香水を使うとき、商品ごとに付けたときの広がり方が違うと感じたことはありませんか?
今回は、香水の種類や持続時間を踏まえた効果的な使い方を解説します。
【SHIRO・ジョーマローン】種類によって効果時間が変わる?香水の香りの持ちについて解説
種類によって効果時間が変わる理由など、香水の香りの持ちについて、くわしく説明します。
香水は種類によって持続時間が変わる?その理由とは
香りの濃度によって、香水は大きく4つの種類に分かれます。
一番香りの濃度が低いものがオーデコロン、次に香りが濃いものがオードトワレ、さらに香りが濃くなるとオードパルファン、一番香りが濃いものがパルファンです。
香りの濃さによって、香水の持続時間も変わります。
種類ごとに入っている香料の量が違ってくるため、ワンプッシュしたときに肌に付着した香水に含まれる香料の量も変化します。
香りは揮発することで広がるのも特徴で、香水に含まれる香料が多いと、その分香りが飛ぶまでの時間は伸びますよね。
そのため、濃度に違いがある香水は、種類ごとに持続時間が変化します。
一番持続時間が長い香水がパルファン、その次がオードパルファンです。
さらに持続時間が短いものがオードトワレ、一番持続時間が短いものがオーデコロンになります。
種類だけでなく香水は香りの傾向でも持続時間が変化する?
オードトワレやオードパルファンなどの香水の種類だけでなく、香水は香りの傾向によっても持続時間が変化します。
爽やかで揮発性の高いシトラス系やフルーティ系の香りは持続時間が短く、バニラやムスク、甘さのあるフローラル系のような重めの香りは持続時間が長めです。
そのため、オードトワレでも甘さのある香りだと、さっぱりした香りのオードパルファンよりも香りが長持ちすることがあります。
反対に、オードパルファンでも香りが軽いものだと、持続性があまりないこともあるので、注意が必要です。
香水を選ぶときには、種類とあわせて香りの傾向まで調べておきましょう。
使用する環境でも香水の持続時間は変化する?日本で使用する際の注意点とは
香水は種類や香りの傾向だけでなく、環境でも持続時間が変化します。
香りが広がりやすい湿度が高めな日本だと、乾燥した外国よりも香りの持ちが比較的よくなることが多いです。
しかし、重たい香りだと湿気の多い日本の場合は香りが広がりすぎて、きつく感じることもあります。
そのため、乾燥した海外に合わせて作られた香水を使用するときには、事前に香りの強さまで確かめておくのが大切です。
香水の種類によっておすすめな使い方が変わる!効果的なつけ方とは
種類などに合わせた香水のおすすめな使い方について、くわしく説明します。
ほどよく香りをまとえる!香水のおすすめな使い方を解説
香水を使うときには、まずは香水の種類を確認しましょう。
オードトワレやオーデコロンのような香りが控えめなものは、上半身に付けるのがおすすめです。
オードパルファンやパルファンのように香りが濃いものは、下半身に付けてみましょう。
香りの傾向にもよりますが、匂いは下から上に広がっていくもののため、その特徴を踏まえてつける場所を変えることが大切です。
太い血管が近い場所は体温が高く、香水の香りを広げやすくなるので、付ける場所の参考にしてみてください。
効果的に香水を使うために注意したいこととは
香水を効果的に使うためには、付けすぎには注意しましょう。
あまり濃度が高くない香水は付けすぎる失敗をしにくいのがメリットですが、大量に付ければ当然香りが強くなりすぎます。
持続時間を長くしたいからと言ってたくさんつけると、周囲の迷惑になる可能性もあるので、適量をつけるのが大切です。
また、反対に香りが初めから濃いものは下半身に少量だけつけるなど、量にも注意しましょう。
香水を効果的につけるためには商品ごとの特徴をおさえることが大切!
種類ごとに香水は持続時間が違ってくるだけでなく、使ったときの香りの強さや広がり方も違ってきます。
そのため、香水を使うときには、商品ごとの特徴をおさえることがとても大切です。
今回紹介したことを参考に、それぞれの香水に合わせて効果的に使ってみてください。