香水を選んでいるとき、パルファムやトワレなどと書かれているのを見たことはありませんか?
商品名が同じなのに、オードパルファムとオードトワレの2種類あることも多いです。
では、パルファムやトワレとは、どんな香水なのでしょうか。
それぞれの香水の違いをおさえることで、香水選びが楽になります。
また、パルファムやトワレなど香水を選ぶときの具体的なポイントも知りたいですよね。
選び方とあわせて、香水の種類ごとのおすすめな使い方も知っておくと便利です。
ほかにも、香水を購入する前に調べておきたいことなどもおさえておくのがおすすめです。
そこで今回は、パルファムやトワレなどの香水の種類ごとの違いや選び方、使い方のポイント、購入前に調べておきたいことなどをあわせて紹介します。
【ロエベ・シャネル・ミスディオール】パルファムとトワレの違いって?香水の種類を解説
パルファムとトワレの違いなど、香水の種類について、くわしく説明します。
香水は種類によって香りの濃さが違う?どんなものがある?
気になる香水を見つけたときに、よく調べてみるとオードパルファムやオードトワレなど、いくつかの種類に分かれていることがありますよね。
香水は含まれる香料の濃度によって、種類が分かれています。
そのため、香水を購入する際には種類まで調べておく必要があります。
大きく分けると、香水の種類は4つです。
一番香りが濃いものがパルファム、二番目に香りが濃いものがオードパルファム、三番目に香りが濃いものがオードトワレ、一番香りが控えめなものがオーデコロンになります。
それぞれ香りの濃さだけでなく、付けたときの香りの広がり方や持続力なども違ってくるため、購入する際には注意が必要です。
一番香りが濃いパルファムは、濃度が15~40%もあります。
オードパルファムは濃度が8~15%、オードトワレは5~8%、オーデコロンは3~5%程度のものになります。
一番香りが控えめなオーデコロンだと、香りの持続力は2~3時間程度とかなり短いため、一日中香りを楽しみたいときにはつけ直しが必要です。
反対に一番香りが濃いパルファムはワンプッシュでもしっかり持続するだけでなく、香りがかなり強めです。
それぞれ香りの広がり方や持続力に違いがあるため、適切な種類を選びましょう。
パルファムは最近ほとんどない?香水の種類ごとにおすすめな人を解説
香水の中でも一番香りが濃いパルファムですが、最近はナチュラルな香りが人気ということもあり、あまり生産されなくなってきています。
しかし、パーティなどの華やかな場に付ける香水としてはおすすめです。
さらに使いやすくて程よく深みのある香りを楽しみたいなら、オードパルファムをチェックしてみてください。
オードパルファムはシーンや環境に合わせて選べば、オフィスからプライベートまで香りを気軽に楽しめます。
普段使い用としておすすめな種類なので、香水の深みを楽しみたい人におすすめです。
オードトワレは、オードパルファムよりもラフに香りを楽しみたい人におすすめな種類になります。
カジュアルに香りを楽しめるため、香水初心者さんでも使いやすいのが、オードトワレのメリットです。
オーデコロンは、さらにカジュアルで軽い香りになります。
さらっと香りをまとえるため、あまり香水を使いなれない人だけでなく、リラックスしたいときや香水をつけにくいシーンにもおすすめです。
使われている香料が違う?パルファムやトワレなど香水を選ぶときのポイントとは
パルファムやトワレなど、香水を選ぶときのポイントについて、くわしく説明します。
香水を購入する時には種類を調べるのが大切!同じ名前でも違う香りのものも
含まれる香料の濃度だけでなく、香水は種類ごとに香料自体が違ってくることも多いです。
香りの濃さに合わせてよりまといやすい香りのバランスに調香されているため、香水ごとにそれぞれ微妙に香りの構成が変わってきます。
そのため、香水を購入する際には、オードトワレやオードパルファムなど種類ごとの具体的な香りを調べるのが大切です。
同じ香りだからといって、一種類だけの香りを具体的に調べ、きちんと自分に合った香水を選びましょう。
また、香水の種類ごとに香りが違ってくるため、購入する際にはきちんと香水の名前だけでなく種類まで調べることも大切です。
香水の商品名には、オードパルファムならEDP、オードトワレならEDTなど省略して書かれていることもあるので、チェックしてみてください。
パルファムやトワレなど香水を選ぶときのポイントは?
