ジェニファー・ロペスがプロデュースする香水のなかでも、長く人気を集めている「スティル(Still)」。
アールグレイティーと日本酒という個性的な組み合わせから、「紅茶の香水」として名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
一方、通販ではさまざまな価格で販売されているため、「安いスティルは偽物なの?」「正規品と並行輸入品はどう見分ける?」「リングが付いていないものは偽物?」など、不安に感じる人もいるようです。
そこで今回は、ジェニファー・ロペス「スティル」の香りや口コミ、偽物が心配なときに確認したいポイント、現在の販売状況を詳しく紹介します。
ジェニファー・ロペス「スティル」はどんな香水?

「スティル ジェニファー・ロペス オードパルファム」は、2003年に発売されたウィメンズフレグランスです。
日本のブランド公式ショップでは「センシュアル フローラル」と紹介されており、爽やかな紅茶や日本酒から、華やかな花々、温かみのあるムスクやサンダルウッドへと変化します。
基本情報をまとめると、以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | スティル ジェニファー・ロペス オードパルファム |
| 発売 | 2003年 |
| 種類 | オードパルファム |
| 香調 | センシュアル フローラル |
| サイズ | 30mL・50mL・100mL |
| 生産国 | フランス |
ボトルは丸みのあるフォルムにダイヤモンドのようなカットが施されたデザイン。
かわいらしさがありながら、落ち着きや知性を感じさせる雰囲気に仕上げられています。
スティルは「紅茶×日本酒」が印象的な香水

スティルの大きな特徴は、アールグレイティーと日本酒を組み合わせたトップノートです。
ブランド公式ショップで案内されている香りの構成はこちら。
トップノート
アールグレイティー・ホワイトペッパー・マンダリン・日本酒
ハートノート
ワイルドジャスミン・ピンクフリージア・ハニーサックル・ローズ・オレンジブロッサム
ベースノート
ムスク・オリス・サンダルウッド・アンバー
一吹きすると、まずアールグレイの爽やかさにマンダリンの明るさが重なります。
そこにホワイトペッパーのスパイシーさと、日本酒を思わせるやわらかなニュアンスが加わるのがスティルらしいところです。
ジェニファー・ロペス「スティル」はどんな人におすすめ?

スティルは、特に次のような人におすすめです。
- 紅茶系の香水が好き
- 甘すぎる香水が苦手
- 爽やかさと女性らしさを両方楽しみたい
- フローラルだけでは物足りない
- オフィスでも使いやすい香水を探している
- 少し個性的な香りを取り入れたい
アールグレイやマンダリンの爽やかさがありながら、フローラルやムスクも感じられるため、フレッシュ系と甘めの香りの中間を探している人にも選びやすいでしょう。
公式上はウィメンズフレグランスですが、香水は性別に関係なく好みで選べます。
紅茶・ウッディ・ムスク系が好きな男性が使っても違和感の少ない香りです。
スティルの持続時間はどのくらい?

スティルはオードパルファムで、大体の持続時間の目安は4~7時間ほどです。
ただし、香水の持続時間は、
- つける量
- つける場所
- 気温や湿度
- 肌質
- 服につけるか肌につけるか
などによって変化します。
「朝つければ必ず夜まで香る」と断定するのではなく、4~7時間程度をひとつの目安として考えるとよいでしょう。
口コミは?スティルの評判をチェック

スティルは発売から20年以上経った現在も口コミが投稿されています。
2026年のアットコスメの口コミを見ると、
「爽やかで普段使いしやすい」
「甘すぎない紅茶系の香り」
「幅広い年代で使いやすい」
といった評価が見られます。
一方で、
「思ったよりフローラルが強い」
「自分の肌では紅茶っぽく香らなかった」
と感じる人もいます。
「アールグレイの香水」と聞いて、ストレートな紅茶の香りを想像して購入するとイメージと違う可能性があります。
スティルはあくまで、紅茶・日本酒・フローラル・ムスクなどを組み合わせたフレグランス。
できれば少量を試してからフルボトルを購入するのがおすすめです。
ジェニファー・ロペス「スティル」の見分けに注意?

通販でスティルを検索すると、販売店によって価格やパッケージが違うため、「偽物なのでは?」と心配になる人もいるかもしれません。
しかし、個人が外箱やバーコード、香りだけを見て真贋を確実に判定するのは難しいです。
特に、次のポイントだけで「偽物」と判断するのは避けましょう。
「バーコードが違う=偽物」ではない
以前はネット上で、「バーコードが3414200150026なら正規品」といった情報が見られました。
しかし、この番号は100mLの商品で確認されているコードです。
50mLでは「3414200150019」、30mLでは国内流通品に「4941547576541」、並行輸入商品にはさらに別のJANが確認されています。
つまり、容量や流通経路によってコードが異なるため、特定のバーコードだけを正規品の証拠にすることはできません。
リングが付いていないから偽物とは限らない
古いスティルのボトルには、ボトルネックにリング状の装飾が付いた仕様も知られています。
しかし、現在のブランド公式ショップの商品説明ではリングを正規品の条件として案内していません。
香水は長期間販売されている間に外箱やボトルなどの仕様が変更されることがあります。
そのため、「リングがない=偽物」と判断するのも避けたほうがよいでしょう。
香りが違うだけでは偽物と断定できない
「以前使っていたスティルと香りが違う」という場合も、それだけでは偽物とは判断できません。
香水は、
- 製造時期
- 保管状態
- 開封後の経過期間
- 高温や直射日光による劣化
- 肌につけたときの香り方
などによって印象が変わることがあります。
明らかな異臭や液漏れ、変質などがある場合は使用を控えるべきですが、「前より少し違って感じる」という理由だけで偽物とは断定できません。
偽物が心配なときは「商品そのもの」より販売経路を確認

