【最新版】アンバーグリスの香りがするおすすめ香水3選!

コラム

香水に使われている香りを調べているときに、アンバーグリスという香料を見かけたことはありませんか?
アンバーグリスとは、いったいどんな香料で、どんな香りがするのでしょうか。
香りの特徴のほかにも、アンバーとの違いなども知りたいですよね。

また、アンバーグリスが入った香水にはどんな特徴があり、どんな人におすすめなのでしょうか。
あわせて、アンバーグリスが入った香水を選ぶポイントもおさえておくと便利です。
ほかにも、具体的にアンバーグリスが入ったおすすめな香水も知りたいですよね。
そこで今回は、アンバーグリスの香りがするおすすめ香水3選とあわせて、アンバーグリスの香りの特徴やアンバーとの違い、おすすめな人や選び方などを紹介します。

そもそも香水にも使われるアンバーグリスって?本物はあまり使われない?

アンバーグリスとはどんなものなのか、くわしく説明します。

香水に使われるアンバーグリスって?どんな香りがするの?

アンバーグリスとは、マッコウクジラの結石のことです。
クジラが食べたタコやイカの硬いクチバシなどが消化されずに結石になったもので、現在は捕鯨が禁止されているため、ほとんどとれなくなっています。

そのため、現在香水に使われているアンバーグリスの香りは、ほとんどが合成香料になります。
アンバーグリスの合成香料の中でも有名なものだとアンブロクサンなどがありますが、香水によって使われているものはさまざまです。

本物のアンバーグリスは仄かに甘く、パウダリーで、独特の海のような潮気をおびた香りがします。
アンバーグリスの合成香料は、この本物の香りを再現した香りになります。

同じ香りじゃない?アンバーグリスはアンバーとは違うの?

もともとアンバーはアンバーグリスを再現した香りでしたが、アンバーという名前が琥珀のイメージと重なり、樹脂系の合成香料も現在では出てきています。
そのため、アンバー系の香りには本物のアンバーグリスとアンバーグリスの合成香料、一般的にアンバーと呼ばれる甘い樹脂系の香りがあります。

そのため、アンバーグリスの香りの香水を探すときには、樹脂系のアンバーの香りではないか、チェックしてから購入するのがおすすめです。
樹脂系のアンバーの中にも、アンバーグリスの香りを再現するために樹脂を使用したものもあるため、香水選びのときには全体の香りの雰囲気まで調べてみてください。

アンバーグリスが入った香水の特徴は?どんな人におすすめ?

どんな人にアンバーグリスが入った香水はおすすめなのか、くわしく説明します。

官能的で魅力的な香り!アンバーグリスが入った香水がおすすめな人とは

独特の潮気のある甘くパウダリーな香りのアンバーグリスは、ムスクと同じように動物由来の香りになります。
魅力的でセクシーな香りになるため、昼間よりも夜や夕方が似合う香水によく使われます。
そのため、大人っぽくて官能的な雰囲気の香水を探している人に、アンバーグリスの入った香水はおすすめです。

アンバーグリスが入った香水を選ぶポイントは?

現在では合成香料が多いアンバーグリスですが、中には本物とはかけ離れた香りのものもあります。
アンバーグリスはラストノートに使われることが多いため、香水の香りを確かめるときには、ラストノートをチェックするのが大切です。
どのタイミングでどのくらいの強さでアンバーグリスの香りが出てくるのか、どんな香りのアンバーグリスなのか、チェックしてから購入しましょう。

香水を選ぶときには、実際に使った人の感想を調べるために口コミを調べるもおすすめです。
それでもイメージがわかないときには、目当ての香水を販売しているお店で、直接テスターを使って香りを確かめてみてください。

【メンズ・レディース】アンバーグリスの香りがするおすすめ香水3選!

アンバーグリスの香りがするおすすめ香水3選を、くわしく紹介します。

アンバーとウッディフローラルの香り「メゾン フランシス クルジャン バカラ ルージュ 540」

引用:Amazon

こちらは、クリスタルメーカーのメゾン バカラ誕生250年を記念して作られた香水です。
優美なジャスミンと爽やかなサフランが、アンバーグリスのミネラルノートと、新鮮なシダーウッドのウッディノートを引き立てます。

トップノートはビターアーモンド、サフラン、ミドルノートはエジプシャンジャスミン、シダーウッド、ラストノートはアンバーグリス、ウッディノート、ムスクです。
香調はウッディアンバーフローラルで、吐息のように肌を優しく包み込んでくれるような香りになります。

バカラのクリスタルガラスの品質を香料で再現した香水ですが、あえてオレンジとマリーゴールド以外は合成香料を使用しているのも、こちらの香水の特徴です。
天然香料では生み出せないクリスタルのような七色の香りが気になる人は、チェックしてみてください。

パワフルなアンバーとローズの香り「クリスチャンディオール アンブルニュイ」

 
 
 
 
 
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こちらは、夜の魅力の中で温かく波のように揺れ動くイメージから作られた香水です。
アンバーとフローラルという大局的な香りが、光と影のはざまで広がる様子は、光によって変化するローズの輝きをまとった、琥珀色のモアレ生地を思わせます。

トップノートはカラブリア産ベルガモット、グレープフルーツ、ミドルノートはターキッシュローズ、ピンクペッパー、ラストノートがラブダナム、シダー、アンバーグリス、パチョリ、ガイアックウッドです。
アンバーのダークな華やかさを放つフレグランスは、やがてベルベットのようなダマスクローズの柔らかなトーンに包まれます。
大胆でありながら贅沢で洗練された香りは、官能的で魅力的なオーラを放っています。

シトラス調の花々の軽やかな香り「ブルガリ マン ウッド ネロリ」

 
 
 
 
 
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こちらは、シトラス調の芳香を放つ花々を主役に、オリジナルの香りを軽やかにアレンジしたブルガリマンのニューエディションです。
ネロリとベルガモットの爽やかでみずみずしい香りから始まり、フレッシュで上品なシダーやプリオール、オレンジブロッサムの香りに変化します。
ベースになるアンバーグリスやウッディ、ムスクの甘さに、ドライなレザーが合わさります。

トップノートはネロリ、ベルガモット、ハートノートはオレンジブロッサム、シダーウッド、キプリオールオイル、ベースノートがウッディノート、アンバーグリス、ホワイトムスク、レザーです。
ブルガリに息づく地中海の伝統からインスパイアされた香りで、輝く太陽のような香水になっています。

アンバーグリスは本物と合成香料では香りが若干違う!香水を選ぶときにチェックしてみよう

本物のアンバーグリスは貴重なため、現在ではほとんどが合成香料になっています。
本物のアンバーグリスを使用している香水は高級で高価なものが多く、値段もその分あがりやすいです。
しかし、本物のアンバーグリスにしか出せない深みのある魅惑的な香りが特徴です。
合成香料としてはアンブロサクサンが有名で、アンバーグリスではなくアンブロクサンと表記されていることもあります。

また、アンバーグリスではなくアンバーと表記されたものの中には、アンバーグリスとはかけ離れた香りのものあるため、注意が必要です。
通常、アンバーグリスはアニマルノートですが、ウッディ系の甘い樹脂の香りがするアンバーなどもあります。
購入する際にはどんなアンバーの香りがするのか、チェックしてから購入しましょう。
今回紹介したことを参考に、アンバーグリスの香りがする香水を試してみてください。

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