香水を選ぶときのポイントは、次の通りです。
- 香りの種類
- 香りの構成
- 香りの評判
- 実際の香り
まず、オードパルファムやオードトワレなどの種類を確認し、大まかな香りの濃さをイメージしておきましょう。
そのうえで、香りの構成を調べ、具体的な香りをイメージしていきます。
香りのイメージを広げたいときには、香水の口コミを調べるのもおすすめです。
実際に使った人の感想を調べることで、より香りを具体的にイメージしやすくなります。
また、お店のテスターを使って実際の香りを確かめるのもおすすめです。
口コミだけだと、香りは想像になってしまうため、どうしても実際に付けたときにイメージと違ったと後悔することがあります。
テスターの香水を実際に肌に付けて香りを確かめることで、香水選びに失敗しにくくなります。
とくに香水の種類を選ぶときには、香りの立ち方や濃さの違いを確かめるのが大切です。
口コミやテスターを上手く利用し、より具体的に種類ごとの違いを確認しましょう。
【タムダオ・アリュール・ブルードゥシャネル】オードパルファムやオードトワレなど種類ごとの使い方を紹介
オードパルファムやオードトワレなど、種類ごとの使い方を詳しく説明します。
香りの濃さによって付け方が変わる?香水の種類ごとのおすすめな使い方とは
種類ごとに香水はおすすめな使い方が違ってくるため、購入する前に確認しておきましょう。
つける場所や付ける量によって、香りの広がり方や周囲への影響などが変化するので、とくに仕事でも香水を使いたい人は気を付ける必要があります。
まず、香りの濃度が低めなオードトワレやオーデコロンの場合は、ウエストよりも上の位置に付けるのがおすすめです。
手首や肘の内側や肩、首筋などに1~2プッシュして使うと、ほどよく香りをまとえます。
数か所に分けてつけてもいいのですが、環境やシーンによって、量は調節しましょう。
香りが深めなオードパルファムやパルファムの場合は、ウエストよりも下の位置につけるのがおすすめです。
ウエストやひざ裏、足首などに1~2プッシュすることで、うまく香りを広げやすくなります。
しかし、パルファムの場合はかなり香りがきついものが大半なので、足首に一滴たらす程度でもちょうどいいことが多いです。
とくに濃いめの香水の場合は、香りの濃さや環境に合わせ、付ける量をしっかり調節しましょう。
また、基本的に香水は太い血管の近くに付けることで、香りを上手く広げやすくなります。
太い血管の近くは体温が高く、香りを広げやすくなっているため、きちんとつける場所にもこだわりましょう。
反対に汗をよくかく場所や紫外線が良く当たる場所には、あまり香水を付けないようにするのがおすすめです。
汗をよくかく場所につけると、体臭と混ざり、香水の匂いが変化しやすくなります。
紫外線が当たる場所は肌に染みができやすくなる可能性があるため、避けるのがベターです。
香水の種類によって香りの持続時間も変わる!つけ直しが必要なものも?
種類によって香水は香りの広がり方が変わるだけでなく、持続時間も変化します。
一番香りが控えめなオーデコロンだと持続時間がかなり控えめなため、外出時間が長いときには、つけ直して使うのがおすすめです。
香りが消えるタイミングに合わせてつけることで、一日中しっかり香りを楽しめます。
オーデコロンだけでなく、オーデトワレも付け直して使用するのがおすすめです。
とくに香りが控えめで爽やかな香りの場合は香りの持続時間が短いので、アトマイザーなどに詰め替えたものを持ち歩き、つけ直して使ってみてください。
持続時間が短いからといって、初めからたくさん香水をつけるのはNGです。
適切な量を適切なタイミングで付けることで、最大限香水の匂いを楽しめます。
【チャンスオータンドゥル・ブルー ドゥ シャネル・ココ マドモアゼル】パルファムやトワレなど香水を使い分けるポイントは?
パルファムやトワレなど香水を使い分けるポイントについて、くわしく説明します。
香水を種類ごとに使い分けるポイントは?
