリーな残り香を表現しています。
パリの伝説のバー「オルフェオン」にオマージュを捧げた香水で、1960年代のパリのナイトシーンを彷彿とさせる香りです。
トップノートはジュニパーベリー、ミドルノートはジャスン、シダー、ベチバー、パチョリ、ラストノートがパウダリーノート、ベンゾイン、トンカビーンです。
ジンのようなジュニパーベリーの香りに、華やかなジャスミンのフローラルな香りと、男性的なシダーやパチュリ、ベチバーなどのウッディな香りが合わさります。
こちらの香水のウッディノートは、森林というよりもアンティークな木製の家具のようなレトロな香りになっています。
ノスタルジックなバーを表現したジェンダーレスな香りが気になる人は、チェックしてみてください。
爽やかな木々の香りに包まれた香水「メゾンマルジェラ レプリカ オードトワレ オータム バイブス」
こちらは、爽やかな木々の香りに包まれた旅行先の美しい景色の記憶を呼び起こす香水です。
足元でかさかさと音を奏でる黄金の落ち葉や、感覚を研ぎ澄ます新鮮な空気、何世紀も前に植えられた木々を享受する旅先での贅沢な時間を想起させます。
トップノートはピンクペッパー、コリアンダー、カルダモン、ミドルノートがキャロットシード、ナツメグ、フランキンセンス、ラストノートがシダーウッド、オークモス、バルサム、ラブダナムです。
ウッディでスパイシーな香水は、爽快感がありながらも大地のぬくもりや心地よい森の空気を感じさせてくれる秋にぴったりな香りです。
男性・女性どちらも使えるウッディ系の香水ですが、とくに男性が使いやすい香りになっています。
女性も使えるユニセックスな香りということもあり、若い男性でも使いやすいウッディ系の香水になります。
上質なウードやアガーウッドの香り「バイレード ウード イモーテル」
こちらは、ウードという木材をベースに作られた香りの香水です。
ウードは伝統的なお香や香水に使用され、文化的意義が大きく、世界最古の書物のひとつといわれるインドのサンスクリット語の聖典ヴェーダにもその存在が記されています。
トップノートはインセンス、カルダモン、ハートノートはブラジリアンローズウッド、パピルス、パチュリ、ベースノートがモス、タバコリーフ、ウードです。
イタリアのカプリ島が起源のレモンリキュール「リモンチェッロ」とともに、ウード、パチュリ、パピルス紙の香りが溶け合い、スモーキーでウッディな香りになっています。
タバコとモスが香り全体に不快奥行きをプラスし、ローズウッドなどがエレガントで高貴な香りを加えます。
木の生命力からインスピレーションを受けた香水「ブルガリ マン ウッドエッセンス オードパルファム」
こちらは、木の生命力からインスピレーションを得た、活気あるウッディアロマティックな香水です。
都市と自然という対立しつつも補完しあう二つの世界の強いつながり、力強いグリーンのみずみずしさやウッディノートなどで表現しています。
トップノートはイタリア産シトラス、コリアンダーエッセンス、ハートノートはサイプレスウッド、ハイチ産ベチバーエッセンス、ドライダウンノートがシダーウッド、アンバーグリスアコード、ベンゾインです。
樹木の枝葉を想起させるトップノートから始まり、幹の力強さを表現したミドルノート、木の根のような余韻を残すラストノートに移り変わります。
シトラスとスパイスの弾ける香りのトップノートに、逞しく男性的なウッディノートが重なり、深みのあるグリーン調の香りからスモーキーなベチパーとシダーが顔を出します。
身にまとう森林浴の香り「バウム オーデコロン FOREST EMBRACE」
こちらは、樹木由来の香りをモダンに調合した、身にまとう森林浴のようなオーデコロンです。
森林浴のように穏やかで清々しい香りが、身も心も癒してくれます。
トップノートはカルダモン、ライム、ミドルノートがイランライン、ジャスミン、ローズ、ベースノートがシダーウッド、サンダルウッド、パチュリです。
3種類あるバウムの香水の中でも、FOREST EMBRACEは深い静寂の森で瞑想するような、安らぎの香りです。
樹木や植物のスモーキーで神秘的なハーモニーが特徴で、全体的にすっきりとした若い男性でも使いやすい香水になっています。
ユニセックスな雰囲気のある最近流行りの使いやすいナチュラルな香りは、初めてウッディ系の香水を使う男性にもおすすめです。
シトラスとウッディの香り「モルトンブラウン ブラックペッパー オードトワレ」
こちらは、シトラスとウッディの魅力の両面を引き出した、ブランドのアイコニックフレグランスです。
リッチでスパイシーなノートにベルガモットのソフトなニュアンスのアクセントが加わり、ベースのオークモスなどの深いウッディノートに変化していきます。
トップノートはブラックペッパー、レモン、ジンジャー、ハートノートはコリアンダー、バジル、バイオレットリーフ、ベースノートがベチバー、オークモス、アンバーグリスです。
メンズ寄りのユニセックスな香りで、全体的に温かみがあります。
名前はブラックペッパーとなっていますが、爽やかでフレッシュなだけではない、重厚で優しさを持ち合わせた香水です。
こちらの香りは、香水だけでなくボディウォッシュなどもあるので、気になる人はチェックしてみてください。
ウッディ系の香水はメンズが使いやすくて大人っぽい落ち着いた香りが多い!
香水の香りの中でも、ウッディ系はメンズが使いやすくて大人っぽい香りが特徴です。
落ち着いた深みのある香りが多く、ほのかな甘みのあるものやドライでスモーキーな香りがするものなど、色々な香料があります。
あわせる香料やウッディ系でも香料の種類によって香りが変わってくるため、香水選びはしっかりしましょう。
香水を選ぶときには、ウッディ系でもどんな香料が使われているのか、トップノートからラストノートまでの流れとあわせて細かくチェックするのが大切です。
香料を見ても香りをイメージしにくいときには、口コミも調べてみて下さい。
口コミを調べて香水を絞ったら、最終的にお店で香りを嗅いでから購入するのがおすすめです。
今回紹介したことを参考に、ウッディ系の香水を使ってみてください。