オードトワレは、香りの強さや持続時間がほどよく、初めて香水を使う方にもおすすめのフレグランスです。
しかし、付け方を誤ると香りが強すぎたり、すぐに飛んでしまったりすることもあります。
そこで本記事では、「オードトワレの付け方」の基本から、幅広く解説します。
ぜひ、自分に合った方法でオードトワレを使いこなし、香りを最大限に楽しみましょう。
オードトワレとは?
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オードトワレは、香水の中でもエタノールや水の割合が高く、香料の濃度が5~10%ほどのものを指します。
パルファンやオードパルファムほど濃度が高くないため、爽やかな香り立ちを楽しみやすいのが特徴です。
また、持続時間は3~4時間ほどとされ、オンとオフどちらのシーンにも取り入れやすい点が魅力です。
オードトワレの基本的な付け方
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まずはオードトワレを付ける際の基本的な手順をご紹介します。
- シャワー後の清潔な肌に付ける:余分な汗や皮脂がない状態で付けると、香りがよりクリアに立ち上がります。
- 少量を目安に:オードトワレは濃度が低めですが、付けすぎると香りが強くなりすぎる場合もあります。
- 脈打つ部分を狙う:首筋や手首、耳の後ろなど、体温が高く血流の多い部位に付けることで香りが広がりやすくなります。
- すり合わせない:手首などにスプレーした後にこすり合わせると、香りの変化が早まり持続力が落ちる原因になります。
男女別のオードトワレの付け方のポイント
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オードトワレを楽しむ上で、男性と女性では意識したいポイントが異なる場合があります。
それぞれのコツを押さえて、より洗練された香りの演出を目指しましょう。
男性 | 女性 |
---|---|
爽やかな印象を与えるため、首筋や胸元などに少量付けるのがおすすめ。 ビジネスシーンでは、控えめなシトラス系やウッディ系を中心に。 | 女性らしさを演出するには、耳の後ろやうなじなどがおすすめ。 フローラル系やフルーティ系ならやわらかな印象に。 |
スプレータイプとロールオンタイプの使い分け
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オードトワレには、スプレー式で香りをふわっと広げるタイプと、ロールオンのように肌に直接塗布するタイプがあります。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、シーンや好みに合わせて使い分けると良いでしょう。
- スプレータイプ:肌から少し離してスプレーすることで、広範囲に香りが付着しやすい。
付けすぎに注意しながら、空気中にワンプッシュしてから香りの霧をくぐる方法も人気です。 - ロールオンタイプ:首筋や手首などピンポイントに塗りやすく、香りの量を調節しやすい。
持ち運びしやすいため、外出先でのつけ直しにも便利です。
オードトワレを長持ちさせるコツ
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オードトワレの香りを長く楽しむためには、次のような工夫も大切です。
- 肌の保湿をする:乾燥した肌よりも、しっとりと保湿された肌のほうが香りが定着しやすくなります。
- 同系統のボディケアアイテムを使う:ボディソープやボディクリームを同じ系統の香りにすると、相乗効果でオードトワレの香りをより長く楽しめます。
- 直射日光や高温多湿を避ける:保管場所が高温や湿度の高い場所だと香りが変化しやすいため、涼しく暗い場所に保管しましょう。
まとめ
オードトワレは濃度が低めで扱いやすく、初めて香水を使う方から上級者まで幅広く愛されるフレグランスです。
正しい付け方を知ることで、香りを強調しすぎず洗練された印象を与えることができます。
男性は首筋や胸元に少量、女性は耳の後ろやうなじなどにやわらかく付けると、程よく香りが広がるでしょう。
スプレータイプとロールオンタイプも上手に使い分ければ、さらに香りを楽しむ幅が広がります。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った付け方を見つけてみてください。