では、通販で購入するときは何を確認すればよいのでしょうか。
ポイントは、販売者や輸入販売元など、流通経路を確認することです。
日本国内で事業者が輸入化粧品を販売する場合、並行輸入品であっても法令に基づいた表示などが必要です。厚生労働省も、並行輸入化粧品について輸入販売業者による品質確認や必要な表示を求めています。
購入するときは、
- 販売会社の情報が明記されている
- 国内の輸入販売元が確認できる
- 商品説明が極端に曖昧ではない
- 返品・問い合わせ先が明確
- 信頼できるショップから購入する
といった点をチェックしましょう。
価格だけで選ばず、販売元まで確認することが大切です。
フリマアプリなど個人間取引の場合は、購入経路や保管状態を確認しにくいケースもあります。
正規品と並行輸入品は何が違う?

「並行輸入品=偽物」と思われることがありますが、これは別の話です。
一般に正規輸入品は、ブランドが認めた国内代理店などを通じて輸入・販売される商品。
一方、並行輸入品は、それとは別のルートで海外の流通商品を事業者が輸入したものを指します。
並行輸入化粧品にも、日本で販売する際には法令上必要な手続きや表示があります。
ただし、「並行輸入品なら必ず正規輸入品と外箱・成分・仕様まで完全に同じ」とは限りません。
海外向けと日本向けでパッケージなどに違いがある可能性もあるため、正規輸入品と見た目が違うだけで偽物とは判断しないようにしましょう。
スティルの価格は?30mL・50mL・100mLをチェック

2026年9月現在、ブランド公式ショップ「U.HEALTH&BEAUTY ONLINE」では、以下の価格で掲載されています。
| サイズ | 公式掲載価格 |
|---|---|
| 30mL | 8,250円(税込) |
| 50mL | 9,900円(税込) |
| 100mL | 11,550円(税込) |
2026年9月7日に確認した時点では、公式ショップでは3サイズとも在庫切れとなっています。
在庫や価格は変動するため、購入時に最新情報を確認してください。
スティルはどこで買える?

スティルは現在も日本国内で流通しています。
ただ、店舗によって香水の取扱商品や在庫は大きく異なるため、実店舗で購入したい場合は事前に問い合わせるのがおすすめです。
また、楽天市場やYahoo!ショッピングなどでも正規流通品・並行輸入品が販売されています。
購入する場合は、価格だけでなく販売元・輸入販売元・ショップの情報まで確認しましょう。
スティルに似てる香水はある?

スティルとまったく同じ香りではありませんが、「紅茶系」という共通点から比較されやすい香水があります。
ブルガリ「プールオム オードトワレ」

ブルガリの「プールオム オードトワレ」は、ダージリンティーとムスクを軸にしたウッディフローラル。
スティルにもティー・ペッパー・ムスク・ウッディ系の要素があるため、爽やかな紅茶感や落ち着いたムスクが好きな人には比較しやすい香水です。
ただし、スティルのほうがジャスミンやローズなどフローラル感が強く、プールオムはよりすっきりとしたウッディ・ティー系。
2026年現在、ブルガリ公式では100mL・19,470円(税込)で販売されています。
ジョー マローン ロンドン「アールグレー & キューカンバー コロン」

より「アールグレイ」というテーマを楽しみたいなら、ジョー マローン ロンドンの「アールグレー & キューカンバー」も候補です。
ベルガモットを中心としたアールグレイに、みずみずしいキューカンバー、ビーズワックス・バニラ・ムスクを組み合わせています。
スティルとは香りの構成がかなり異なりますが、どちらも紅茶のニュアンスを楽しめる香水。
「スティルの紅茶感が好きで、別のティーフレグランスも試したい」という人におすすめです。
スティル以外のジェニファー・ロペス香水もチェック

ジェニファー・ロペスでは、スティル以外にもさまざまな香水が現在販売されています。
代表的なのが、ブランド初期から知られる「グロウ バイ ジェイロー」。
現在の公式商品では、グレープフルーツからジャスミン、アンバーへと変化する、シャワー後の素肌をイメージしたシアーフローラルとして紹介されています。
そのほか、
- ワン
- プロミス
- ジェイラブ
- ジェイラスト
- ジェイリュクス
- エンデュアリング グロウ
なども公式ラインナップに掲載されています。
スティルの紅茶系とは違う香りも多いので、ブランドが気に入った人はほかのラインもチェックしてみてください。
まとめ|スティルの偽物はバーコードだけでは見分けられない!

ジェニファー・ロペスの「スティル」は、アールグレイティーと日本酒の個性的なトップから、華やかなフローラル、温かみのあるムスクやサンダルウッドへと変化するオードパルファムです。
発売から20年以上経った現在も、紅茶系香水として多くの口コミが寄せられています。
一方、偽物が心配だからといって、
「このバーコードなら本物」
「リングがないから偽物」
「前と香りが違うから偽物」
といった方法だけで判断するのはおすすめできません。
容量や流通ルートによってバーコードやパッケージが異なる場合があり、長く販売されている商品では仕様変更が行われることもあります。
安心して購入したいなら、商品だけを見比べるよりも、販売会社・輸入販売元・購入経路が明確なショップを選ぶことが大切です。
紅茶の爽やかさとフローラルの華やかさをあわせ持つ香りが気になる人は、まず少量からスティルを試してみてくださいね。