オードパルファムやオードトワレなど、同じ香りでも種類が分かれている商品があります。
それぞれ香りの広がり方が違ってくるため、一種類ではなく複数の種類を購入し、使い分けるのもおすすめです。
香りの濃いオードパルファムはプライベートで使い、オードトワレはオフィス用など、使い分けることで、環境に合わせて香りを楽しめます。
香水を使いづらいシーンやあまり強い香りをまとえないシーンでは、香水の使い分けがおすすめです。
とくに甘めな香りは香りが濃いとシーンに寄っては使いづらいので、使い分けを検討してみてください。
種類ごとに香水を使い分けるときには、シーンや環境に合わせるのが大切です。
華やかなシーンなら衣装に合わせ、深みのある香りがおすすめです。
ビジネスシーンなら、きちんと感を出すために落ち着いた香りやナチュラルで軽い香りを選びましょう。
また、季節によっても香りの広がり方が違ってきます。
濃厚な香りは寒い時期に、軽い香りは暖かい季節の方が使いやすいので、参考にしてみてください。
ただし、香りが甘くて濃厚な構成のオードトワレだと春夏でも使いにくかったり、香りが爽やかなオードパルファムだと春夏でも使いやすいものもあります。
香水の種類や香りの構成などを考慮し、商品を選びましょう。
パルファムやトワレなど香水は使用感も違ってくる?購入前に調べておきたいことを解説
香水を購入する前に確かめたいことについて、くわしく説明します。
同じ名前で種類だけが違う!香水を購入する前に確かめたいこととは
香水を購入する前に確かめておきたいのが、香水の種類と具体的な香りです。
オードパルファムやオードトワレなどの香りの種類をチェックし、大まかに香りの深さをイメージしましょう。
同じ名称の香水でも、種類によって香りが違ってくるため、とくに数種類ある香水を購入する際には注意が必要です。
香水の種類を選ぶときには、香りの濃さだけに注目するのではなく、より具体的な香りを確かめる必要があります。
香りを具体的にイメージするためには、口コミをチェックしたり、テスターを使って香りを直接確かめるのがおすすめです。
特に手軽にできるのが、口コミを調べる方法です。
人気のある香水なら口コミも多くあるので、まずは実際に香水を使った人の感想をチェックしてみてください。
その後、できればブランド店などに行き、テスターで直接香りを確かめるのがおすすめです。
香水の口コミを調べる時のポイントは?
口コミは実際に香水を使った人が書き込むものですが、香りの感じ方は人によって違ってきます。
そのため、口コミを調べるときには、あくまでも個人の感想だということを念頭に置いておきましょう。
とくに香りの濃さや甘さの感じ方には、香水を使いなれている人や使い慣れていない人、好みなどによって感想に違いが出やすい部分です。
また、香料それぞれにも苦手、得意があり、感想は変わってきます。
そのため、香水の口コミを調べるときには、良い・悪いではなく、客観的な香りのイメージを調べるのが大切です。
テスターを使って香りを確かめるポイントを解説
口コミはあくまでも個人の感想のため、より具体的な香りを確かめたいときには、テスターを使うのがおすすめです。
肌質や体温などによって香りの立ち方が変わってくるため、テスターを使うときには、できれば地肌に付けましょう。
また、付けたての香りだけでなく付けてから時間が経ったときの香りまで調べることで、より具体的な香りをチェックできます。
付けたときの香りが違う!香水を選ぶときにはパルファムやトワレなど種類を確認しよう
香水を選ぶときには、名前が同じでもオードパルファンやオードトワレなどの種類もしっかり確認するのが大切です。
それぞれ種類によって香水は香りの濃度が違ってくるだけでなく、入っている香料も微妙に変わってきます。
そのため、付けたときの香りの立ち方や広がり方、雰囲気なども違います。
種類によって香りが変わってくることもあり、香水を選ぶときには香水の種類ごとに調べるのが大切です。
オードトワレやオードパルファムなど、種類ごとに口コミを調べたり、テスターを使ってみたり、それぞれの香りを具体的に調べていきましょう。
種類ごとにしっかり香りを調べることで、より好みに合った使いやすい香水を見つけられます。
今回紹介したことを参考に、パルファムやトワレなど香水の種類をチェックしてみてください。